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数人で不動産会社から独立して9名で年間売上1.5億円まで成長したケース(東京都港区六本木・25歳男性)

目次

プロフィールを教えてください!

  • 25歳・男性
  • 3年前に東京都港区六本木で開業
  • 賃貸仲介業と売買仲介業の両方を実施

現在の会社の規模は?

  • 営業5名、事務社員4名
  • 年間売上高は約1.5億円(月間売上高は1,000万円~1,500万円)

月々の接客人数、接客回数、契約人数は?

  • 接客人数45人
  • 接客回数112回(一人あたり平均2.5回接客)
  • 契約件数15件

1日のスケジュールは?

休日のスケジュール
午前9時(出社)
  • メールチェック
  • 前日のお問い合わせへのアポイント取り
10時~13時(案内)
  • 来店または現地での案内(1件目)
午後14時~16時(案内)
  • 来店または現地での案内(2件目)
午後16時~18時(案内)
  • 来店または現地での案内(3件目)
午後18時~23時(デスクワーク)
  • メールの返信
  • 明日のアポイントメント取り
  • 新しい顧客へのアプローチ(SUUMOからのお問い合わせに対して常に即座に電話する)
  • 既存客への物件の案内
  • 契約事項の確認
午後23時(帰宅)

平日のスケジュール

  • 平日は案内が1件~2件になるイメージ

不動産屋を開業する前はどのようなことをしていましたか?

  • 元々大学時代から、大手不動産への入社を検討していました
  • そのため、不動産仲介業者でインターンをしていました
  • 主な業務内容としては、不動産賃貸仲介、不動産売買仲介、契約内容の確認などです

開業に至った経緯は何ですか?

  • インターンで不動産仲介業者で働いているときに、ある大口のお客様から就職せずに開業してはどうかとの提案をいただき、一緒にインターンに参加していた数人で開業することとなりました
  • 場所については、たまたま空きテナントが六本木にあったため、六本木で開業することとなりました

不動産屋を開業してよかったことは?

  • 不動産を開業してよかったと思うところは、普通の商品とは異なり、居住空間を紹介しているため、お客様とかなり親密になり、仕事にやりがいを深く感じられるところです
  • また、特に売買で大きな案件が入ってきて、契約まで至ったときは達成感が大きく、かなり嬉しいです
  • お客様からの紹介で、普通ではお会いできないようなお客様を紹介していただく機会も多いです
  • また、お客様からの紹介が途切れないことで、お店自体にも集客の基盤ができ始め、店自体に勢いが出てきています

不動産屋を開業して大変だったことは?

  • 不動産屋は開業まではスムーズでしたが、いざ商売をするとなるとお客様がまったく来なかったので、集客が大変でした
  • 不動産屋は街のいたるとろにあり、商売をするためには広告宣伝費にお金をかけてWebで広告していかないと新規参入するのはかなり難しかった印象があります
  • また、1つでもクレームから発展して、Web上で評判の悪いクチコミなどが書かれるとと、客足が露骨に遠のくため、注意が必要です
  • 私自身も、自分の接客をしながら部下の接客の面倒を見ることが多くありました
  • このように丁寧なフォローをすることは非常に重要ですが、基本的に労働時間が大変なことになってしまいます

これから不動産屋を開業したい人にアドバイスをお願いします!

  • 私たちは六本木という、競争が激化しているところで不動産屋をしていますが、競争が激化しているエリアよりは、人があまりいないところで確実に1人、1ファミリーをおさえられるところの方が良いと思います
  • また、私どもの例にはなってしまいますが、自社で物件を保有していない仲介のみを専門とした業態のため、在庫がなく仲介手数料を確実にとりにいかないと商売にならないです
  • 私のまわりでも不動産仲介業をはじめて半年で潰れたという話もよく聞きます
  • 事前にしっかり戦略を立てたうえで開業されることをおすすめします

不動産屋開業者へのインタビュー

不動産屋の開業には様々な方法があり、たくさんの働き方があります。実際の事例をもとに、イメージを含めてみるとよいでしょう。

不動産屋を開業して成功する特徴についても以下にまとめています。あわせて参考にしてみていただければと思います。

不動産屋の開業の相談も、お気軽に

不動産屋の開業をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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ABOUT US
弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。