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千葉大学教育学部でキャリア講義をしました!

この記事は、2018年6月19日に、千葉大学教育学部にてキャリアの講義をしたものを書き起こしたものです。

目次

自分の名前で働くとは?

こんにちは!弦本ともうします。

今日は「自分の名前で働く」と題して、フリーランス、副業、兼業がテーマということですが、僕の場合はフリーランスではなくて、副業ですね。

兼業といわれることもあるかもしれませんが、一応、気持ち的には副業だと思ってやっていますので、お話できればなと思います。

今日ですが、気合いを入れすぎて150ページのスライドを作ってきてしまいました(笑)

みなさんのお手元にも紙でお配りしていると思うんですけど、ついてきていただければと思います。

まずは自己紹介です。

自己紹介

弦本といいます。今、31歳です。大きく3つのことをやっています。

1つ目がリクルートで、新卒で入社して8年目です。

SUUMOという不動産系のメディアの部署で人事をやっていて、組織の開発とか、人材の育成みたいなことを、本業としてやっています。

なので、今日は有給をとって会社を休んで来ています(笑)

普段は平日はサラリーマンとして働いています。

もう1つが副業としての、起業です。

僕の場合は大学4年生のときに起業をしていて、起業した会社も社会人と同じ8年目です。

2社目もリクルートで働きながら起業をしていて、5年目の会社もやっています。

3つ目が「弦本ビル」という名前をつけて、自分の名前をつけちゃったんですけど(笑)、3年前にビルを購入しまして、今そこで、シェアハウスやシェアオフィス、中華料理屋さんが入っているビルを経営しています。

なので、大きく3つの活動をしているんですけど、今日は「複数の仕事をする」ってことについて、お話したいと思っています。

まずはじめになんですけど、そもそもフリーランスや兼業、副業の話の前提として、「働くって何だろう?」っていうお話をしたいなと思います。

ということで、突然ですが、質問です。

今日ここに来るまでに、お金を使った人はいますか?何に使いました?

〇〇くんはいますか?

あれ、いない?おお、いた。お金、使いました?何、買いました?

ー「カップ麺」、ありがとうございます。

他に誰か、それでは、〇〇さんはいますか?

はい、さっき少し名簿を見て、名前を覚えました(笑)

ー「使ってない」、本当ですか?ありがとうございます。

それでは、僕の場合なんですけど、僕は今日、電車でここまで来たので、総武線に乗りました。

それから、さっき学食にお邪魔して、ご飯を食べました。

メンチカツのカレーライスを食べたので、カップ麺ではないですが(笑)

なので、交通費でいうと640円、カツカレーは大盛りにしたけど496円。

500円を切りますね、さっき食べました。

時代は便利になっている

実はこれ、当たり前のようだけど、すごいことではないかと思っていまして、なんでっていったら、今日は御茶ノ水から来たんですけど、本来はここに来るのに、Google Mapで調べたら歩いて7時間35分もかかるんですね。

それからご飯もそうなんですけど、水田を作ったり、畑を耕したりしたら、無限に日にちがかかると思うんです。ひとつのカレーを作るまでに。

これってすごいなと思って、歩いて7時間半とか、稲からお米を育てたりするものを、わずか52分で電車で来て、さらに30分でご飯を食べて、今そのおかげでとても元気で話をしている、とてもありがたいことだなと思っています。

なんでこれが成り立つのかな、と思ったときに、例えば電車の話をすると、みんなで電車に乗っているっていうのが、ひとつあるかなと思っています。

電車に乗りたい人と、電車に乗せている人っていうのがいて、僕の場合は御茶ノ水駅から西千葉駅まで電車で来たんですけど、電車に乗っている人たちがみんなでお金を払って「分担」しているから、僕も640円で、7時間35分も歩かずに来ることができました。

でも、それだけかなって考えたときに、実は電車を運転している人以外にも、それをさらに支えてくれている人がいるんですよね。

線路を作ってくれている人、駅を整備してくれている人、さら戻ると炭鉱とかを掘って、鉄鋼などを形作って、レールを作ってくれている人たちがいっぱいいます。

それで、お金というものを媒介して、みんなで仕事を「分担」しているから、成り立っているんだな、と思っています。

みんなでお金を「分担」しているのと、さらにみんなで仕事を「分担」しているから、気軽にここに来られているんです。

働くってなにかな?って最初にあげたんですけど、こういう風にお互いに「ありがとう、ありがとう」ってお金を払ってぐるぐる価値を生み出していくことが仕事で、それをするのが働くっていうことなのかなって思っています。

