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【2020/3/14】日経平均株価やNYダウはFRBの会合までは安定し、利下げ後に下がる可能性がある

目次

経済投資YouTuber高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート

2020年1月以来、コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、株式市場の暴落やその後の乱高下で市場が騒がれています。

そのような状況のなかで、高橋ダンさんのYoutubeチャンネルでは、市場予測の的中の精度が高いだけでなく、鋭い観点や幅広い知識をもとに本質的な経済予測や投資手法が学べると思い、今回勉強ノートを作成することにしました。

とくに、高橋ダンさんがウォール街で実際に経験したリーマン・ショックからの学びや、暴落に対する向き合い方は、必見です。

「投資の勉強ノート」をきっかけに、高橋ダンさんのファンが増え、また投資や金融に興味を持つ人が増えればと思います!

高橋ダンさんの詳しいプロフィールはこちらです。

NYダウ暴騰・回復始まり⁉ 高橋ダン Dan Takahashi 03/14/2020

日経平均株価やNYダウはFRBの会合までは安定し、利下げ後に下がる可能性がある

今週の相場は、大きな下がりと、そこからの回復があった

  • コロナウイルス感染症のリスクの影響で、株式市場と原油が大きく下がった
  • NYダウが10%も下落した。リーマン・ショックと同規模の下落といえる
  • その反面で、2020年3月19日には9%の回復をしたが、ニュースなどはなかったので、ファンダメンタルの影響ではなさそう

相場が激しく動くときは、証拠金不足による現金確保でさらに相場が動きやすい

  • 激しい動きがあるときには、ファンダメンタル情報はあまり大きな要因にはならない
  • 相場の下落による証拠金確保のための現金不足が大きな要因になっている
  • 強制的な売却が連鎖して、相場が落ちていく(逆に購入が連鎖して相場が上がっていくこともある)
  • ドル円は1ドル108円まで回復して安定している。原因は現金であるドルの確保のため

今回の相場の乱高下の原因は、アメリカの株式指数だと考えられる

  • 相場が動いているときには、元の原因を特定することが大事
  • アメリカの株式指数が原因と考えられる。株式以外の商品は乱高下していないなかで、アメリカが他の指数を左右しているため
  • S&P500の日足で見ると、暴落と暴騰の出来高が同じ大きさ
  • VIX(ボラティリティ)も落ち着いてきたため、1~2日間の短期間で見ると、回復する確率が高そう

日銀ができる金融緩和は、あまり効果のある選択肢がない様子

  • マイナス金利のなかで、利下げを下げるのは難しい
  • 大量発行しているなかで、国債をさらに発行するのは難しい(日銀は国債は450兆円、株式は40兆円の購入をしている)
  • 為替介入は、円安に誘導する方法であるが、多くの国で過去に失敗してきたことと、すでに1ドル108円であり、早めに安定したことから、あまり効果がなさそう
  • 日銀は国の最大の投資機関であるので、株高のときに買い支えたことや、受け身で対策を打つのは筋が悪い

FRBは、緊急で0.5%の利下げをおこなったが、期待が高いため失敗する可能性がある

  • そもそも利下げは最終手段であり、本来はすぐにやるべき手段ではない
  • FRBは、経済学者が多く投資経験がないことが多く、投資のプロたちからは評判が悪い
  • 先物市場では0.75%の利下げを期待をしているが、危険な水準であり、FRBは慎重に判断する必要がある
  • 株式市場はFRBの会合までは安定しそうだが、利下げの幅が大きくても期待通りとなり上昇せず、反対に期待通りにならないときには暴落する可能性がある

相場が激しく動いているときに心がけるべきこと

  • ほとんどのニュースは相場に影響を与えないので、ニュースの記事を根拠に売買するべきではない
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ABOUT US
弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。