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経済投資YouTuber高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート
2020年1月以来、コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、株式市場の暴落やその後の乱高下で市場が騒がれています。
そのような状況のなかで、高橋ダンさんのYoutubeチャンネルでは、市場予測の的中の精度が高いだけでなく、鋭い観点や幅広い知識をもとに本質的な経済予測や投資手法が学べると思い、今回勉強ノートを作成することにしました。
とくに、高橋ダンさんがウォール街で実際に経験したリーマン・ショックからの学びや、暴落に対する向き合い方は、必見です。
「投資の勉強ノート」をきっかけに、高橋ダンさんのファンが増え、また投資や金融に興味を持つ人が増えればと思います!
高橋ダンさんの詳しいプロフィールはこちらです。
REITは嫌い⁉ Dan Takahashi 高橋ダン
日本の不動産投資信託J-REITはおすすめしない。日銀が金融機関のために宣伝しているだけなのではないか
日本では不動産投資信託のJ-REITが人気だった
- 日本では預金や国債の利回りが高くないことと、購入のしやすさからREITが人気
- ホテルは高い利回り、住宅は低い利回りとなっている
- J-REITの時価総額は約13兆円。平均利回りは4.5%であり、諸費用がかかったとしても魅力的にみえる
- 日銀によるJ-REITの買い入れ額は、年間5,000億円。2012年のアベノミクス前から購入していたが、2013年や2014年には購入が増えていた
- 今回、コロナショックへの対策として、予算を倍額の1,800億円にしたが、2018年は予算900億円にも関わらず550億円しか購入していなかった
J-REITは取引量や時価総額の高いものは、コロナショック後にほとんど回復していない
- J-REIT全体の指数である東証REIT指数(TSEREIT)日足でみると、チャートのかたちはカップ型で、MACDもストキャスティクスも短期的には上昇する傾向にある
- 最も取引量の多いジャパンリアルエステイト投資法人(8952)や時価総額の最も多い日本ビルファンド投資法人(8951)をみると、コロナショックからは回復しておらず、上昇時の取引量が小さいため、上昇トレンドとはいいづらい
- 取引量や時価総額の低いJ-REITは日経平均株価と連動しているとはいえる
J-REITは日銀が金融機関のために宣伝しているだけなのではないか
- 日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)はコロナショックで約30%下がったが、J-REITは50%も下がったため、ボラティリティが高い危険な商品といえる
- コロナショック後にも、日経平均株価は回復しているものの、J-REITの取引量や時価総額の高いものは回復していない
- 日銀が購入している割合も、これから購入する金額もそこまで大きくないため、影響が小さいのではないか
- J-REITは長期間でみると、2012年からは2倍ほどに価格が上がっていた
- おそらくこれまで日銀は、金融機関がJ-REITを売りやすいように宣伝をしていたのではないか
- J-REITは利回りも高い安全な商品という印象で、多くの投資家に人気になった
- しかし、新しい買い手がいなくなってしまったためこれから上昇しないのではないか
- J-REITではなく、これから人気になるまだ知られていない商品を買うのがよい
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