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ニューヨーク滞在記⑫グランドセントラル、国連、セントパトリック大聖堂、エンパイアステートビルへ!

Sep/03/2008 WED 快晴

睡眠1:15→7:45

ブー、ブー、7:15、うーん。もうちょっと寝かせて…。ブー、ブー、7:30、う~ん。。。ブー、ブー、7:45、おっ、やっべ!ってな感じで、だらしのない朝をむかえる。

携帯電話のアラームは15分ごとに設定しているんけども、こっちの生活に慣れてくるとともに甘えが出てきてしまって、あと少し、あと少しと繰り返してしまう。ギリギリの時間まで粘ってから飛び出すのが日常になりつつある。

8:15に駅に向かえるようにと、30分で身支度を急ぐ。一方の相方も、8:00になってやっとこさ起きてくる。相方は目覚ましをかけずに、俺の物音で目覚めている。それなのに、俺よりも早く仕度を済ませて、同じ時間に一緒に部屋を出る。今朝は朝食を食べる時間はない。

授業は9:00からのスタートだ。はじめてのクラスなのに、余裕をもてていない自分に戸惑いを感じてしまう。まずは8:50に、クラス分けの掲示板を確認しにいく。昨日、LSIの職員の女性に配慮してもらったように、教室が変更されていることを確認する。お、相方とユウキはレベルが1つ上がって、俺が先週までいたクラスに変更になったんだ。

よし、俺の新しいクラスは日本人が少なくなっていて、代わりに外国人の名前が多くなっているようだ。嬉しい!んー、でも、肝心の教室がわからない。焦りながら14階と12階とを行ったり来たりしながら、14階にありそうな「14I教室」を探して回る。早歩きで行ったり来たりしていると、同じく教室を探している日本人のギャル(後のマリコ)もバタバタと彷徨っていたので、14C教室の場所を教えてあげた。彼女の受ける14C教室は、俺が先週まで受けていた教室だった。

今日はクラス変更の火曜日だというのに、そわそわした雰囲気はない。授業がはじまる直前だからだろうか。みんなもっと早くに来たのかな。12階で見つけた女の先生に尋ねて、「14I教室」まで連れていってもらう。確かに、ここは14階であることに間違いはなかった。でも14階は14階でも、同じ建物の中でも大きな電気錠のかかった扉で区切られている廊下があって、廊下の向こう側の、全く違う施設のようなところにああった。これはわかりづらい。

新しいクラスでは、クラス替えのあとでメンバーが替わっているため、授業の前にひとりずつ自己紹介をしていった。出身地と趣味と、学習の目的を順番に話していく。直前まで言うことに困って思考停止に陥っていたけども、事前につくっていた自己紹介カードをチラ見しながら、なんとか無難な自己紹介で乗り切る。

授業では新しいクラスでのはじめての授業のため、ペアをつくりながら簡単な質問をするゲームをした。「~な人はだれか」を取材して探し出して、最後に全員で答え合わせをするというものだ。質問は「Would you like ~?」や、「Have you ever been to ~?」などといった、中学生レベルの文法をつかうというものだった。

それから、3つのグループにわかれて、与えられた単語を英英辞書で調べて発表をしていく。品詞や意味から例文を自作して、それを板書して他のグループに発表しあう。議論中には「ンフ」と頷いてみたり、正解や意見をちょいちょいと発言したりすることができた。「ンフ」というのは先週のクラスで耳障りだとは思ったんだけど、ペドロがよくやってた聞いていますアピールだったので真似してみた。それでも聞かれたことに対してはワンフレーズのみで一言で答えたり、英単語を並べることでしか答えることしかできなかったのが悔しかった。文の構成を考えて、しっかり主述のある英語を喋らなくちゃ、ぶっきらぼうだ。反省しなくては。。。