誰かの役に立つことで、感謝とお金をもらう。

「働く」っていう字は「人が動く」って書くんですけど、「人のために動く」っていうのが大切なのかなと思って、これが働く意味なのかなって、僕は思っています。

それで、僕自身が人生をつうじてやりたいことなんですけど、3つあります。

人生をつうじてやりたいこと

1つ目は、「先人への感謝を現生や後生に還元する」ということ。教育者っぽいですかね(笑)

たとえばさっきの、鉄道を作ってくれた人たちに「ありがとう」、でも自分は鉄道とかは作れないんで、そういう感謝を後輩たちに、別のかたちで還元していきたい、と思っています。

たぶん学校の先生とか、子供たちの教育も、似ているとは思うんですけど。

あと、もうひとつ、自分のなかでテーマにしているのは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」ということです。

人がやりたいと思ったことを実現できるような世の中にしたいなと思っています。

3つ目としては、「三方よし」というものを実現したいと思っているんです。

「三方よし」って知ってる人いますか?

ー先生方だけですね。

近江商人という、昔の商人が作った言葉で、三方向によしっていう風にいっているんですけど、売り手よし、買い手よし、世間よしで三方よしといっています。

どういうことかというと、自分で物を売る時に、売る側にとってもよくて、買う人にとってもよくて、世の中にとってもいいっていうのが全部成り立たないと、商人としてはやっていけないよということで、生まれた言葉だそうです。

現在の自分に置き換えてみると、売り手は自分なんですけど、自分が「ワクワクする」ことをまず大事にしていて、次に、買い手というのは目の前の人なんですけど、目の前の人のためになることをしていて、結果的に世の中もよくなる、ってことを目指したいなと思っています。

それでちょっと、自己紹介に戻るんですけど、今リクルートで働いていて、副業でもいくつかそういう「三方よし」を実現するようなビジネスをやっています。

それから、弦本ビルもそういうことを実現したい人たちが集まる場所になっていると思います。

今日お伝えしたいこととしては、複数の経験からキャリアを作れるかなと思っていまして、僕の場合は、主にさきほどの3つをやっているんですけど、ゆくゆくはより多くの人に、より深い価値を提供できるような人になりたいと思っているんですよね。

複数の経験からキャリアを作る

で、この図は、縦軸と横軸を書いてみたんですけど、価値を提供する人数と、価値をひとりに提供する、価値の大きさ、深さ、をそれぞれ軸にとってみました。

なるべく多くの人に、深く貢献したいっていうのが一番右上です。一番理想となるゾーンですね。このゾーンが、ゆくゆくいきたいところになっています。

そこに到達するに向けて、複数のキャリアからステップを登っていくというのを提案したいんですけど、僕の場合は、多くの人に価値を提供することを、リクルートのSUUMOで経験しています。

SUUMOっていったら、主に家を借りたい、不動産を買いたい、引越したい人が使うと思うんですけど、多くの人にちょっとずつ役に立つ、と。多くの人に影響を与える経験ができる仕事です。

それに対して、相手は少ない人なんですけど、ひとりに対して深く価値を提供するというと、自分のやっている起業や新規事業が該当しています。

ここでは「自分の想いで立ち上げる」ということを大切にしています。

で、3つ目なんですけど、それは「仲間と一緒に作りあげる経験」です。

この規模になってくると、自分ひとりではできないことになってくるので、仲間と一緒に経験を積んでいきます。

3つの経験を、バランスよく並行して積んでしていきながら、より多くの人に、より深い価値を提供するようになっていく、というのが大事かなと思っています。

もう少し詳しく話していくと、私のキャリアとしては、まずはリクルートですね、多くの人に影響を与えることをしています。

リクルートでは社会人2年目のときだったんですけど、バナー広告を担当していたときに、何億かの予算をお預かりして、運用をしていました。

そこでは大きなお金を使って、色んな人たちに役に立つということを経験しました。

あとは、食べログとか、みなさん知っているかもしれないですけど、口コミがあるとそれを信頼してお店を探したりできるのと一緒で、仲介会社の口コミを載せる、というのもやっていました。

