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【2020/6/2】金に対して割安な銀がおすすめ。現物、銀ETFのSLV、鉱山会社の株式を買うのがよい

目次

経済投資YouTuber高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート

2020年1月以来、コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、株式市場の暴落やその後の乱高下で市場が騒がれています。

そのような状況のなかで、高橋ダンさんのYoutubeチャンネルでは、市場予測の的中の精度が高いだけでなく、鋭い観点や幅広い知識をもとに本質的な経済予測や投資手法が学べると思い、今回勉強ノートを作成することにしました。

とくに、高橋ダンさんがウォール街で実際に経験したリーマン・ショックからの学びや、暴落に対する向き合い方は、必見です。

「投資の勉強ノート」をきっかけに、高橋ダンさんのファンが増え、また投資や金融に興味を持つ人が増えればと思います!

高橋ダンさんの詳しいプロフィールはこちらです。

銀は2倍上がる? Dan Takahashi 高橋ダン

金に対して割安な銀がおすすめ。現物、銀ETFのSLV、鉱山会社の株式を買うのがよい

銀は長い歴史があり、硬貨や宝飾品、電気製品などに使用されている重要な金属

(参考) Wikipedia
  • 銀には長い歴史があり、紀元前15世紀からエジプトで使われていた
  • かつては金よりも高かった
  • 世界中の様々な国で、硬貨や高級品として使われていた
  • 現在も宝石としても使われている
  • 銀は金属のなかでもっとも反射率が高く、電気の伝導性が高い特徴がある
  • 電気を使用する機械の部品としても、ソーラーパネルやカメラの部品としても使われている
(参考) Wikipedia
  • 銀は地球上で埋蔵量の少ない順でみて、なかでも市場で購入のしやすい金属
  • 金と比較して銀は50~60分の1ほどの埋蔵量があるにもかかわらず、価格は50分の1ではなく95分の1ほどとなっているため、相対的に割安といえる
(参考) THE SILVER INSTITUTE
  • 金は大部分が投資用となっているが、銀は工業用が大部分でまだ投資対象とされている割合が少ないため、今後投資として人気が出てくる可能性がある

銀は2012年のピークから下がり、割安なところで安定している

(参考) tradingview
  • 過去20年以上の期間で月足をみると、銀は2012年でピークになったが、そこから下がり現在は割安なところで安定している
(参考) tradingview
  • 一方で、「金の価格」÷「銀の価格」で比率(GOLD SILVER RATIO)をみると、過去に3回、82倍前後が天井となっていた
  • しかし、直近では一度122倍まで急上昇してその後、急降下している
  • 10年以上前に3回、天井の高値をつけた82倍まで到達したためGOLD/SILVERを売った投資家が過去最大の急上昇で122倍まで上昇をしたため追証で買い戻さざるをえなかった投資家が多いと考えられる
  • このように、投資家が大きな損失を出したあとから相場に入るのがよい

銀のおすすめの買い方は、現物のバーやコイン、銀ETFのSLV、銀の鉱山に関わる会社の株式

  • 銀は現在購入価格が小さいためボラティリティが高く、相場の上下でストレスがかかりやすい状況
  • 精神的に不安定にならないように、現物のバーやコインを購入して保管しておくのがおすすめ
  • あるいは、銀のETFのなかで最も取引量が多いETFのSLV(iShares Silver Trust)がおすすめ
  • もっともリスクが高いが、上場している銀の鉱山会社の株式を購入することは、リターンが高くなるためおすすめ
  • 鉱山会社は大手がよい。中小企業は不正や倒産などによるリスクが高いためおすすめしない
  • 上記の3つの方法に資産を分けて分散投資をするのが、リスクを避ける意味で最もおすすめ
  • たとえば1,000万円のポートフォリオの場合には、貴金属を300万円ずつにする。100万円を金、100万円を銀、100万円をプラチナに分ける。さらに、現物とETF、先物、個別の鉱山会社の株式などに分けてリスクを分散させる
  • 金と同様で、毎月の積み立てで5年間や10年間ほどをかけて買いつづけるのがよい
  • 金も2~3倍に上昇していくと思うが、銀はそれとは比べ物にならないほどに上昇する可能性が高い

※筆者追記:銀の買い方に関しては、調査のうえ以下に補足をしています

※筆者追記:貴金属に対するその後の考え方は、以下をご参考ください

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弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。