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㉟中古物件を買うときの注意点『超ど素人がはじめる不動産投資』に学ぶ不動産投資の基礎知識

不動産投資のはじめの一歩を踏み出しやすくするべく、2019年1月に翔泳社から出版した『超ど素人がはじめる不動産投資』のなかでも人気のコンテンツを動画や音声にしてYouTubeに公開しました。

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中古物件を買うときの注意点『超ど素人がはじめる不動産投資』に学ぶ不動産投資の基礎知識

みなさんこんにち。『超ど素人がはじめる不動産投資』の著者の弦本卓也です。

今回は、不動産投資をするときに、中古物件で注意をする点についてお話ししたいと思います。

中古物件は、新築とは異なり、建築から時間が経過しているため、注意するべき点が多いです。

まずは、築年数が古い場合の耐震基準について確認しましょう。

耐震基準とは、震災への対策として国が定めている建築のルールです。

耐震基準は時代とともに強化されていますが、1981年6月1日より前に立った物件は旧耐震基準の物件と呼ばれています。

旧耐震基準の物件は、その後の耐震基準をクリアできていない場合があります。

ただし、物件によっては、その後に耐震補強工事などをおこない、新耐震基準を満たしている場合もあります。

旧耐震基準の物件は、ローンが通りづらいこともありますので、注意が必要です。

マンションやビルなどの場合には、12年に1度を目安に外壁などの大規模修繕を行います。

そのため、修繕積立金と呼ばれるお金を毎月各部屋から集金して、積み立てをしています。

しかし、修繕積立金の滞納などで正しく
金額が積み立てられていない物件があります。

将来的に、大規模修繕ができないことや、追加で一時金の支払いを求めることがありますので、注意が必要です。

また、自殺や殺人などの事件のあった物件は、周辺の相場よりも割安で売られていることがあります。

売る側には「告知義務」と呼ばれる、伝える義務がありますが、将来的に賃貸を行う場合にも、今度は自分が告知をしなければなりません。

告知義務は告知することが義務付けられていますが、忘れずに聞くようにしましょう。

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ご視聴ありがとうございました。

また次の動画でお会いしましょう。

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ABOUT US
弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。