家を買ったり売ったりする人で、不動産業者に騙されたらどうしようとか、不安な人たちに対して、口コミをつけるというのを、新しい機能としてつけました。

これも、リクルートの営業の人たちがすごく優秀なんですね。

ただ企画しただけでは世の中に広がらないようなものでも、日本全国で広めてくださって。今は物件の2つに1つは、仲介会社の口コミが見られるようになっています。

それから、新規事業とか起業では、結構色々なビジネスをやったんですけど、「自分の想いで立ち上げる」経験として、みなさんの方が歳が近いと思うんですけど、たとえば音大生の人たち向けに、ピアノを演奏するイベントをやって、活性化していない、ピアノだけがある寂れたレストランで演奏会をするというのを、社会人1年目のときにやりました。

あとは学生ダンサーさんですね、さっき大学生協の前のスペースでも、ダンスをしていた人がいたんですけど、ダンスをする場所も、なかったりすることがあると思うんですよ。

そのときは、18歳ぐらいの高校生や大学生の団体を集めて、クラブを夕方に貸し切って、お酒は出さないんですけど、初めてのクラブデビュー、という感じのイベントをしたり。

あとは、美大生の人たちを相手に、美大の人たちっていいもの作るんですけど、研究室に置きっぱなしとかアトリエに置きっぱなしとかで、もったいないというのもあって、飲み屋さんに置いてもらうというのをやったり。

それから、美容師さんのこととか、他にも教育系の大学生のこととか。

教育系の大学生については、無料で沖縄の離島に行けるというものなんですけど、教職をとっているんだけど、先生にならないという人も結構いて、その人たちに夏休みに島に行ってもらって、島で無料で授業を教えてもらいました。

その往復のお金や、泊まるお金は、沖縄からもらうという流れでしたね。

あとは、高専ですね、情報系の高専生の話です。

これも、今までの話と一緒で、さっき言った「三方よし」みたいな話で、困っている人がいて、困っている企業とかがいて、マッチングをするっていうものをやっていたんですけど。

ほら、どれも、売り手よし、買い手よし、世の中よし、ですよね?

高専の話は、特に教育に近いので、詳しくご紹介しようと思っています。

高専って知っています?あんまり?

ー2人、3人。はい。

高専は「高等専門学校」といって、僕もはじめは知らなかったんですけど。というのも僕は埼玉の出身で、埼玉って高専がないんですけれども(笑)

社会人になって、はじめて高専生の人と出会って、めちゃくちゃ優秀な人だったんですよね。

なので、「高専ってどんなところ?」って聞いたんですけど、高専って5年制で、中学を出て高校に行くかわりに、5年間、高等専門学校に行くんですね。

もしかしたら、ロボコンとか聞いたことがある人がいるかもしれないけど、ロボットを作ったり、ゲームを作ったりする人も多くて、めちゃめちゃ熱意がある人たちが集まる場所でした。

ただ、5年制で高校3年間プラス2年、ということで、就職活動では短大卒扱いになるので、東京に出てきて就活とかをしても、あまり企業にも知られていない。

中学から高専に行くときには、県で2~3番目の偏差値だったりするんだけど、まぁ「専門学校」なんで、大学じゃないんでしょ?みたいな。

これは、すごくもったいないなと思って。中学のときから進路を選んで、ゲームを作りたいとかロボットを作りたいといって入ってきている人たちなんですよ。熱意をもって好きなことを学んでいるんですよ。

それなのに、就職活動では、教授のコネで就職しますとか、1社しか受けなくて、2社受けたらかっこわるい、みたいなのもあって。

なんだか、一昔前の大学生の就活みたいな感じだったりとか、高専生が東京に出ようと思っても、多くは地方にいたりするので、東京にあまり出てくる機会がなかったり。

エントリーシートを出そうと思っても、短大卒扱いになっちゃうから、そもそも受けられないこともあったりして。

企業からも面接とかで「高専ってどういうところ?」って聞かれて、その説明をしたら面接が終わっちゃいましたとかって聞いて、かわいそうだなと思いました。

それで、可能性があるのに正しく認められてないのでは?!っていうことで、自分で事業としてやろうと思いました。

たしかに、企業さんに聞きにいってみても、エンジニアが足りていなかったりとか、理系の大学生を採用するんですけども、都内の学生さんだと、すでにもう取り合いになってしまったりしていて。

