FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド(読書ノート)
FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド
- 愛、家族、教育、文化、どれも世界で最も大切
- しかし、お金があればそれらをよりよくしてくれる
- お金がないほうがいいはずはない
- FIRE(Financial Independence, Retire Early)になるためには、自分で自分の資産の運用をする責任をもつ心構えが必要
- たとえば、節約して貯蓄率が50%、かつ運用で年間6%の利益を出せれば約15年でFIREが達成できる
- お金持ちには一朝一夕でなれるような簡単なことではない。しかし、単純で再現性のあるもの
- 足りないという意識があると、人はそれを必死に求めるようになる
- 期限が迫ると、脇目もふらずに宿題や仕事をするもの
- 制約があると工夫しようと努力し、創意工夫が生まれる
- 想像力、回復力、適用力、忍耐力が大事
- 授業料と卒業後の収入から最もよいコストパフォーマンスを計算して大学の学科を選ぶ(コンピューターサイエンス)
- 好きなことでも、ずっとしていると好きではない部分も出てくる
- 好きでないことでも、ずっとしていると好きになる部分も出てくる
- 自分に金銭的な余裕があるからこそ、自分のやりたいことができる
- お金を使うときや借りるときには、労働何時間分なのかを計算する
- クレジットカードは、目の前のものを買うために将来の働く時間を失うことを気づかなくさせてしまっている
- 幸福や不幸は一時的ですぐに慣れてしまうもの(ヘドニック・トレッドミル現象)
- 人は、あらかじめしていた期待との相対的な差でよかったか悪かったかを判断する
- ものを買うと豊かさは減り、体験や経験をすると豊かさは増える
- ものをもつと一時的には幸せになるが、今度は失う恐怖がつきまとう
- 自分の支出を可視化する
- クローゼットを見ると着ていない服がたくさんある
- 節約しても幸福度に影響のないものから削っていく(銀行の手数料→ネットバンクに、サブスクリプション→解約、ケーブルテレビ→解約、電話料金→解約、格安SIMに)
- 慣れれば大丈夫なものを節約する(新品→中古を買う、外食→弁当、電車→自転車、ジム→ランニング)
- 高額なものを節約する(自家用車→公共交通機関、自宅購入→賃貸)
- 節約したよりも下回る金額でご褒美をつくる(使いみちは決めなくてもよい。節約をつづけるモチベーションになる)
- 自宅は仲介手数料や維持費に経費がかかるため、不動産会社、保険会社、銀行、国を儲けさせる仕組み
- 買うか借りるかは、月々のローン返済額の1.5倍と月額家賃を比較して、安い方にする
- 銀行は手数料のインセンティブが入るので、投資商品を勧めてくる
- 投資商品は、自分で中身を正しく理解する必要がある
- お金がないうちは絶対数が大事で、お金があるとパーセンテージが大事になる
- 少額の運用資金で10%の利益を出しても少額のまま
- 1%の手数料も、少額の運用資金からみれば小さく見えるが実は高い。年間1%の運用資金であっても、25年間で元金の30%分を取られてしまう
- カジノで個別にベットするのでは統計的に利益が出ないが、カジノ事業自体にベットすれば統計的に利益が出る
- 手数料のかかるアクティブファンドではなく、インデックスに投資する
- 個別株は買わない。すべてが倒産しゼロになることがあるため
- S&P500などの時価総額で重み付けされている指数に連動するETFを買う
- 業績の悪くなった会社が外され、業績の良くなった会社が入る自浄作用がある
- 現代ポートフォリオ理論では、株式と債券のリスクとリターンを結んだ効率的フロンティア曲線で、5:5などで配分するのがよいとされている
- リバランスでは、利益が出ているものを売り、損失の出ているものを買う
- 下落したときに慌てて売ってはいけない。売るのはポートフォリオのなかの利益からのみ
- 上昇したときに慌てて買ってはいけない。買うのはポートフォリオのなかの損失からのみ
- 個別銘柄にしてしまうと、リバランスの際に倒産するまで買い続けてしまうため、ETFでないといけない
- ETFは、VTI、ZCN、VEA、BND、ZAGがおすすめ
- 筆者は、債券40%、米国株式20%、カナダ株式20%、EAFE(欧州、豪州、極東)株式20%で資産配分をしている
- 退職して貯蓄を切り崩すとき、インフレ率を加味した上で貯蓄の4%を引き出していけば30年間で貯蓄が底を尽きない確率は95%といわれている(トリニティ大学の研究結果)
- とくに、30年間で資金が尽きた5%は、最初の5年で資産を減らした場合だった
- そのため、ETFの配当金を現金としてとっておく
- 下落している相場で切り崩すことがリスク、過去の世界恐慌でも最長で2~5年のため、5年分の現金をクッション用に用意しておく
- 最初の5年間は高利回りのETFに置き換えることで、現金を貯める。上下変動のボラティリティに慣れる訓練にもなる
- おすすめは、優先株のETF(PFF、PGX)、REIT(USRT)、投資適合の社債(VTC)、高配当株(VYM、IDV)
- 1年間旅行をしても、1日平均の支出はひとり4,200円
- タイ、ベトナム、マレーシア、カンボジアは安い
- クレジットカードは、登録するだけでポイントが多く貯まるものを契約し、3~6ヵ月集中して使い、ポイントも使って解約する
- 過去24ヵ月間に5枚以上のクレジットカードを持つと審査が通らなくなるので、気をつけること
- ホテルではなくAirbnbを活用する
- 海外保険はWorld Nomadsがおすすめ
- 富裕層ビザ(スペインの非就労ビザ、ポルトガルのD7、ドイツのフリーランサービザ)がある
- 貯蓄の4%で生活ができない場合には、リモートで安い場所に住んで働き、高い場所の仕事をする。副業をはじめる。再度働き再度リタイアする。意外と働いてしまうもの
- インフレ対策は、株式に投資することによるヘッジ。地域によりインフレ率が異なるため、インフレ率の低いところを旅する
- 子どもは、保育園に預けなければお金はかからない
- 実世界でワールドスクーリングで学べる
- 世界中で転校しても、オンラインでも友達とはつながれる
- 保険はリターン分を自分で支払えるので入らない
- 仕事以外に人生の意義をどのようにみつけるのかが大事
FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド