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読書ノート『第七の旅』

弦本ビルに入居していた伊藤研人さんが書籍を出版したとのことで、クラウドファウンディングで購入して読んだ1冊。本人から直接聴いていた話もありましたが、ひとりの人間が6年間で世界2周をした奇跡が1冊にまとめられた、代々語り継がれるような、歴史に残る大作でした!

第七の旅(読書ノート)

第七の旅

自然や人物に対する特徴的な描写を通じて、自分では一生をかけてでも経験できないような世界中での様々な経験や交流を追体験できる貴重な1冊でした。特に、アメリカ原住民族のインディアンの儀式サンダンスや、マチュピチュ遺跡の薬草アヤフアスカ、アフリカのスラム街、戦争中の地域などの旅は、経験したくてもなかなかできるものではないと思います。

また、研人さんらしい視点での表現を通じて、海外で対比として浮かび上がる日本人の人間性や日本の文化、世界とのつながり、そして自己へ向けた深い探索や感謝について、新しい視点で思考を深めることができました。

なによりこれだけの経験や交流をし、さらにこれだけの分量を記憶し、それを再現して描き下ろしたのが、本当にすごいと思います。

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ABOUT US
弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。