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【2022年版】宅建士独学勉強ノート(用途地域)

用途地域

・13の用途地域

※表の上の方ほど空気が綺麗、下の方ほど空気が汚いイメージ(「工業専用地域」は図書館も建てられない、「工業地域」は学校も建てられない)

※住居系の地域では「第二種」に「主として」がつき、住居以外の店舗が許可される。また商業地域と工業地域も「主として」がつく

・用途地域を定める地域

市街化区域必ず定める
市街化調整区域原則として定めない
非線引き区域定めることができる
準都市計画区域定めることができる
都市計画区域定められない

※準都市計画区域では、用途地域を定めることができるが、区域区分を定めることはできない

・補助的地域地区

用途を補助的により細かく規定したもの

・補助的地域地区(用途地域ののみにしか定められないもの)

 目的都市計画に定める内容
特別用途地区・特別用途地区は、用途地域の指定に重ねて定めることができる(補完)
・必要に応じて地方公共団体は国土交通大臣の承認を得て、条例で用途制限を緩和することができる
・商業地域+文教地区など
高度地区・市街地の環境を維持する
・土地利用の増進
高さの最高限度
・高さの最低限度
高度利用地区・土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新容積率
・建蔽率等
高層住居誘導地区・住居と住居以外の用途とを適正に配分
・利便性の高い高層住居の建設を誘導
・第一種住居地域、第二種住居地域、準住居地域、近隣商業地域、準工業地域に定められる
・容積率の最高限度
・建蔽率の最高限度
・敷地面積の最低限度
特定容積率適用地区・未利用となっている建築物の容積の活用を目的
※余った容積率を売ることができる
・高さの最高限度
居住環境向上 用途誘導地区・居住環境向上施設を有する建築物の建築の誘導
・住居ではなく店舗などに優遇
・建築物の用途
・容積率の最高限度
・建蔽率の最高限度
・壁面の位置の制限
・高さの最高限度

・補助的地域地区(用途地域の内外を問わず定められるもの)

風致地区自然美を守る
景観地区風景を守る
防火地域または準防火地域火災の延焼を防ぐ
特定街区西新宿の高層ビル群エリアなど
臨港地区利用目的に応じて商港区、工業港区、マリーナ港区などが指定される

・補助的地域地区(用途地域ののみにしか定められないもの)

特定用途制限地域用途地域が定められていない区域で、特定の建築物等を制限するもの
※用途地域を定めることのできる「非線引き区域」と「準都市計画区域」に限る

※「特別用途地区」と「特定用途制限地域」は名前が似ているが、場所が用途地域内外で異なるため注意(特定は「定める」ため、定めていないところに定める。特別は、すでに定めてある地域に特別に適用する)

・準都市計画区域に定められるもの

用途地域、特別用途地域、特定用途制限地域、高度地区、景観地区、風致地区、緑地保全地域、伝統的建物群保存地区

※「ヨットで渡航、風景良好」で覚えられる

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ABOUT US
弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。