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経済投資YouTuber高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート
2020年1月以来、コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、株式市場の暴落やその後の乱高下で市場が騒がれています。
そのような状況のなかで、高橋ダンさんのYoutubeチャンネルでは、市場予測の的中の精度が高いだけでなく、鋭い観点や幅広い知識をもとに本質的な経済予測や投資手法が学べると思い、今回勉強ノートを作成することにしました。
とくに、高橋ダンさんがウォール街で実際に経験したリーマン・ショックからの学びや、暴落に対する向き合い方は、必見です。
「投資の勉強ノート」をきっかけに、高橋ダンさんのファンが増え、また投資や金融に興味を持つ人が増えればと思います!
高橋ダンさんの詳しいプロフィールはこちらです。
銀は2倍上がる? Dan Takahashi 高橋ダン
金に対して割安な銀がおすすめ。現物、銀ETFのSLV、鉱山会社の株式を買うのがよい
銀は長い歴史があり、硬貨や宝飾品、電気製品などに使用されている重要な金属
- 銀には長い歴史があり、紀元前15世紀からエジプトで使われていた
- かつては金よりも高かった
- 世界中の様々な国で、硬貨や高級品として使われていた
- 現在も宝石としても使われている
- 銀は金属のなかでもっとも反射率が高く、電気の伝導性が高い特徴がある
- 電気を使用する機械の部品としても、ソーラーパネルやカメラの部品としても使われている
- 銀は地球上で埋蔵量の少ない順でみて、なかでも市場で購入のしやすい金属
- 金と比較して銀は50~60分の1ほどの埋蔵量があるにもかかわらず、価格は50分の1ではなく95分の1ほどとなっているため、相対的に割安といえる
- 金は大部分が投資用となっているが、銀は工業用が大部分でまだ投資対象とされている割合が少ないため、今後投資として人気が出てくる可能性がある
銀は2012年のピークから下がり、割安なところで安定している
- 過去20年以上の期間で月足をみると、銀は2012年でピークになったが、そこから下がり現在は割安なところで安定している
- 一方で、「金の価格」÷「銀の価格」で比率(GOLD SILVER RATIO)をみると、過去に3回、82倍前後が天井となっていた
- しかし、直近では一度122倍まで急上昇してその後、急降下している
- 10年以上前に3回、天井の高値をつけた82倍まで到達したためGOLD/SILVERを売った投資家が過去最大の急上昇で122倍まで上昇をしたため追証で買い戻さざるをえなかった投資家が多いと考えられる
- このように、投資家が大きな損失を出したあとから相場に入るのがよい
銀のおすすめの買い方は、現物のバーやコイン、銀ETFのSLV、銀の鉱山に関わる会社の株式
- 銀は現在購入価格が小さいためボラティリティが高く、相場の上下でストレスがかかりやすい状況
- 精神的に不安定にならないように、現物のバーやコインを購入して保管しておくのがおすすめ
- あるいは、銀のETFのなかで最も取引量が多いETFのSLV(iShares Silver Trust)がおすすめ
- もっともリスクが高いが、上場している銀の鉱山会社の株式を購入することは、リターンが高くなるためおすすめ
- 鉱山会社は大手がよい。中小企業は不正や倒産などによるリスクが高いためおすすめしない
- 上記の3つの方法に資産を分けて分散投資をするのが、リスクを避ける意味で最もおすすめ
- たとえば1,000万円のポートフォリオの場合には、貴金属を300万円ずつにする。100万円を金、100万円を銀、100万円をプラチナに分ける。さらに、現物とETF、先物、個別の鉱山会社の株式などに分けてリスクを分散させる
- 金と同様で、毎月の積み立てで5年間や10年間ほどをかけて買いつづけるのがよい
- 金も2~3倍に上昇していくと思うが、銀はそれとは比べ物にならないほどに上昇する可能性が高い
※筆者追記:銀の買い方に関しては、調査のうえ以下に補足をしています
※筆者追記:貴金属に対するその後の考え方は、以下をご参考ください
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