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ハイテク株、ここから回復するか?【ヘッジしないと損する?】
QQQは下落の可能性が下がってきたことから、まだ下落の余地のあるエヌビディア社の株にヘッジ対象を入れ替えるのがおすすめ
NASDAQのETFであるQQQは下落から安定してくるかもしれない
- NASDAQはアメリカのテクノロジー株を集めた指数
- コロナショックから回復しさらに80%ほど上昇してから、最近では下落してきている
- NASDAQのETFのQQQを日足でみると、ヘッド・アンド・ショルダーの形をしているため下落の可能性が高い。また、MACD、RSI、ストキャスティクスは下落を示している
- また、ボリンジャーバンドは幅が広がっているためリスクの高い状況となっている
- 一方で、直近での取引量は大きくないため、売り圧力が減り落ち着いてきた可能性がある
- 先物のポジションを分析すると、ポジションは低いため、NASDAQは過小評価されている可能性がある
- 以上から、次の動きはそこまで強く予測できない
NASDAQを構成するテクノロジー株を個別に分析すると、エヌビディア社の株がまだ下落の余地がある
- 個別株を比較するときには、50日や100日などの移動平均線との位置関係をみるのがわかりやすい
- NASDAQと比較すると、全体的には過大評価されているテクノロジー株が多いなかで、Alphabet社が過小評価されている一方で、エヌビディア社は過大評価されていて今後下落する可能性がある
- 空売り比率が低い株を空売りすることは比較的安全だが、Facebook社は空売りする余地がある
- Alphabet社は空売り比率は過去の平均まで戻ってきているため、買ってもいいかもしれない
- エヌビディア社は空売り比率が高いため、空売りすることはリスクがある
ヘッジは、相場全体の暴騰や下落に備えるために常におこなっておくことが重要
- 長期投資の場合には商品の種類を変えることでヘッジすることができるが、短期投資の場合には、買いとあわせて空売りをすることでヘッジする必要がある
- ヘッジは、とくに市場が下落相場のときや、激しく動き予想がしづらいときに行うべきもの
- 空売りはリスクがあるイメージが持たれやすいが、ヘッジをせずに買うだけなのも同じくリスクがある行為
QQQは下落の可能性が下がってきたことから、まだ下落の余地のあるエヌビディア社の株にヘッジ対象を入れ替えるのがおすすめ
- Alphabet社を買い、エヌビディア社を売るのがおすすめ
- これまで、銀行株のETFであるXLFや航空株のETFであるJETSを買うこともおすすめしてきたが、テクノロジー株のETFであるQQQは相関係数が低いため、ヘッジするために空売りすることは理にかなっている
- これまでQQQを空売りしてヘッジしてきた場合には、エヌビディア社の方がこれから下落する可能性があるため、ヘッジとして持つ対象をエヌビディア社に切り替えるのもおすすめ
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