日本人の生徒は13人中、俺も含めて3人しかいなかった。とてもいい環境だ。トルコ人も3人いるが、彼らは3人とも、一度ピザ屋で食べたことがあった人たちだった。日本人2人とは休み時間に少しだけ話をした。彼らは昨日からここに来ていて、月曜日のテストで知り合いになったようで、今日が初授業だと言っていた。ジュンペイは東京工業大学4年の23歳で、アンズは一浪で東京学芸大学の教育学部の2年生で21歳だった。1時間目と2時間目の授業の間の中休みに午後の予定を聞いてみると、同じく初日で知り合いになったマリコも入れて、一緒にどっかに行こうという話になった。ジュンペイは2歳年上だけど、海外だから敬語とか関係ないっしょということで、タメ口で話すことを許可してくれた。

ノートには、先週のクラスの初日にもメモしたように、クラスメートの座席の位置を書いて顔と名前を覚えていく。そして発言内容から個人情報をメモしていった。ペアになって外国人と話をするときには、口頭ではスペルがわかりづらく覚えづらいので、名前をノートに直接書いてもらう作戦をとった。そして、ノートをちらっと見ながら名前で呼んでみたり、積極的に話しかけてみたりするのだ。

先生はルハニという30歳ぐらいのインド人の女性だった。母国や他のところでも先生をやっていたようで、英語を教える免許も持っているそうだ。生徒が躊躇しているときには的確なことをいって助けてくれる、穏やかな性格の方だった。

クラスメートはドンホー(韓国)、アンズ(日本・東京)、プレム(タイ)、ケイト(ポーランド)、アティー(トルコ)、サリハ(トルコ)、エリカ(イタリア・ローマ)、マリア(スペイン)、ミラン・キム(韓国)、ジュンペイ(日本・東京)、ジュレ(フランス)、そしてタクヤ(日本)だ。

昼休みになってマリコが合流した。マリコは、慶應大学文学部の3年生で同い年の21歳だった。名門の桜蔭高校の出身だというのに、化粧バリバリのギャルというギャップがすごい。

3人は昨日のガイダンスの時間に知り合ったらしく、昨日の午後から行動を共にしているようだ。ジュンペイはしっかりしていて大人びているものの、マリコとアンズはキャピキャピしていて若々しい。彼女たちは初対面の男たちを前に、2ちゃんねるのような言葉を使ったり、下ネタも普通に発する。「うるさす」とか、「マジヤベェー」とか、「チョー、ウケルンダケド」、「マジ、ハンパナス」と連呼する。海外で使う日本語としても新鮮で面白い。

彼女たちは感性豊かで、地下鉄の熱気や街中のショーウィンドウや匂いにイチイチ感動する。遠慮はしなくていいんだけど、「ちょっとチラ見してもいい?」と言って目についたショップに片っ端から入っていく。

今日は、マリコの提案で国連本部に行くことになった。マリコは行きたい所を事前に調べてからここに来ているようだ。14:00になっても昼ご飯を食べずに、4人でレッドラインでタイムズスクエアに向う。そして7番の紫の電車に乗り換えて、グランドセントラルの駅へとたどりつく。グランドセントラルの内装を見るのは、俺は2回目だ。一応電車の乗り方に詳しいのは俺なので、率先して3人を目的地へとつれていく。

グランドセントラル駅に着くと、今度は表に出て外の景色を見ながら国連まで歩くことにした。国連はどの駅からも離れた位置にあるけども、グランドセントラル駅が最寄駅のようだ。地図を片手にイースト川の方向に東へと歩き直進していく。

しばらく歩くと左手がひらけてきて、世界各国の国旗に囲まれたガラス張りのビルがポツンと現れる。

国旗が風で少しなびいている。今日は少し風が強い。そして日差しも強い1日だ。

入口を求めてぐるっとまわって、正面玄関を見つけて、外に飾られているオブジェを堪能する。オブジェには、鉄砲の先を結んでいる、いわば銃の廃絶を訴えるようなオブジェと、もともと世界貿易センタービルにあった9・11で破壊されたオブジェが展示されていた。展示を通じて平和を訴えかけているようだ。

