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【2020/6/13】原油は下落する可能性が高い。3分の1ほどまで売っておくのがおすすめ

目次

経済投資YouTuber高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート

2020年1月以来、コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、株式市場の暴落やその後の乱高下で市場が騒がれています。

そのような状況のなかで、高橋ダンさんのYoutubeチャンネルでは、市場予測の的中の精度が高いだけでなく、鋭い観点や幅広い知識をもとに本質的な経済予測や投資手法が学べると思い、今回勉強ノートを作成することにしました。

とくに、高橋ダンさんがウォール街で実際に経験したリーマン・ショックからの学びや、暴落に対する向き合い方は、必見です。

「投資の勉強ノート」をきっかけに、高橋ダンさんのファンが増え、また投資や金融に興味を持つ人が増えればと思います!

高橋ダンさんの詳しいプロフィールはこちらです。

原油を売るチャンス? Dan Takahashi  高橋ダン

原油は下落する可能性が高い。3分の1ほどまで売っておくのがおすすめ

原油は2020年4月20日に一時的にマイナスになった後、おすすめしてから現在は50%ほどまで回復している

  • コモディティ商品は、通常は需要と供給で価格が決まっている
  • 原油は需要側は予測がしやすいが、供給側はOPECなどの産油国の動きによって左右されてしまい予測がしづらい
  • 原油は2020年4月20日に一時的に取引時間の終了後に大きな下落をしたが、コロナショック後に原油は約80%まで回復したため、原油のETFであるUSO買うことをおすすめしていた
  • 原油のETFであるUSOをおすすめしてから50%ほど価格が上がっている
  • ETFは原油そのものとは異なりヘッジで期限などを多様化してリスクをおさえているため、原油そのものよりは安全
  • USOは最も取引量の大きな原油のETFのためおすすめしていた
  • 原油はアメリカドルと逆相関する傾向があるため、株式市場が上がりドルが下がるのにあわせて上昇してきている

原油のチャートをMACDやVIXなどのテクニカル分析をすると、今後原油は下落する可能性が高い

  • 原油のチャートをみるときには、取引量の多い先物ではなく、現物のETFのチャートをみるのがよい
(参考) tradingview
  • USOをみると、直近では、窓が空いていて島が孤立しているような状態になっているため、よくない
(参考) tradingview
  • 原油の先物をみると、下落時の取引量は大きくない
  • MACDを過去にさかのぼってみると、当たっているため信頼できそう。過去にMACDが当たっていたため上昇トレンドを示したときに買いはじめていた
  • ストキャスティクス(14、3、3)をみると、下落しはじめていることと、山が2つあり下落のトレンドを示しているため、下落しそう
(参考) tradingview
  • 原油のVIX(ボラティリティ)をみると、上がりはじめているため、下落のサインが出ている
  • 原油はコモディティ商品のなかで金に次いで多く取引されているが、アメリカドルで取引されているため、為替と同じ考え方で、アメリカドルが上がる場合に下る傾向にある
  • 新興国は原油を扱うことが多いため、新興国の通貨は原油と相関することが多い。現在は新興国の通貨はアメリカドルに対して弱くなってきているため、原油も下がる可能性がある
(参考) tradingview
  • 原油は現物を扱わずに、期限が切れると先物を買っていくものなので、先物との価格の関係が重要
  • 2020年12月の期限は原油をみると、現在の価格よりも上がっているため、コンタンゴという正常な状態
  • そのため、そこまで大きくは下がらないだろう

原油は暴落はしないと考えられるが、下落する可能性が高いため、売っておくのがおすすめ

  • 原油はテクニカル分析では下落する可能性が高い
  • 昨日は3分の1を売ることをおすすめしたが、もう3分の1を追加で売るのがおすすめ

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ABOUT US
弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。