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読書ノート『日本人のためのお金の増やし方大全』

『億万長者入門』などの、世界的なベストセラーの著者として知られるロバートアレン。

今回は、2018年に日本向けに書きなおされた『日本人のためのお金の増やし方大全』の読書ノートをまとめたので、公開します。

なお、不動産投資の本については、以下でもおすすめしています。

目次

『日本人のためのお金の増やし方大全』読書ノート

日本人のためのお金の増やし方大全

一生続くいくつもの収入源を確保する

  • 通常、学校などの教育機関では、お金や経済的な成功に関する教育が少ない
  • そのため、金融に関するリテラシーが低い傾向にある
  • 複数の収入源(ポートフォリオ)をもち、リスクを分散させておく必要がある
  • 主なポートフォリオは、①投資、②不動産、③マーケティング

複利と時間の力

  • すべては1ドルからはじまる
  • 1ドルの種が100万ドルを生み出す木になる
  • 逆に言うと1ドルの無駄遣いはそのチャンスを逃している
  • 今日の1ドルは将来の100万ドルど同等
  • 1ドルが100万ドルになるには、利率3%で468年、10%で145年毎日1ドル積み立てて100万ドルになるには、利率3%で147年、10%で56年毎日10ドル積み立てて100万ドルになるには、利率3%で74年、10%で34年

お金との向き合い方

  1. 価値を知る
  2. コントロールする
  3. 蓄える
  4. 投資する
  5. 稼ぐ
  6. 守る
  7. 分かち合う

価値を知る

  • 自分で働いてこそお金の価値がわかる
  • 最初の10%は与える
  • 次の10%は自分に支払う

コントロールする

  • 細かい単位で使途を明確に
  • 支出のカテゴリを分類する(貯蓄、税金、住居、日常生活、車、娯楽、保険、借金、事業経費)
  • 計画を立てて前もって購入する
  • 値引き交渉する
  • レシートをもらう
  • レシートが正しいか確認する
  • レシートに番号をふる
  • 収支を細かく管理する
  • レシートをファイリングする
  • 誰も欲しがらないときに買い、欲しがるときに売る
  • 秋に麦わら帽子を買う
  • 現在の計画で見えている期間を延ばして考える
  • 90日後に必要なものを賢く買うために今日何をすべきかを考える(飛行機のチケット、誰かの誕生日、食料、消耗品など)
  • 収入の10%は緊急用にとっておく(3ヶ月間分の生活費)
  • 30日以内に引き出せる最も利息の高い口座に入れる
  • お金の健康診断をする

蓄える

  • 買い物リストを作る
  • ATMを使わない
  • クレジットカードの残高はすぐに支払う
  • 保険を見直す
  • 保険の控除をする
  • 薬は通販で買う
  • ジェネリック薬を使う
  • 数回しか使わないものはレンタルする
  • 電話会社の見直しをする
  • 電話のオプションを支払ってしまっていないか
  • がらくた市で売る
  • 電話でなくメールを使う
  • 映画でなくレンタルで観る
  • 外食ではなく内食を食べる
  • ランチは弁当を持参する
  • 本は図書カードで買う、図書館で借りる
  • 郵便受けの余計な案内や定期購読はキャンセルする
  • エンターテインメントは無料のものを観る
  • タクシーではなく電車やバスを使う
  • スポーツクラブではなく公共のジムに通う
  • ブランド品を買わない
  • コンビニでなくディスカウントストアで買う
  • 高い専門店を避ける
  • ネットでライバル店と比較する
  • メーカー保証以上の保証はつけない
  • 厚着、薄着をする
  • お風呂でなくシャワーを使う
  • 水道光熱費の切り替えをする
  • 宝くじは買わない
  • ローンの借り換えをする
  • 給料の収入が上がった分は貯蓄にまわす

投資する

  • 使い切りではなく、一生型収入を増やす本は無給で2年間書いたとしても、印税は20年間のリターンになる
  • 裕福な人は、自由に使える時間が多いから裕福働きながら新たなお金の流れを作る
  • 他人のもとで働くことは安定ではない、安定という幻想でしかない
  • 毎日少しの時間やお金でも、一生型収入に向けて使う
  • ひとつの仕事でも、複数の収入に展開できる可能性があるかを考える
  • 価格ではなく質で勝負する
  • 小資本ではじめる
  • 従業員をもたない
  • 収益率の高い市場の成長に乗る
  • 一生型の収入を得る(利息、印税、商標、使用料、著作権、特許料、賃料、推薦料)
  • 必要とされるもので熱意を捧げられることをする
  • 経営者や事業家の視点で働く

稼ぐ

  • 不動産投資をする
  • 資金を調達する
  • 運用する
  • 選別する
  • 買う
  • 売る

守る

長期投資はリスクを減らす(いつでも今が買い時)
インデックスファンドは販売手数料、取引手数料、税金が低い

分かち合う

  • 専門家になる
  • 専門性を換金化する
  • 商業出版
  • 自費出版
  • セミナー講演
  • ビデオチャット
  • ニュースレター
  • メルマガ
  • データ販売
  • テレビ
  • コンサル講師
  • コラムニスト
  • メディアエキスパート
  • 雑誌
  • ゲーム
  • カレンダー
  • プロダクトデザインムービー
  • 顧客リストを再活用
  • 広告として換金化

不動産投資のコツ

事情のある売り手から安く買う(人助けにもなる)

離婚、大規模修繕の出費、負のキャッシュフロー、引っ越し、運用ミス、支払い遅延、アクセスの悪さ、税金、遺産、定年退職、競合物件、地域外オーナー、心理、借金、無知、時間的制約、投資に向けたキャッシュ化、パートナー、中古嫌い、病気

あらゆる情報源から情報を得る

チラシ、業者、身の回り、歩いて探す、銀行、自ら広告、メール、投資家クラブ、専門家、裁判所の競売

数多く行動する

  • 買える能力があることをアピールしておく
  • クリエイティブな購入方法で頭金はなしにできる

日本人のためのお金の増やし方大全

不動産投資の本については、以下でもおすすめしています。ぜひ、あわせて読んでみてください!

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ABOUT US
弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。