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【2020/9/24】QQQは下落の可能性が下がってきたことから、まだ下落の余地のあるエヌビディア社の株にヘッジ対象を入れ替えるのがおすすめ

目次

ハイテク株、ここから回復するか?【ヘッジしないと損する?】

QQQは下落の可能性が下がってきたことから、まだ下落の余地のあるエヌビディア社の株にヘッジ対象を入れ替えるのがおすすめ

NASDAQのETFであるQQQは下落から安定してくるかもしれない

  • NASDAQはアメリカのテクノロジー株を集めた指数
  • コロナショックから回復しさらに80%ほど上昇してから、最近では下落してきている
  • NASDAQのETFのQQQを日足でみると、ヘッド・アンド・ショルダーの形をしているため下落の可能性が高い。また、MACD、RSI、ストキャスティクスは下落を示している
  • また、ボリンジャーバンドは幅が広がっているためリスクの高い状況となっている
  • 一方で、直近での取引量は大きくないため、売り圧力が減り落ち着いてきた可能性がある
  • 先物のポジションを分析すると、ポジションは低いため、NASDAQは過小評価されている可能性がある
  • 以上から、次の動きはそこまで強く予測できない

NASDAQを構成するテクノロジー株を個別に分析すると、エヌビディア社の株がまだ下落の余地がある

  • 個別株を比較するときには、50日や100日などの移動平均線との位置関係をみるのがわかりやすい
  • NASDAQと比較すると、全体的には過大評価されているテクノロジー株が多いなかで、Alphabet社が過小評価されている一方で、エヌビディア社は過大評価されていて今後下落する可能性がある
  • 空売り比率が低い株を空売りすることは比較的安全だが、Facebook社は空売りする余地がある
  • Alphabet社は空売り比率は過去の平均まで戻ってきているため、買ってもいいかもしれない
  • エヌビディア社は空売り比率が高いため、空売りすることはリスクがある

ヘッジは、相場全体の暴騰や下落に備えるために常におこなっておくことが重要

  • 長期投資の場合には商品の種類を変えることでヘッジすることができるが、短期投資の場合には、買いとあわせて空売りをすることでヘッジする必要がある
  • ヘッジは、とくに市場が下落相場のときや、激しく動き予想がしづらいときに行うべきもの
  • 空売りはリスクがあるイメージが持たれやすいが、ヘッジをせずに買うだけなのも同じくリスクがある行為

QQQは下落の可能性が下がってきたことから、まだ下落の余地のあるエヌビディア社の株にヘッジ対象を入れ替えるのがおすすめ

  • Alphabet社を買い、エヌビディア社を売るのがおすすめ
  • これまで、銀行株のETFであるXLFや航空株のETFであるJETSを買うこともおすすめしてきたが、テクノロジー株のETFであるQQQは相関係数が低いため、ヘッジするために空売りすることは理にかなっている
  • これまでQQQを空売りしてヘッジしてきた場合には、エヌビディア社の方がこれから下落する可能性があるため、ヘッジとして持つ対象をエヌビディア社に切り替えるのもおすすめ

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ABOUT US
弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。