書籍『未来は5マスで考える』好評発売中!!

【2020/7/22】金や銀などの貴金属の価格が上昇したが、銀のETFであるSLVを売り、プラチナのETFであるPPLTを買うのがよい

目次

金と銀が暴騰!これからどうすればいい?

金や銀などの貴金属の価格が上昇したが、銀のETFであるSLVを売り、プラチナのETFであるPPLTを買うのがよい

これまで金や銀などの貴金属のETFを買うことをおすすめしてきた

  • 投資では長期と短期とで分けて考えるべき
  • 長期の場合には、毎月積み立てでETFを買うことがおすすめ
  • 長期的に投資をするべき理由としては、金、銀はマネーサプライ(通貨供給量)に相関して上昇する傾向があるが、アメリカの中央銀行であるFRBのマネーサプライが増えているなかで、まだ上昇していないため
(参考) macrotrends
  • 短期の投資としては、2週間前に長期と短期とで銀を買うことをおすすめしていたが、そこから20%近く上昇した

銀を中心に上昇しすぎていることと、逆相関するアメリカドルが上昇する可能性があることから、今後は下落する可能性がある

(参考) tradingview
  • 短期的に投資をするべき理由としては、過去何度も抵抗線となっていた強いラインである18、19を上回ったため、大きく上昇すると考えられたため
  • 貴金属のチャートを並べてみると、銀の先物とETFが最も取引量が増えて上昇しているため、銀が発生源だと考えられる
  • また、MACDも上昇を示しているため、まだ上昇する可能性がある
  • しかし、25日移動平均線から20%ほど離れており、コロナショックの際と比べても歴史的に離れすぎているため、反発して下落する可能性がある
  • 貴金属を細かくみると、金、銀、銅、プラチナ、ニッケル、亜鉛、アルミニウム、パラジウムなども上昇している。また、原油も少しだけ上昇した
(参考) tradingview
  • 貴金属などのコモディティ商品は、アメリカドルと逆相関するため、アメリカドルを他の通貨で割り戻したバスケットであるDXY動きをみると、旗型から下落したため現在も下落をしているが、これから抵抗線にたどりつくため、反発して上昇する可能性がある
  • アメリカドルが上昇するときに、コモディティ商品は短期的に下落する可能性がある

保有している銀は売ってしまうのがおすすめ。一方でプラチナを買うのがおすすめ

  • 短期的な投資を目的に購入した銀は、半分~3分の2ほどを売ってしまうのがおすすめ
  • ポートフォリオのなかのコモディティ商品のバランスをリバランスするべきとき
  • 「金の価格」÷「銀の価格」で割合を計算した金銀比価はコロナショックの前の比率に戻ってきたため、銀のパフォーマンスは今後そこまで上がらないと考えられる
(参考) tradingview
  • 「金の価格」÷「プラチナの価格」の比率をみるとプラチナはまだ上がっていないため、短期的な投資を目的にプラチナのETFであるPPLTを買ってもよいかもしれない
  • 一度に売ることや一度に買うことはおすすめしないため、少し残して売ることが大事
  • 後悔には「損をする後悔」と「得をできなかった後悔」の2種類があるが、欲張りにならずに後悔しないメンタルのコントロールをすることが大事

※筆者追記:貴金属に対するその後の考え方は、以下をご参考ください

経済投資YouTuber高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート

高橋ダンさんのYoutubeチャンネルでは、市場予測の的中の精度が高いだけでなく、鋭い観点や幅広い知識をもとに本質的な経済予測や投資手法が学べると思い、勉強ノートを作成することにしました。

高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート」をきっかけに、高橋ダンさんのファンが増え、また投資や金融に興味を持つ人が増えればと思います!

高橋ダンさんの詳しいプロフィールはこちらです。

書籍『世界のお金持ちが実践するお金の増やし方』の出版が決定!

2020年9月16日には、高橋ダンさんの初の著書である書籍『世界のお金持ちが実践するお金の増やし方』が出版される予定です。

書籍の内容については、こちらもご参考ください。

経済投資YouTuber高橋ダンさんのYouTube動画まとめ

高橋ダンさんの最新の動画のまとめはこちらをご覧ください。

また、カテゴリごとに分けた動画のまとめは、以下からご覧ください。

世界の金融市場

世界のニュース

心得

記事をシェアしよう
ABOUT US
弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。