不動産投資の初心者向けに、知っておきたい知識や心構えをやさしく説明した1冊。本書では、プロの目線から見た無理のない不動産投資の方法や、初心者が陥りがちなポイントを解説されています。
初心者向けの不動産投資の本については『超ど素人がはじめる不動産投資』もおすすめです!
また、不動産投資のおすすめの本については、以下でも紹介しています。あわせてご覧ください!
目次
『はじめての不動産投資』読書ノート
不動産投資の心構え
お金を使う順番を変える
- 収入をすぐに使うのではなく、資産を買ってから支出をする
不動産と他の金融商品の違い
- ミドルリスクミドルリターン
- 自分の力で経営できる
- 自分で調べて、自分で経営できる(株式などは他人の経営で、社内の詳細まで把握しづらい、把握できない)
- 自分で工夫することで、事業として経営できる
- 財務諸表などの難しいものを日々見なくても、お金の流れがわかりやすく計算しやすい
不労所得とは
- 収入が安定するからこそ、自分のやりたいことを本業でもできるようになる
不動産投資のメリット
- 短期間で大きく資産価値が下がることは少ない
- 余裕があるときに投資しておくことで、将来困ったときに支えてもらうことができる
不動産投資でおさえておきたいリスク
- 金利上昇
- 人口減少
- 流動性の低さ(売却に2~3ヵ月はかかる、仲介手数料がかかる)
- 災害(地震、液状化、津波)
焦らずに待つことが大事
- 自分のタイミングで悪球に手を出すのではなく、絶好球が来たときにバットを振る
自分の資産を把握しておく
- 投資は余裕資金でおこなうのが原則
- 一般的に500~600万円あれば、2,000万円の物件は購入可能
Jリート(日本版不動産投資信託)で家賃収入の体験を得る
- 分割されているため少額から投資ができる
- 流動性が高い(日々売買が可能)
- 実物よりも遥かに手数料が安い
- 手間がかからない(修繕や家賃回収などの実際の不動産の管理はプロがおこなってくれる)
- 空室リスクが抑えられる(複数物件を、複数人で買う仕組みのため)
- ただし、レバレッジや投資資金の調達はできない、破綻による貸し倒れのリスクがある
不動産投資の物件を買うときのコツ
立地が大事
- 賃貸の需要がある、供給よりも需要が高い、将来もそれが続きそう
- 自由が丘、恵比寿、中目黒、代官山、下北沢、吉祥寺
- 地域ごとの人口統計
不動産屋さんとの付き合い方
- 結局、人対人なので、情報を教えたいと思うことが大事
- 買える金額を伝える
- 長く付き合う
不動産会社の営業担当と会うときに持っておくといいもの
- 名刺
- 探している物件の条件リスト
不動産会社が限られた人にしか公開しない心理
他の不動産会社や購入希望者が直接売主に話に行くリスクがあるため
物件探しのコツ
- とにかく物件を見る
- 実際にその街にいる人からの情報を得る
区分所有の物件に投資するメリット
- 1棟よりも少額からはじめられる
- エリアを分散してリスク分散できる
- 資産にあわせて1戸ずつ増やしていける
オフィス物件という選択肢
- 事務所や飲食店はエリアが限定されており、過剰供給になりづらい
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