目次
経済投資YouTuber高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート
2020年1月以来、コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、株式市場の暴落やその後の乱高下で市場が騒がれています。
そのような状況のなかで、高橋ダンさんのYoutubeチャンネルでは、市場予測の的中の精度が高いだけでなく、鋭い観点や幅広い知識をもとに本質的な経済予測や投資手法が学べると思い、今回勉強ノートを作成することにしました。
とくに、高橋ダンさんがウォール街で実際に経験したリーマン・ショックからの学びや、暴落に対する向き合い方は、必見です。
「投資の勉強ノート」をきっかけに、高橋ダンさんのファンが増え、また投資や金融に興味を持つ人が増えればと思います!
高橋ダンさんの詳しいプロフィールはこちらです。
大恐慌が始まった⁉ Great Depression has Begun⁉ 高橋ダン Dan Takahashi
新型コロナウイルス感染症は5月ごろがピークかもしれない。経済はまわっているため大恐慌はおこらないだろう
過去におきた大恐慌は1度のみ。借金の連鎖が金融ショックを生み世界に波及した
- 1929年~1930年半ばまでの景気後退のことを大恐慌と呼ばれている
- 金融ショック。銀行の1/3が破産した。借金が返済できない人たちが増えたため銀行が潰れた
- 金融システムに波紋が広がり、大恐慌へとつながった
- NYダウは大恐慌の前には、数年間で15倍ほどに上がっていた
- イギリスやヨーロッパでも同様に上がっていた
世界の景気動向を把握するためには、コンファレンスボードの先行指数をみるのがよい
- 2四半期連続でGDPがマイナス成長をした場合には、景気後退といわれる
- アメリカ、中国、ヨーロッパ、日本の4つの地域で世界の7割以上のGDPを占めている
- GDPは四半期ごとに発表されるが、国によって四半期が終わってから2週間~4週間後に発表される
- 信頼できるのは政府とは無関係のアメリカの民間企業Conference Boardが出しているLeading Economic Indexの先行指数
- 世界中の先行指数の多くを網羅していて、指標として信頼できる
- OECDのデータをみると、主要4地域の先行指標がいずれもリーマン・ショック以来の低さに来ている
- 2020年1月~3月のGDPは、世界中のほぼすべての国でマイナスになるはず
- それにより、景気後退となる国がでてくる
アメリカの景気動向を知るためには、アメリカの雇用者数のデータを見るのがよい
- 毎週、アメリカの失業者数が公表されているが、660万人は歴史的に最大の人数だった。今週は4/10に発表される
- 失業数よりも失業率の方が大事だが、失業率については4月末に発表される
新型コロナウイルス感染症の感染者数はピークを迎えそう
- 市場は先行指標をみることが多いが、新型コロナウイルス感染症の感染者数は落ち着いてきている
- 新型コロナウイルス感染症はインフルエンザよりも死亡率は高いが、65歳以下ではそこまで高くない
- 海外の有名大学の研究によると、新型コロナウイルス感染症のピークは3ヵ月間といわれている
高橋ダンさんは恐慌にはならないと考えている。理由は経済がまわり金融システムは崩壊しないと考えているため
- 今回の暴落は、金融が原因ではない
- 世界中ではロックダウン封鎖などがおこっているが、家からも仕事ができお金がまわっているため、経済は成長するだろう
- 新型コロナウイルス感染症は5月ごろにピークを迎える可能性があり、これ以上の大恐慌にはならないだろう
高橋ダンさんの最新のYouTube動画
高橋ダンさんの最新の動画はこちらからご覧ください。