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読書ノート『リアルビジネス3.0 あらゆる業界の企業は教育化する』

目次

『リアルビジネス3.0 あらゆる業界の企業は教育化する』読書ノート

リアルビジネス3.0 あらゆる業界の企業は教育化する

背景

  • 日本では2000年以降、モノが売れずサービス化が進んできた
  • 顧客も低次の欲求が満たされてきており、より高次の自己実現の欲求にシフトしてきており、学習や体験に価値がシフトしてきている
  • 人は誰でも、誰かに教えることのできるコンテンツをもっている

先義後利

  • 顧客の本当の欲求である「真のニーズ」を想像する
  • 商品ではなく信用を売る、アドバイスを売る
  • ニーズを解決するのではなく、ニーズを見つけるのを手伝う
  • 顧客とコミュニティをつくることで商品に愛着をもってもらう、知識をつけてもらい選ぶ楽しみを持ってもらう
  • 短期的な売上ではなく長期でリピートする関係を築く(ワントゥワンでひとりのLTVを高めることで競合が入らなくなる)

事業の上流のニーズをつかむ例

  • 植木屋さんが住み心地の向上を目的に住民交流会を開く
  • 化粧品販売から、メイクアップ指導の有料レッスン
  • 服の販売でスタイルを提案
  • 壁紙業者が貼り方教室
  • 望遠鏡会社が天体観測教室
  • カメラの撮り方を教えるカメラ屋さん

事業の下流のニーズをつかむ例

  • 苗木の販売会社が部活をつくりオンラインSNSでコミュニケーションする
  • 活動報告をしてもらう
  • 悩み相談に乗る
  • ◯期生
  • ツール会社がユーザー会でナレッジコンテスト
  • 新聞をつくり配布する

集客コストをシフトする

  • 不動産管理会社が運賃無料の通学バスや格安のカフェで朝食を提供し利用者満足度を上げつつクチコミを増やす
  • ホームセンターがDIYイベント
  • 定期点検をする住宅会社

教育の仕組み自体を商品化する

  • イベントを売る
  • 資格認定講座
  • 診断士制度
  • 社員教育の動画を顧客の教育のためにも展開

起業家として活躍するための本については、こちらのまとめも参考にしてみてください。

コミュニティづくりやブランディングに関するおすすめの書籍

コミュニティの特徴と事例を知り、企業や個人でコミュニティをつくり、ブランディング化し、マーケティングとして収益を上げるために役立つ本を紹介します。

もしよろしければ、コミュニティづくりやブランディングの参考にしていただければと思います。

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ABOUT US
弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。