【2020/7/9】金、銀、プラチナはいずれも上昇する可能性があるため買い。とくに銀のETFであるSLVを買うのがおすすめ

目次

金、銀、プラチナ、まだ買うのか?

金、銀、プラチナはいずれも上昇する可能性があるため買い。とくに銀のETFであるSLVを買うのがおすすめ

金のチャートを分析すると、過去の抵抗線を超えたため大きく上昇する可能性がある

  • 金は通貨でもあり商品でもあるという特別なコモディティ商品
  • アメリカや日本をはじめ、世界的に金融緩和によりマネーサプライ(通貨供給量)が増えていることから、今後価格が上昇すると考えられる
(参考) tradingview
  • 金の価格をみるときには先物(GC1!)でみるのがよい
  • 現在、過去に抵抗線になっていた1,750のラインを超えはじめたところのため、これから大きく上昇する可能性がある

銀のチャートを分析すると、金よりも強く上昇する可能性が高い

(参考) tradingview
  • 金の価格をみるときには先物(SI1!)でみるのがよい
  • 銀は金と比べて長い期間、1,870の抵抗線を超えられていなかったため、金よりも大きく上昇する可能性がある
  • また、銀は金よりもコロナショックでの下落が大きかった
  • 理由は、銀を買って金を売っていたヘッジファンドが追証になってしまい、ポジションを閉じる必要が出てしまったたためと考えられる
(参考) tradingview
  • 「金の価格」÷「銀の価格」で比率(GOLD SILVER RATIO)をみると、過去に3回、82倍前後が天井となっていた
  • しかし、直近では一度122倍まで急上昇してその後、急降下している
  • 10年以上前に3回、天井の高値をつけた82倍まで到達したためGOLD/SILVERを売った投資家が過去最大の急上昇で122倍まで上昇をしたため追証で買い戻さざるをえなかった投資家が多いと考えられる
  • このように、投資家が大きな損失を出したあとから相場に入るのがよい
  • 長期的に金が上昇するが、それ以上に銀が上昇する可能性がある

プラチナのチャートを分析すると、コロナショックから時間をかけて回復する可能性がある

(参考) tradingview
  • プラチナは工業製品にも使用されている金属のため、銅や鉛、亜鉛などと相関して動きやすい
  • 金や銀と比べて、コロナショックから回復していないため、これから追いつくために時間をかけて上昇する可能性が高い

おすすめは銀のETFであるSLVを買うこと

  • もっともおすすめは銀のETFであるSLVを買うこと
  • 初心者にはETFで買うことがおすすめ
  • 上級者には、ETF、現物、鉱山株などと分けて多様化して買うことがおすすめ
  • 短期的にも長期的にもおすすめだが、短期投資の金額と長期投資の金額とを分けて考えておくことが大事

※筆者追記:銀に対するその後の考え方は、以下をご参考ください

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弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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