かといって、地方に行こうとしても、やっぱり地方に行ったからって、それだけでは採用ってできなくて。リーチがしにくかったり。

あとは、そもそも高専を知らないので、採用のノウハウもなかったり。

なので、地方で頑張ってる、情報系の勉強をして、エンジニアになりたい、ロボットを作りたい、ゲームを作りたいっていう人たちを、東京の第一線で活躍している企業さんに紹介していく、という事業を作りました。

こういう感じで、開発合宿をしたり、企業を訪問するツアーをですね、これも学生さんには交通費無料でお金を出してあげて、2週間ぐらい宿泊するんですけど、宿泊費も食費も無料にしてあげて、その分、企業さんからお金をもらって運営をしました。

IT系の企業ということで、具体的にはYahooさんとかですね、mixiさんとかDeNAさんとか、さくらインターネットさんとか、そういった会社さんにお金をいただいて、事業としてやりました。

長くなってしまうので今日は割愛しますが、様々な活動をしていました。

今の話は、「自分の想いでゼロから新しく仕事を作る」という経験の話です。

3つ目が「弦本ビル」っていう名前をつけたんですけど、これは「仲間と一緒に作りあげる」経験です。

もともと5階建てのビルがあって、おじいちゃんとおばあちゃんが4人で住んでいて、あまり活用のされていないビルがありました。

今は3年経つんですけど、そこを購入して、シェアオフィス、シェアハウスとして、色んな人に住んでもらったりしています。

たくさんの人たちがいて、たくさんの企業さんたちに入っていただいて、色んなジャンルの人たちが出入りするような場所になっています。

さきほど紹介した副業では、美大生向けとか音大生向けとか、高専生向けみたいなものを、個人としておこなってきたんですけど、そういったプロデュース活動だけじゃなくて、そういうプロデュースをしていきたい人たちが集まってくる場所として機能しています。

イベントスペースでは、朝は朝活、夜は業界の勉強会とか、ちょっとイケている人の話を聞ける場所という感じで、日々活発にイベントなどが開催されています。

少しまとめると、僕の場合は、価値を提供するという意味で、リクルートではメディアの運営をしながら、自分では、価値を提供する人数は少ないんですけど、深く貢献できるような起業や新規事業を副業としてやって、仲間と一緒に立ち上げるというところで、ビルを運営しています。

でもゆくゆくは、多くの人たちに深い価値を提供するというのを、目的としてやっています。

教育学部で複数の経験からキャリアを作る

さて、今日は「複数の経験からキャリアを作る」ということをお伝えしたかったので、勝手ながら、みなさんの三大キャリアというのを作ってきました。はい、勝手に考えてきました(笑)

僕の経験をもとに、みなさんに置き換えてみたときに、どういうキャリアになるのかなっていうのを考えてみたんで、聞いてみてください(笑)

まず「複数の経験からキャリアを作る」教育学部編として、同じように、より多くの人により深い価値を提供するのがゴールだとすると、まずは少ない人数に深くということで、例えば、小中高大の教職員をされるというのが多分、進路として一番多いのかなと思います。

ここでは、目の前の生徒の人生を変える経験はすごく貴重だと思うので、ひとりに深いことを提供していきます。

そして2つ目が、教材開発、教育Tuberって書いたんですけど(笑)

You Tuberの話かもしれないんですけど、より多くの人に少しずつ貢献するということで、例えば自分が教えている様子だとか、教材を作って配信をするとか、なるべく多くの人たちに広めていくことをされたらいいのかな、と。

多くの生徒さんに影響を与えるような経験です。多くの先生が相手でもいいですね。

そして、その後は、仲間と一緒に作り上げる経験です。

学校法人を作っちゃったりとか、私塾をはじめました、みたいなので、仲間と一緒に作りあげる経験をして、より上のステップに進んでいく、っていうのがいいかなと思いました。