国連本部ではなかに入れるようで、入口でセキュリティーチェックとX線検査をおこなった。やはり重要な施設とあって、空港のようなチェック体制だった。検査を無事に通過して、1階のギャラリーで、各国の児童が描いた絵や、各国の二酸化炭素の排出量の数値などを見てまわる。児童の絵は全部で100点ぐらい展示されていたけど、日本の幼稚園生の絵は2つ展示されていた。世界各国の絵といっても、それぞれの国で描かれている物の形状や色使いが個性的で、文化の違いを感じさせられる。

二酸化炭素の排出量は、世界地図の上にバルーンが置かれていて、排出量を視覚的に捉えやすく、比較しやすいように考慮されていた。最大の排出国はアメリカと中国だ。ヨーロッパも意外と多くの量を排出している。マリコはしきりに「日本がちゃんとしなきゃね」と言っていた。彼女なりに重みのある言葉のようで、見た目とのギャップが面白い。

国連の見学では団体のツアーを選択しなかったので、無料ではこれ以上の施設には立ち入ることができなかった。中国人のガイドさんの率いる中国人の団体客たちは、そのまま扉の奥へと消えていく。この先には実際の議会があるらしい。

地図によると、国連の近くには2種類のバス停があることがわかった。これまで電車に頼ってきたけど、実はメトロカードがあれば、市内のバスも乗り放題なのだ。そこで入口の警備員のお兄さんにバス停の位置を尋ねてみる。しかし、警備員のお兄さんは、バスを待つよりも歩いて駅まで向かった方が早いと教えてくれた。お礼を言って、歩いて駅まで向かうことにした。15分で着くと言われたのに、結局30分ぐらい歩いたんじゃないか。15分で行けるのはあの人の足での話だったんだろうか。

来た道とは2本ほど離れている通りを歩いて帰る。15分ほど歩いたところで、アイスを売っているお店を見つけたので、買って食べながら歩くことにした。ジュンペイは甘いものはあまり好きではないとのことで買わなかったけど、スモールの3.50ドルのアイスがめちゃめちゃ甘くて美味しかった。キャラメルクッキーの入ったキャラメル味のアイスクリームだった。

帰る途中に日本料理屋さんを見つけて、みんなでメニューを覗きこむ。まだ数日前に日本を出てきたばかりなのに、アンズはしきりにお茶漬けが食べたいという。やはりここはアメリカなので、お茶漬けだけでなく、蕎麦もすき焼きなどのメニューも、日本の居酒屋よりも料金設定が高そうだ。

15:15までとぼとぼ歩くと、高層ビルや幅の広い道路が見えてくる。駅まで近づいてきた。駅に着く手前のところで、ビルに挟まれて一際目を引く教会があった。トップオブザロックの隣にある、セントパトリック大聖堂という教会だった。

教会のなかに入ると、街のど真ん中だというのに、広くて荘厳としていて静粛な空間が広がっていた。重厚感のある雰囲気だ。入口には小さなロウソクがたくさん燃やされていて、お布施を求める募金箱のようなものも設置されていた。冷やかな大理石の通路を突っ切って、マリア様の白像を拝んだ。ここは撮影禁止の区域で、警備の職員のような人が撮影者に注意をしている様子も見られた。教会に入って15分ほど別行動をする。じっとしていたら、心が落ちつき、澄んだように無心になれた。

ふたたび合流すると、アンズは帰りの時間を気にしはじめていた。聞くと、どうやらアンズの滞在している寮では、住んでいるメンバー全員がひとつのテーブルに揃ってから夕飯を食べるのがルールになっているそうだ。

そこで、16:00にはアンズを見送るために、一度ロックフェラーセンター駅に行って、オレンジラインまで見送ることにした。ロックフェラーセンター駅ではオレンジラインにはBとDの2種類があり、マンハッタンを抜けるとわかれてしまうのだ、アンズはそこそこ遠くに滞在しているようで、乗り換えもあり帰りづらそうだった。

