【2020/6/9】世界の航空株ETFのJETSが大幅に上昇したが、引き続き堅調に上昇していくだろう

目次

経済投資YouTuber高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート

2020年1月以来、コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、株式市場の暴落やその後の乱高下で市場が騒がれています。

そのような状況のなかで、高橋ダンさんのYoutubeチャンネルでは、市場予測の的中の精度が高いだけでなく、鋭い観点や幅広い知識をもとに本質的な経済予測や投資手法が学べると思い、今回勉強ノートを作成することにしました。

とくに、高橋ダンさんがウォール街で実際に経験したリーマン・ショックからの学びや、暴落に対する向き合い方は、必見です。

「投資の勉強ノート」をきっかけに、高橋ダンさんのファンが増え、また投資や金融に興味を持つ人が増えればと思います!

高橋ダンさんの詳しいプロフィールはこちらです。

航空株価まだ上がる? バフェットが売ってる時に高橋ダンは買った?❗

世界の航空株ETFのJETSが大幅に上昇したが、引き続き堅調に上昇していくだろう

2020年4月に世界の航空株ETFのJETSをおすすめした理由

  • JETSは世界の航空会社を集めたアメリカのETF
  • 構成要素は主に、サウスウエスト航空、アメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空の4社で上位45%を占めている
  • JETSをおすすめをした理由は、コロナショックで70%と大きく下がっていたため
  • コロナショックで相場の全体が落ちるナイフだったときには、手を出さずに待っていた
  • その後、株式市場全体の価格が落ち着き取引量も落ち着いてきたため、買う対象を探していた
  • そのなかで、航空株はもっとも新型コロナウイルス感染症の影響を受けていて、買いたくないと思われていた分野だったため、上昇が遅れていた
  • 価格が上がっているときに取引量が大きく、価格が下がっているときには取引量が少なかったため、購買力が高いと判断し、上昇すると予想した
  • 12ドルのときと14ドルのときにおすすめした
  • その後、ウォーレン・バフェットは、3月中にJETSに含まれている航空会社4社の個別株を売っていた
  • ウォーレン・バフェットは長期的なファンダメンタル分析を重要視していたことと、ポートフォリオのなかでは少なかったため、そこまで気にしなかった
  • その後、下落に向かったが2回購入したときの平均単価であった13を割ったときに半分を売るようにとアドバイスした
  • 米中貿易戦争のリスクがあったが、アメリカの航空機が中国での運行を許可されたため、ファンダメンタル面でみてもポジティブなニュースとなった
  • 現在は70%ほど上昇している

JETSを構成するアメリカの航空株や日本の航空株は、引き続き緩やかに上昇しそう

  • 直近でも上昇しているときに取引量が多くなっているため、引き続き上昇しそう
  • しかし、ボリンジャーバンドの標準偏差を大きく乖離しているため、このまま強く上昇するのは難しそう
  • 一目均衡表でみても、激しく上がったばかりで戻る可能性がある
  • 今後は、そこまで急な上昇はないと思われる
  • JETSを構成している最も構成率の高いデルタ航空をみても、ユナイテッド航空、サウスウエスト航空をみても、そこまで急激には上がっていない
  • もっとも上がっているのはアメリカン航空で、2倍近くまで上がっている
  • 日本の航空株であるANAとJALは、コロナショックの影響でそこまで大きく下落していなかったため、上昇も大きくないと予測していた
  • コロナショックはアメリカでの感染拡大が原因で暴落がはじまったため、アメリカが最も上下の変動が大きいはず

3分の1を売って利益を一部確保して、残りは保有しつづけるのがおすすめ

  • まだ上昇する可能性があるため、一部の利益を確定して、引き続き保有しつづけるのがよい
  • 利益を確保しておきながら、今回のJETSや、原油ETFのUSOのような、次のいい投資対象を探すのがよい
  • 何かしなければと焦ってはいけない。次の機会を探すために待つことも大事

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弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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