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経済投資YouTuber高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート
2020年1月以来、コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、株式市場の暴落やその後の乱高下で市場が騒がれています。
そのような状況のなかで、高橋ダンさんのYoutubeチャンネルでは、市場予測の的中の精度が高いだけでなく、鋭い観点や幅広い知識をもとに本質的な経済予測や投資手法が学べると思い、今回勉強ノートを作成することにしました。
とくに、高橋ダンさんがウォール街で実際に経験したリーマン・ショックからの学びや、暴落に対する向き合い方は、必見です。
「投資の勉強ノート」をきっかけに、高橋ダンさんのファンが増え、また投資や金融に興味を持つ人が増えればと思います!
高橋ダンさんの詳しいプロフィールはこちらです。
アメリカのデータに裏がある? トランプが激怒したのは嘘?
ドナルド・トランプ大統領は中国貿易摩擦よりもアメリカの経済再開を優先している
アメリカでは失業率が発表されたが、市場の19.5%の予想よりもよい13.3%となった
- アメリカの失業率は13.3%と発表された。市場は20%と予測していたため、期待よりも良い結果だといわれている
- 失業率は分子の失業者数は数字をごまかすことができないが、分母の母数は年齢や就業意思などで恣意的に数字を変えることができる
しかし、平均賃金が下がっていることと、分母である求職者数が減っているため、失業率はよくみえているだけ
- 2020年4月は、医療従事者やITテクノロジーを仕事にしている給料の高い人たちが増えていたためだった
- しかし、5月には平均賃金が下がっている。これは、低賃金の労働をしている人たちが新規に職を得た人たちが増えたためだと思われる
- 失業率の分母となっている求職者数の割合は、新型コロナウイルス感染症が流行する前に比べてそこまで戻っていないため、計算式上の分母の数が小さくなっており、実際の失業率は戻っていないといえる
- 失業率は、政治家にとっては重要な数字のため、このようによくみせることがある
- このようなデータがあるにも関わらず、株式市場が気づかずに回復しているのがなぜかは不明
ドナルド・トランプ大統領は、中国貿易摩擦よりもアメリカの経済再開を優先している
- 先週は中国を大きく非難せず、WHOを非難していた
- また、中国に大きな制限を与えると宣言しておきながら、中国の航空機がアメリカに入ることを許すように撤回した
- これは、アメリカの航空機も中国に入り、アメリカの経済が上向くことを希望しているためだと思われる
- おそらくドナルド・トランプ大統領は、経済がまだ戻っていないことを知っているため、中国との争いよりもアメリカの経済を再開させることを優先している
- 今後も、口頭では中国を非難しておきながら、裏ではよい交渉をしていくものと思われる
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