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まずは自分の時間をつくる

人生でもっとも大切な資産は「時間」です。何をはじめるにしても、まずは自分の時間をつくることが大切です。自分で考えて、自分で動くための、自分だけの時間です。

他ならぬ誰かのための人生を生きずに、自分の人生を生きるためには、まずは自分の時間をとります。

自分の時間をつくるコツ

現代人は、忙しい人が多いです。忙しいときは、まさに「心」が「亡」くなるように、自分やまわりのことを考える余裕がなくなります。

現状が「忙しい」と感じる場合には、まずは時間をとって、やるべきことをタスク表として、書き出してみます。
アナログな方法で、手書きでメモを書いてもいいですし、デジタルでパソコンやスマートフォンで文字で残します。自分にあった方法でメモをとるのがおすすめです。

タスク表作成の手順

  1. 思いついた順に書き出す
    まずは細かいタスクも大まかなタスクも気にせず書き出す
  2. 優先順位が高いタスクはその場ですぐにやってしまう
    タスク表の作成よりも先にやるべき急ぎのタスク
    タスク表にするまでもない小さなタスク
    忘れないうちに、今のうちにやっておきたいタスク
  3. 大事だと思うものからタスク表の上に並べ替えていく
  4. タスクを動かしながら関連する新しいタスクを追加していく
  5. カテゴリ分けをして、似ているタスクとまとめる
  6. タスクに締切を入れる
    締切の明確にないタスクは月などで大まかに入れる

人間の頭は、一度に多くのことを処理することができません。「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」とたくさんのタスクがあるような気がしますが、タスク表をメモに記録することで、頭の中を整理することができます。

ひとりになるコツ

時間ができたら、次に自分ひとりになります。自分との時間をおさえるのです。オンラインで常につながっていて、気軽にやりとりをできる世の中だからこそ、自分の予定を先にブロックしてしまいます。

他の予定が入らないように、いま空いている予定を見つけて、まずは時間をとることが大切です。

おすすめは、なるべく日常から離れられるようなところに行くことです。物理的な距離が遠くなると、これまで見ていた世界も遠く離れた視点で見られるようになります。

  1. 海外旅行
  2. 国内旅行(少し遠方へ)
  3. ホテルでの一人合宿
  4. カフェなど(いつも行かないようなところ)

無理して遠くに旅をする必要はありませんが、ほんの少しだけでも、いつもといる場所や環境を変えて、雑念を取り払い、自分だけの時間をとります。

あえてスマートフォンの通知を消して、紙とペンだけで自分と向きあうのも有効です。大きな白い模造紙と、カラフルなペンを買うのもおすすめです。

ひとりになることが大切です。すべては自分で考えることからはじまります。

自分だけの時間は意識しないととりづらいものです。日常生活の中でも、同僚とのランチの時間をずらしてみる、移動をするときには、少し予定をずらして自分ひとりで前入りしてみるなどというのも有効です。

自分の時間を確保する

たとえばダイレクトメールや、スマートフォンのアプリの通知などは、なるべく来ないように停止します。

通知が来ると、時間がとられるだけでなく、その瞬間に気が紛れてしまい集中力が切れてしまいます。使わないアプリは削除して、メルマガも不要なものは提供元のサイトから退会します。

また、タスクがたまると動きづらくなるので、日頃から連絡が来たらその場ですぐに返す癖をつけます。依頼が来たらその場ですぐにタスクを分解して、自分の予定表に入れるか、他の人に依頼をするのです。タスクがタスクになる前に、溜めずに消化するのがポイントです。

いつやるのかをすぐに決めて予定表に入れてしまい、できるかぎりまとめてやってしまうことが大切です。

確認用キーワード:「あ」

弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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