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【2020/7/29】金と銀が上昇から安定へと変化しているため、短期的に手持ちの半分を売るのがおすすめ

目次

銀価格、短期的に危ないかも?

金と銀が上昇から安定へと変化しているため、短期的に手持ちの半分を売るのがおすすめ

長期的にはマネーサプライ、短期的にはチャートをみて、貴金属を買うことをおすすめした

  • 金はエジプトで5000年前から使われていたともいわれる歴史ある貴金属である
(出典)FRED
  • 現在は通貨としては使用されていないものの、アメリカをはじめ世界的に緊急緩和が進みマネーサプライ(通貨供給量)が増えているなかで、本来はマネーサプライに相関している貴金属の価値が上昇すると考えられている
  • 貴金属が上昇しているため、貴金属を売るか、貴金属以外の株か債券などを買うことで、長期投資のポートフォリオをリバランスするべき
  • そのため、長期的な投資として、金のETFであるGLD、銀のETFであるSLV、プラチナのETFであるPPLTを買うことをおすすめしていた
  • あわせて、金に対して銀の価格がコロナショックから回復していないことから短期的な投資として銀を買うことをおすすめしていた
  • その後、銀は短期間で価格が急上昇したため、買ったうちの半分を売り、まだ上昇が追いついていないプラチナを買うことをおすすめしていた

銀は過去5年間にないほど短期間で買われすぎているため、これから安定しそう

  • 貴金属の分析では取引量の多い先物をみるのがおすすめ
(参考) tradingview
  • 貴金属全体の価格が上がっている要因となっているのは、金、銀、プラチナなどをみていて、もっとも出来高の増えている銀だと考えられる
  • 銀の先物を分析すると、MACDでは上昇のサインを示している
  • しかし、ストキャスティクスを変数(42、9、9)でみると、下落のサインを示している
  • また、RSIをみると80%を超えていて、過去5年間ほどなかったほど買われすぎている。これから上昇するとしても、少し安定してから上昇すると考えられる
  • 他にも、貴金属に大きな影響を与えるアメリカドルを、他の通貨の割合で割り戻したDXYのチャートでみると、アメリカドルも急な下落はせず安定しそう

長期投資として買っていた銀は25%分を残し売り、金はすべて売ってしまうのがよい

  • 短期投資として買っていた銀のETFであるSLVは、先週に引き続きもう半分を売ってしまうのがよい
  • 短期投資として買っていた金のETFであるGLDも、売ってしまい手仕舞いをするのがよい
  • 短期投資として買っていたプラチナのETFであるPPLTは、まだ持ちつづけるのがよい

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ABOUT US
弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。