アンズとお別れすると、マリコは次にアップルストアでメールを送りたいと言ってきた。目的地は1駅となりでアクセスしやすい。マリコのプランはよくできている。

オレンジラインでアップタウンして、57St.駅から地上に這いあがる。そして、しばらく東に歩いて、気になったオブジェがあったので記念に写真を撮る。

アップルストアはおしゃれなデザインの建物だった。ガラス張りで中にはアップルのロゴが浮いている。そろそろ夕飯どきだというのに、店内も結構な人で賑わっている。これまたおしゃれなデザインのエレベーターに乗って、ひとつ下の階に降りたつ。店内は売り場というよりも、見本の展示場という感じで、シンプルなパソコンやiPodがぽつぽつと並べて配置されている。

ここは無料でネットにつなげられると評判の場所のようだ。20台ほどある最新のパソコンもすべて使われていて、順番待ちをすることになった。それでマリコを中心に、マッキントッシュのパソコンの操作をしてみる。ジュンペイの話ではマッキントッシュの方が操作しやすいというのだけれど、表示文字も英字、キーボードのボタンも英字だったこともあって、ウェブページから日本のヤフーメールを開くのに手間どってしまった。マリコがメールを打ち終わるまでの間に、ジュンペイと他のパソコンをいじりながら、ジュンペイの大学の研究生活について尋ねた。彼は菌を培養する生化学系の研究室に所属していて、実験のテーマを見つけるのに苦労しているんだそうだ。大腸菌の培養って、夏場はとくに臭いんだってー。

表に出て、なにか夕飯を食べることになった。ここは俺の滞在しているホテルに近かったので、セントラルパークを突っ切って、ホールフーズで食べようと提案する。17:00にセントラルパークを横断して、ひとまず足休めをかねてベンチに座ってソフトボールを観戦する。こんな時間でもまだ昼のような明るさで野球ができるのだ。ここでは相方ともに、初日に野球を観たよなぁ。野球は一般人がしているみたいだが、とても上手そうだ。ジュンペイも過去に野球をやっていたそうだ。言われてみるとそうも見える。昔、坊主にしたこともあるらしい。話題は主にマリコの高校生活や、お嬢様とギャルのギャップっぷりについてで、ジュンペイと2人で笑った。

時刻は19:00になった。ホールフーズに入ると、マリコは1階にあった裸の男女の像に爆笑だった。そこで、男性の陰部を握りながら写真を撮った。彼女は留学に際して、きちんと予習をしてきているらしく、ホールフーズを含むタイムワーナーセンターのビルについても知っているようだ。タイムワーナーセンターの3階には、マリコの持ってきたガイドブックによると、有名なカップケーキ屋さんがあるそうだ。俺は地上階のことはほとんど知らなかった。1階ずつエスカレーターで上がっていって、女性物のファッションショップなどに入りながら、3階のカップケーキ屋さんを目指す。しかし、カップケーキ屋さんは喫茶店のようなところで、金額も高くてあまり美味しそうではなかったので諦めることにした。

そこで、地下のホールフーズに移動して、デリで食事を自由に選ぶことにした。メニューからはサラダバー、サラダ、カレーの4種類を選んだ。地下階をひととおりまわると、カップケーキの販売コーナーがあって、そこには試食用のカップケーキが置かれていた。試食のはずなのに、カップケーキのサイズが大きい。マリコと俺はそのなかから2個を試食した。デザートに満足して、会計を済ませる。10.04ドルだった。そして、レジの外にテーブルがあったので、そこで調達した食材を広げて食べた。甘いものを食べられる男性は一般に好評価らしいよ。マリコの彼氏は食べれないんだってさー。

ジュンペイはこっちでは発音しにくい名前のようで、ホームステイ先のホストマザーには「ジャンピー」と呼ばれているそうだ。確かにスペルにすると、「Jumpei」だもんね。マリコはホストファミリーから出される朝食が重く、健康によろしくないと嘆いていた。しかし、総じて2人ともホームステイを楽しく過ごしているようだ。

