金持ち父さん貧乏父さん(読書ノート)
- 勉強していい成績をとって、いい大学に入っていい会社で働くのは昔のルール
- 学校で教えてくれるのは、学術上や職業上の技能を使ってお金を稼ぐ方法。学校ではお金の勉強は教えてはくれない。社会はお金の稼ぎ方よりも、お金の使い方に重点を置いている
- 学校では「一生懸命働くことはいいことだ」を教わり「自分のためにお金を働かせる」ことについてを教わっていない
- 結果的に一般的な人はラットレースにはまり、支払いの必要性に追われて常に働きつづける社会になっている
- お金持ちになるためには、お金について勉強しなければならない。会計と投資、税金について勉強するべき
- 「お金がない」ではなく「どうやったら捻出できるか?」を考える
- 勉強するのはいい会社を買うため
- 金持ち父さんの6つの教えは①金持ちはお金のためには働かない、②お金の流れを学ぶ、③自分のビジネスをもつ、④会社をつくって節税する、⑤金持ちはお金をつくり出す、⑥お金のためではなく学ぶために働く
- 中流以下の人はお金のために働くが、金持ちは自分のためにお金を働かせる
- 他人のせいにして他人を変えるよりも、自分を変える方が簡単
- 安定しないとう恐怖にかかる対価は大きい。恐怖に思う気持ちはお金で買われてしまう。一方で強い意志はお金があっても買われない
- 欲望や欲張り、恐怖の感情で行動してはいけない
- 自分の頭で考えて行動するべき。自分の感情と心を自分のために使うべき
- 一般的な人は、最初は恐怖をなくすためにお金を欲して、その後に実際にお金が手に入っても、今度は失う恐怖に恐れてお金を欲してしまうもの
- 恐怖によって考え方が支配されてしまってはいけない。ニンジンを鼻の先にぶら下げられた馬のようになってしまう
- 貧乏の原因は恐怖と無知だ。お金がないことに対する恐怖心から仕事を探してしまってはいけない。無知は恐怖と欲望を生む、そしてそれは出費へと変わる
- 冷静に自分を見つめなおすと、走る必要がないことに気がつく
- 歴史を学ぶのは教訓を得るため
- 恐怖を見つめ、欲望、人間の弱点、強欲さを直視して、考える。感情にただ反応するのではなく、自分で感情をコントロールして、自分の考えを選ぶ
- 従業員として働き仕事をするのは、長期的な問題に対する短期的な解決策でしかない
- 自分に見えていないことがあるのではないかと考えれば、感情的な思考に走らなくて済む
- 雇い主に頼ることなく、自分のお金を自分で管理する立場になる
- 自分がその場にいなくても事業が利益を生むようにする。お金に働いてもらう
- 他のみんな違うことをすることに対する恐怖心と、同じルールのなかで負けたくないという気持ちが、世の中に黙って従ってしまう自分をつくってしまっている
- 収入が増えてもそれに見合ったように支出や負債を増やしてはいけない
- 普通の人は、会社のオーナーを豊かにするために働き、不動産のオーナーを豊かにさせるために働き、国を豊かにするために税金を支出して、銀行を豊かにするために住宅ローンやクレジットカードの負債を返済してしまっている
- 金持ちは資産を買う。貧乏人は支出ばかりをする。中流層は資産だと思って負債を買う
- 住宅は一見資産にみえるが、税などの出費をともなうので負債といえる
- 裕福度は、他人のために働かないであと何年過ごせるようになるかで計算する
- 自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネスをもつ。①自分のビジネス、②株、③債権、④投資信託、⑤収入を生む不動産、⑥音楽・書籍による著作権や特許権
- 会社は巨大な建物のようにみえるが、実態としては何枚かの法的な書類でしかない
- 税務署も、黙っていれば黙っているだけ税金を取っていくもの。法律や会計のルールを知らないと高くつく
- ラットレースを抜け出すためには、まずは会社で頑張って投資資金を稼ぐのがよい
- 稼いだお金は自分の従業員のように自分のために働いてもらう。すると新たな従業員となるお金を呼んできてくれる
- 会計力(租借、財務)、投資力(分析)、市場の理解力(儒要と供給)、法律力(会計、会社法、税金対策、節税、優遇処置、地方自治体)、今の時代はタイムリーな情報が財産
- 自分がMBAをとるのではなく、MBAをもった人を雇うのがよい
- 安定的な運用を求めるよりも、賢く運用する方がリスクが小さくなる
- 母数を増やしてから買うのがよい。コンピュータが欲しい友人をたくさん集めてからまとめ買いすると安く買える
- 自分のやりたいと思ったことをやり遂げた人に話を聞く
- 相場の価格で買って高く売るのではなく、安く買って相場の価格で売る。利益は買った時点で確定するもの
- 不動産の買い付け申し込みをする
- やったことのないことに対する忠告には耳を傾けないのがよい
- いまやっていることは、いま得ている結果しか残していないかもしれないので、一度やめて立ち止まって考えてみる
- もらうために与えるのではなく、与えるために与える
- 自分が欲しいものは他人も欲しいものだから、与える
- ブローカーには多くのお金を払う
- 多数派の動きに逆らって行動する勇気をもつ
- オプション取引やデリバティブ(金融派生商品)、抵当流れの不動産がおすすめ
- 法律に触れない範囲で、情報の非対称性が有利に働く取引をする
- いい波は待機して乗る。波が来たと言われてから乗るのでは足元をすくわれてしまう。群れの先頭をめざすのではなく、はじめからひとりでそこでじっと待つ
- ニュースになった時点ですでにその情報は古い
- 不動産屋は本当にいい物件を他人に売らない
- 新しい考えが自分の考えにあわないからといって、あれこれできない理由を探す必要はない
- 仕事を見つけお金のために働く方が楽ではある
- 自分のしらないことは大したことではないと思ってしまってはいけない
- 欲張ることは自己の欲求であり、いいこと
- 他人が嫌なことだと投げ出すようなことをする
- 根拠のない疑いを分析するのは勝者、批判するのは敗者
- 疑いは高くつく
- 一点に決めたら集中する
- たとえ一時的に負けたとしても、その分やる気を奮い立たせる。失敗に打ち負かされることが本当の負け。失敗をしても、その分強くなり賢くなればいい
- 勝ったら誇り、負けたら自慢する。損するのを恐れると損をする。人は転ぶことで歩けるようになる。負けを受け入れ、勝つことにつなげる。勝つことは、負けを恐れないこと。
- 専門性を深めるということは、選択肢を狭めるということにつながる
- 自分よりも頭のいい人と仕事して、一つのチームにする
- 人に拒否される恐怖に強くなる。損をする恐怖から逃げずに、大胆になる
- 余裕ができれば、余ったお金はあげる。財団をつくり後生にも受け継ぐ
- フイナンシャルプランナーになる
- セールスとマーケティングの能力を鍛える
- 目先の賃金よりも長期的な収入を得る
- 専門的な仕事は専門家にやってもらう。自分が専門家になっても仕方がない
- いくら稼げるかではなく、何を学べるかが重要。長い目で見ると教育はお金よりも価値がある
- まずは決心をしないことには行動をはじめられない
- 「そんなことできない」は「どうしたらできるのか今は分からない」と捉える
- 組合があり、政治力の強い会社に入るのがおすすめ
- マクドナルドより美味しいハンバーガーをつくれても、マクドナルドほど上手いビジネスをつくれる人はいない。多くの人はハンバーガーをつくることに熱心だが、配達や仕入れについて考えていない
- 無知であることは最大のリスク
- 学んだことは自分の行動に取り入れていく
- 感情を冷静に分析することが大切