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経済投資YouTuber高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート
2020年1月以来、コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、株式市場の暴落やその後の乱高下で市場が騒がれています。
そのような状況のなかで、高橋ダンさんのYoutubeチャンネルでは、市場予測の的中の精度が高いだけでなく、鋭い観点や幅広い知識をもとに本質的な経済予測や投資手法が学べると思い、今回勉強ノートを作成することにしました。
とくに、高橋ダンさんがウォール街で実際に経験したリーマン・ショックからの学びや、暴落に対する向き合い方は、必見です。
「投資の勉強ノート」をきっかけに、高橋ダンさんのファンが増え、また投資や金融に興味を持つ人が増えればと思います!
高橋ダンさんの詳しいプロフィールはこちらです。
SELL Stocks in May? 株は5月に売るとき?【ENGLISH❗ & 日本語】Dan Takahashi 高橋ダン
「セル・イン・メイ」(Sell in May)という格言があるが、売買は相場をみて判断するべき
「セル・イン・メイ」(Sell in May)という投資の格言の定義と生まれた背景
- セル・イン・メイ(Sell in May)とは、「5月に売る」という意味の投資の格言
- 100年以上前のイギリスの銀行で生まれた言葉で、「5月に売り10月から買え」という意味のもの
- ロンドンは夏に暑いため、6月から夏休みを過ごすために売り、イギリスの郊外に移動して競馬をみようということを意味していた
- その後、アメリカでも投資格言として、メディアなどでも使われるようになった
過去10年間のデータをみると、5月から10月の間には上昇しており、セル・イン・メイは正しくない
- 統計データは、伝えたい内容によって、期間や条件を変えることができてしまうもの
- 過去10年間のデータをみると、すべての月で平均的にどの月も前の月よりも上がっている
- 5月には前の月よりも上がっている割合が大きいが、むしろ2月のほうが上がる割合は少ない
- 5月に売って10月に買った場合、リターンは大きくないためセル・イン・メイは外れている
格言ではなく相場をみるべき。今回は雇用統計の悪化の予測から、売りがおすすめ
- 状況によって変わるため、格言に左右されずに相場をみて判断するのがよい
- S&P500を日足でMACDをみると、短期的には下落する可能性がある
- 2020年5月8日に出る雇用統計が悪化するのではないかという予測から、ニューヨーク市場は発表までに下落する可能性がある
- アメリカの技術株はコロナショックから最も回復していて、前回以上にMACDとストキャスティクスが下落を示しているため、もっとも下落が大きいと考えられるInvesco QQQ Trust (QQQ)を売るのがおすすめ
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