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㉓不動産投資で物件の価格を試算する方法『超ど素人がはじめる不動産投資』に学ぶ不動産投資の基礎知識

不動産投資のはじめの一歩を踏み出しやすくするべく、2019年1月に翔泳社から出版した『超ど素人がはじめる不動産投資』のなかでも人気のコンテンツを動画や音声にしてYouTubeに公開しました。

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不動産投資で物件の価格を試算する方法『超ど素人がはじめる不動産投資』に学ぶ不動産投資の基礎知識

みなさんこんにちは。『超ど素人がはじめる不動産投資』の著者の弦本卓也です。

今回は、物件の価格を自分で試算する方法について紹介をします。

不動産には定価がありません。

そのため、第三者の立場から公平により正確に金額を算出します。

基準となる計算方法は、主に3つあります。

物件の価格を試算する方法には、原価法、取引事例比較法、収益還元法の3つがあります。

原価法による試算では、土地と建物の価格をそれぞれ試算して合計する方法をとります。

土地の価格に関しては、路線価や公示価格、相続税評価額、固定資産評価額などといわれる、税金の計算の基準になっている金額を使用します。

行政が試算する不動産の価格は、実際の相場よりも低く計算されているので、乖離率をふまえて計算します。

また、建物の価格に関しては、再調達価格と呼ばれる、仮に建てなおしたときの建築の価格をもとに計算します。

このとき、住宅であれば木造で22年、
鉄骨造で34年、鉄骨鉄筋コンクリート造で 47年などと、あらかじめ決められた耐用年数と呼ばれる会計上の建物の寿命と建物全体の床面積の 大きさを加味して建物の金額を試算します。

他にも、取引事例比較法という、周辺で売り出されている物件の価格を参考にする方法や、収益還元法という想定される利回りから逆算して計算する方法があります。

また、より公式に不動産の価格を算出したい場合には 専門家である不動産鑑定士に評価を依頼します。

算出した金額をもとに、価格交渉を行うこともあります。

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ご視聴ありがとうございました。

また次の動画でお会いしましょう。

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ABOUT US
弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。