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【2020/4/13】米ドル円や日経平均株価には強いトレンドがないため、米ドル円はしばらく安定するのではないか

目次

経済投資YouTuber高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート

2020年1月以来、コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、株式市場の暴落やその後の乱高下で市場が騒がれています。

そのような状況のなかで、高橋ダンさんのYoutubeチャンネルでは、市場予測の的中の精度が高いだけでなく、鋭い観点や幅広い知識をもとに本質的な経済予測や投資手法が学べると思い、今回勉強ノートを作成することにしました。

とくに、高橋ダンさんがウォール街で実際に経験したリーマン・ショックからの学びや、暴落に対する向き合い方は、必見です。

「投資の勉強ノート」をきっかけに、高橋ダンさんのファンが増え、また投資や金融に興味を持つ人が増えればと思います!

高橋ダンさんの詳しいプロフィールはこちらです。

FX、ドル円ついに下がる? ダン高橋 Dan Takahashi

米ドル円や日経平均株価には強いトレンドがないため、米ドル円はしばらく安定するのではないか

米ドル円は長期的に見ると下降トレンドに向かっているが、まだ上下のどちらにも幅があるため移動の余地がある

  • 米ドル円の5年間の週足をみると、ドル円は上値抵抗線と下値支持線を引くと、下降トレンドとなっている
  • 日経平均株価は2020年2月21日から下落しているが、米ドル円は下落の後に回復してまた下がっている
  • 3月に米ドル円が上昇したのは、世界の投資家たちが株式の追証により現金が不足し、米ドルが必要となったからと考えられる

米ドル円はMACDでもチャートの形からもトレンドが弱い

  • 米ドル円の5年間の週足をみると、MACDでみるとトレンドは強くない
  • チャートを分析するとW型でもM型でもなく、トレンドが弱い

DXYチャートをみると、ドルはフラグの形をしているので下降する可能性がある

  • DXYは米ドルに対して、他の通貨の流通割合で混ぜてバスケットにした指標
  • DXYの5年間の週足をみると、フラグの形をしているので下降する可能性がある

米ドル円や日経平均株価には強いトレンドはないが、日経平均株価÷米ドル円でみると、ドル円は上昇しないのではないか

  • 日本は自動車や機会を中心に輸出が強い国のため、米ドル円と日経平均株価には相関があった
  • 日経平均株価÷米ドル円の5年間の日足のチャートをみると、日経平均株価の方が米ドル円よりも上昇していた
  • 日経平均株価の方が過大評価されていたが、新型コロナウイルス感染症の影響で、日経平均株価が落ちて米ドル円が上がってきた
  • 5年の移動平均線を下回って回復していない、かつチャートが上昇トレンドのため、日経平均株価の方がドル円よりも上昇する可能性が高い
  • 米ドル円はそこまで上昇しないのではないか。双方が下がるとしても、日経平均株価よりもドル円のほうが下がる傾向にあるといえる
  • アルゴリズムのトレードでは、日経平均株価が買われるのではないか

引き続き、ボラティリティの低いことにかけて、VIXを買うか、オプションを使ってストラドルを売るのがおすすめ

  • 強いパターンではない
  • 米ドル円のVIX(ボラティリティ)も下がってきているため、変動は大きくなさそう
  • ボラティリティの低いことにかけて、VIXを買うか、引き続きオプションを使ってストラドルを売るのがおすすめ
  • 為替は商品数が少ないため、たくさんの投資家が入り、アルゴリズムもたくさん入っているため、為替をするのであれば、新興国の通貨をおすすめしたい
  • 相場が下がっているいまの時期は、不動産などの面白い投資に注目したい

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ABOUT US
弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。