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【2020/7/18】マクロファンドが裁定取引をしているため、金融株のETFであるXLFを買い、ヘッジとしてNASDAQのETFであるQQQを空売りするのがおすすめ

目次

【ヘッジファンド機密】米金融株を買うチャンスは今だ⁈

マクロファンドが裁定取引をしているため、金融株のETFであるXLFを買い、ヘッジとしてNASDAQのETFであるQQQを空売りするのがおすすめ

アメリカと日本の市場で2つの指標を比較すると、マクロファンドが裁定取引をしていることが予想できる

  • S&P500とNASDAQが0.28%の上昇、日経平均株価とTOPIXが-0.32%で一致していることから、マクロファンドが裁定取引をしているのではないかと予想できる
  • マクロファンドはNASDAQを売ってS&P500を買い、日経を売ってTOPIXを買っていると考えられる
(参考) tradingview
  • 「日経平均株価」÷「TOPIX」をみると、日経平均株価が相対的に大きく上がってTOPIXが大きく下がっているため、日経平均株価を売ってTOPXを買う裁定取引をするタイミングが来ている
(参考) tradingview
  • 同様に「NYダウの価格」÷「S&P500の価格」をみると、NYダウが相対的に大きく上がってS&P500が大きく下がっているため、NYダウを売ってS&P500を買う裁定取引をするタイミングが来ている
  • アメリカの市場と日本の市場とで同時に起きていることから、世界的に大規模に同じ戦略で取引をしていると考えられる
  • 今後、平均水準に戻ることを狙っている

アメリカの市場で業種ごとの分析をすると金融機関のETFであるXLFはまだ回復していない

  • アメリカの市場で業種ごとの分析をすると、アメリカの多くの企業はコロナショックから回復しているものの、金融株は回復していない
  • 金融株をみるときには、金融株のETFであるXLFをみるのがよい
  • 構成銘柄はバークシャー・ハサウェイやJPモルガンなど
  • 決算が発表される直前は、多くの投資家たちが参入してくるため、投機的になってしまうのでおすすめしないが、今週は決算が発表された後のため、落ち着いてきており参入するタイミングがきたといえる
(参考) tradingview
  • 金融株のETFであるXLFを日足のチャートをみると、カップ型の上昇トレンドのサインが出ていて、上昇しているときの取引量が増えてきていることから、これから上昇すると予想できる

金融株のETFであるXLFを買い、ヘッジとしてNASDAQのETFであるQQQを空売りするのがおすすめ

(参考) tradingview
  • マクロファンドが裁定取引をしているため、彼らのトレンドの波に乗るのがよい
  • 金融株のETFであるXLFを買い、ヘッジとしてNASDAQのETFであるQQQを空売りするのがおすすめ

※筆者追記:XLFとQQQに対するその後の考え方は、以下をご参考ください

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2020年9月16日には、高橋ダンさんの初の著書である書籍『世界のお金持ちが実践するお金の増やし方』が出版される予定です。

書籍の内容については、こちらもご参考ください。

経済投資YouTuber高橋ダンさんのYouTube動画まとめ

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ABOUT US
弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。