そこで、本当にできるのかな?って考えたときに、教育業界でも結構、生産性と制度って整備されてきていると思っていまして。

これは少し前の、今年の2月9日に出ているんですけど、文科省の事務次官から全国の教育委員会に通達がいって、学校における働き方改革というもので、1年ぐらい議論されたものがまとまった資料です。

よく見てみると、学校の先生の調査をしていて、この10年間でかなり多くの時間、先生の労働時間が増えているというのが統計でとれたので、それをもとに、負荷を減らしていきましょうというのが提言されています。

具体的には、たとえばなんですけど、学校以外で担いましょうとか、学校の業務なんだけど先生がやる必要がないものですとか、教師の業務だけど負荷を削減しましょうというのが、大きく3つ、出されています。

特に、部活動を見る、授業の準備をする、進路指導をするとかって、かなり負荷がかかると思うんですけど、こういったところを軽減しようと、国が動いています。

具体的には、人を増やすものだったり、予算としてお金をつけるので、学校で負荷をさげてくださいというものだったり、具体的な数字が書かれていたりするんですけど、結果的には学校の先生も、働く時間が少なくなるんだなって思います。

さらには、さきほど話をしていた副業ですね。

公務員の副業もOKになってきているので、働く時間を減らすだけではなく、副業として外に出るというのも、国が推進しています。

求められていることとしては、民間で経験を積んで、視野の広い官僚になるとか、たとえば神戸市の方でも外部での経験を活かして、市民のサービスにつなげていくことを目指しているので、学校の先生とか教育の現場にも、副業・兼業みたいなのが、流れとしてできているのかなっていう風に思います。

もちろん、公務員のすべてが教員というわけではないと思うんですけど、「複数の経験からキャリアを作る」というのは、教育業界でもできていくと思っています。

そのためのヒントとしては2つです。

1つ目は、選択肢を狭めない。自分の目の前のことだけではなくて、他のことにも興味をもって関わっていくのがいいと思います。

2つ目は、外に出ること。今日は授業で学校のなかなんですけど、外に出て行って、色んな人の話を聞いたりすることが、すごく大切だと思っています。

ということで、ちょっぴり宣伝なんですけど、さきほどいった「弦本ビル」というところで、「学生プロハナイト」というものをやっていまして、学生さんで、面白い人たちが集まって交流する会があるので、もしよかったら参加してみてください。

もちろん、僕は学生じゃないんで参加しないんですけど…(笑)

それと、90年代生まれのコミュニティもあって、「みんなで話す会」とかもやっていて、結構面白い人たちが集まっているので、こちらも、もしよかったら来てみてください。

あとは前回も、実は去年もここでお話をさせていただいて、学生さん2人がそのあとに直接、ビルに来て、僕の話を聞きに来てくれたんですけど、もし興味があったら、追加でキャリアのヒアリングにも来てください。

ここからだと、交通費が640円かかっちゃうかもしれないですけど(笑)

ちょっと長くなっちゃったんですけど、まとめます。

まとめ

最初の話は、お金を媒介した社会の仕組みということで、みんなで電車に乗ったときとかに、お金をみんなで分けて払っていて、みんなの仕事も分けてやっているよね、働くっていうのは人のために動くことなんだね、そのうちの一つが兼業とか、副業、フリーランスということなんですけど、根本としては、人のために動く、ということ。

それから、より多くの人に深い価値を提供するためには、自分で想いをもって立ち上げる経験というのと、多くの人に影響を与える経験、そして仲間と立ち上げる経験が大事なのかなと思っています。

3つ目が、副業や兼業の働き方は、時代も後押ししてるよね、っていうところです。

教育現場でも、働き方改革が進んでいて、公務員でも副業が推進されています。

なので、そういったキャリアはみなさんにもありえます。

あとは、実現のためのヒントとしては、選択肢を広くもって、狭めないということと、外に出て、色々な人と会って話を聞く、ということかなと思っています。

長くなりましたが、以上です。

みなさんのキャリアや、みなさんの教え子の方々の、キャリアの参考になればと思います。

ご清聴、ありがとうございました。

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ABOUT US
弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。