このたびは、友人がプルデンシャル生命保険会社に転職をしたことをきっかけに、保険を紹介してもらいましたので、検討をしました。
弦本は独身であまり守るものもなく、弦本ビルをはじめある程度の資産の基盤がつくれていることもあり、どちらかというと攻めの保険を提案していただくように希望を出していました。
2つのプランを提案してもらったので、検討の結果を公開します!
目次
米国ドル建ての終身保険「ドル10」
通称「ドル10(どるじゅう)」という、米国ドル建ての終身保険をおすすめいただきました。
月々の保険料の支払いは、1,601.35USD(約 174,643円)で、10年間支払うと、いつ亡くなっても保険としては、死亡保障額として5,000USD(約5,453万円)が支払われるというものでした。
そのため、32歳の現時点で契約をすると、41歳までに 192,162USD(2095.7万円)までの支払いで済むとのことでした。
なお、高度障害状態の場合には、死亡した場合と同額を受け取れるそうです。また、不慮の事故で所定の身体障害状態になった場合には、保険料の払込も免除されるそうです。
他にも、保険料の払込が困難になった場合でも、死亡時の補償額は下がるものの契約を有効にすることができるそうです。
加えて、解約返戻金のうちの9割を条件に、金利4%で融資を借りることもできるそうです。そのため、経営者などで目先の資金繰りが必要になった場合に、融資を借りるあてとしても利用されるそうです。
米国ドル建てのリタイアメントインカム
リタイアメントインカムとして提案されたのは、32歳から45歳までに月々の保険料の支払いをおこない、46歳から受け取りをおこなうというものでした。受け取りの方法は、5年単位または生涯で選択ができるとのことでした。
月々の保険料の支払いは、1,899USD(約 190,374円)で、13年間支払うと、その後に一生涯、毎月1,000USD(約99,750円)が年金として支払われるというものでした。また、45歳までに死亡した場合には10,000USD(約997.5万円)が支払われるそうです。
なお、一生涯の支払いの場合には、自らの死後も別の1名の死亡時にまで、生涯の支払いを引き継ぐことができるそうです。そして、一生涯の支払いの場合でも、45歳までに死亡した場合には、55歳までの10年間分は年金の支払いがされるとのことです。
こちらは試算してみると、米国債の10年定期を購入するよりも利回りが高く、ちょうど米国債の30年定期と同じ利回りで、10年間で支払いを受けることができる計算になりました。
そのため、米国債を購入するよりはメリットがあるかもしれません。
保険と不動産投資との比較
保険と不動産投資とを比較した場合、これまでの個人的な経験からは、不動産投資の方が利回りは高い印象を受けました。しかし、不動産投資や事業からの収入とは異なる視点で見ることが必要だそうです。
- 不動産と比較した見方としては、投資用物件に住居よう物件でいう団体信用生命保険のような位置付けでとらえる
- ローンを借りる場合でも、銀行は解約返戻金額を担保余力として見てくれる(月々の返済ができないときや、死亡時の返済の原資として)
- 生命保険は、解約返戻金額の9割を利率4%で借りられるため不動産よりも流動性が高い
- あくまで保険なので、不動産や株式などと並行した「攻め」としてではなく、「守り」のポートフォリオとして見るべき
海外での生命保険を使ったスキーム
もともと、弦本が期待していた生命保険を活用した「攻め」の方法は、以下のような方法でした。
- オフショア法人をつくる
- 海外の生命保険にはいる(オフショア法人が必要)
- プライベートバンクから融資をしてもらい、レバレッジをかけて保険料を払う
- 海外のファンドにレバレッジをかけて運用する
- 融資の支払利息を運用利息で支払う
- 解約返戻金を受けとる
しかし、プルデンシャル社などの大手の保険会社ではこのような商品は現在取り扱っていないとのことです。また、近年は日本では国の規制が強化されて、日本円に換金する際に税金がとられるようになったそうです。
個人的には、資金があれば副業や不動産投資などの事業で使用したいと思うことから、今回は見送ることにしました。
現在は配偶者もいないことや、三軒茶屋に区分マンションを購入していて、団体信用生命保険に入っているため、弦本の身に何かあった場合には5,000万円近くの支払いが免除される状況です。そのため、まだ生命保険には加入はしなくてもいいのかもしれないと思いました。
もし検討をされる方には、検討の一助になれば幸いです!
お金に関する本については、こちらも参考にしていただければと思います。