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【2020/4/11】日本のGDPは25%下がるといわれているが、第2四半期の初速で精度が低いため気にする必要はない

目次

経済投資YouTuber高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート

2020年1月以来、コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、株式市場の暴落やその後の乱高下で市場が騒がれています。

そのような状況のなかで、高橋ダンさんのYoutubeチャンネルでは、市場予測の的中の精度が高いだけでなく、鋭い観点や幅広い知識をもとに本質的な経済予測や投資手法が学べると思い、今回勉強ノートを作成することにしました。

とくに、高橋ダンさんがウォール街で実際に経験したリーマン・ショックからの学びや、暴落に対する向き合い方は、必見です。

「投資の勉強ノート」をきっかけに、高橋ダンさんのファンが増え、また投資や金融に興味を持つ人が増えればと思います!

高橋ダンさんの詳しいプロフィールはこちらです。

経済GDPがマイナス25%⁉ Economy GDP to Crash 25%⁉ ダン高橋 Dan Takahashi

日本のGDPは25%下がるといわれているが、第2四半期の初速で精度が低いため気にする必要はない

GDP(国内総生産)は四半期ごとに、四半期の翌月から翌々月を目処に発表されるもの

  • GDPは四半期ごとに、四半期の終わった翌月から翌々月を目処に各国から発表される
  • 国によって計算の仕方が異なるが、名目と実質の2種類がある

ゴールドマン・サックスからGDPが25%下がるという調査が出た

(参考) Bloomberg
  • ゴールドマン・サックスが今週、日本のGDPは25%下がると発表した
  • 25%のマイナスというのは、四半期のデータを年間に換算しているものなので、実際の3ヵ月間の影響は4で割る必要がある
  • また、ゴールドマン・サックスは今後回復するだろうと伝えている

日本のGDPは第1四半期はそこまで悪くない。また、第2四半期も初速のためそこまで精度が高くなく、悪いとはいいきれない

(参考) TRADING ECONOMICS
  • 新型コロナウイルス感染症の影響があるのは3月のため、第1四半期はそこまで悪くないはず
  • 大切なのは第1四半期のデータであり、第2四半期のデータが出るときには、そこまで市場への影響はないのではないか
  • TRADING ECONOMICSのGDPのデータをみると、リーマン・ショックでは-18%だったため、-25%はかなり大きな数字
  • しかし、ゴールドマン・サックスのデータは、第2四半期として4月の1週間だけで試算しているため、不正確
  • JPモルガンが発表していた日本の輸出が60%下がるという予測も正しいかがわからない

アメリカのGDPも25%の下落が予想されている

  • アメリカでも25%の下落が予想されている
  • たしかに失業者数が600万人に増えているが、市場は暴落せずあまり反応していなかった

悪い予想を早めに出しているのは、各社の企業の利益のためなのではないか

  • 本来は7月に確定するはずの第2四半期のデータを4月の1週間で早めに予想しているのは不自然
  • ゴールドマン・サックスがレポートを売るための宣伝なのではないか
  • メディアはニュースの視聴率を上げるために、恐怖を煽るインパクトの高い数字を出しているだけなのではないか
  • IMFの関係者や経済学者もあまり相場に期待していない
  • すでに市場では期待値が下がっているので、悪いニュースが出てもそこまで暴落はしていない
  • そのため、気にしなくても問題ないと考えている

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弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。