21:00になり、程よい時間になってきたものの、まだ一向に2人は帰ろうとしない。59St.駅からオレンジラインに乗って34St.駅へと向かい、エンパイアステートメントビルに登ろうと言うのだ。エンパイアステートメントビルは、こないだのロックフェラーセンターと並ぶ超高層ビルで、夜景を見るには絶好のスポットだ。それにしても、初日から充実だし、なにより元気だなぁ。

3人でエンパイアステートメントビルの中に入って、チケット売り場に行くと、チケットは19ドルだった。ジュンペイと並んで大人2枚を注文する。「子供って言ったら通じるかな?」と冗談を言っていたマリコは、同じく遅れてチケットを買った後に、黒人の警備員2人に絡まれていた。心配して先で待っていると、しばらくして無事に戻ってきた。マリコはもともと背が低くて若く見えることもあり、日本人が童顔に見られることも利用して、チケット売り場で17歳だと言ったらしい。そのノリで警備員に話しかけられて、ジュンペイと俺のことをブラザーだと答えていたらしかった。子供がこんな時間にうろついていいんだろうか。ブラザー。

エンパイアステートメントビルの警備員はサービス精神があって面白かった。他の警備員のお兄さんは、列に並んで順路を歩いているときに、「日本人ですか?」、「そんなの関係ねぇ、しんごままおっはー、ありがと、お元気ですか?」ってきた。ネタが詰め込まれすぎている。しかも慎吾ママは古い。大爆笑。

チケットを機械に通して、エレベーターに乗りこむ。エレベーターは超高速で、耳が圧迫されて、頭や肩が上から下に押しつけられるような感覚になった。最上階では、すぐ手の届きそうな上空で、灰色の雲が素早く流れていた。雲まではあと100mも離れていないだろう。上下をひっくり返すと、灰色の流れる川に見えそうだ。下の世界もまたいい景色だった。立地もマンハッタンのど真ん中だし、こないだのロックフェラーセンターよりもはるかに高い。なんせこないだのトップオブザロックの70階に比べて、ここは高さ443mの、地上102階なのだ。ガラス張りのトップオブザロックと違って、ここでは金網で仕切りがされていて、外の空気も感じやすい。

遅めの時間にも関わらず、見学にきている人は多かった。風が強かったものの展望できるスペースが狭く、ベンチもなかった。うーん、しいていえば、ロックフェラーセンターのように時間と人とを気にせずに、ゆっくり座って観たかったなぁ。

ひととおり4方向の景色を目で流したあとに、何枚か写真を撮った。そんで22:00に解散して、俺はもと来た道を戻る。

22:30に帰宅してパソコンをチェックしてみると、ユウキから一晩だけ、俺らと同じホテルの1270号室に泊まることになったとメッセージが入っていた。ウィッシュというユウキの旅行会社は、一時的にホームステイ先から離れることを認めてくれたそうだ。ホストマザーは身内に急病があって、しばらくユウキを預かれないというのが理由だそうだ。それで俺らのいるホテルにかわりの部屋をとってもらったようだ。

ユウキのいる12階まで、エレベーターに乗って逢いにいく。ユウキの部屋は、俺たちの部屋よりも格段に広い個室だった。しかも、この階のシャワールームは共同ではなく個室になっている。綺麗で広い!完全にランクの高い部屋だった。0:00にあらためてシャワーを仮りにいく。そこでゆっくりと一人のプライベートの空間を満喫させてもらい、0:45に上がった。

ユウキの部屋では彼の好きなジャズを鑑賞して、その後に俺の好きなJ-POPを流して色々と分析を聞いたりした。ユウキはジャズサークルに入っていて、音楽に詳しいようだ。

1:30になると、半分寝ている相方にも一言伝えて、ユウキの部屋にシーツや枕を持ち出す。ユウキの部屋に布団を敷いて横になる。久しぶりの地べただ。浅い布団で腰は痛いけれど、転落する心配がない。ひさしぶりに羽を伸ばして休める!

今日学んだ言葉は、「まじカオスだし」、「めっちゃアグレなんだけど」、「萎えポ」、「無理ポ」。そろそろ、寝るポ!とは言わないのかな。。。

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ABOUT US
弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。