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人生でもっとも大切な資産は「時間」です。何をはじめるにしても、まずは自分の時間をつくることが大切です。自分で考えて、自分で動くための、自分だけの時間です。
他ならぬ誰かのための人生を生きずに、自分の人生を生きるためには、まずは自分の時間をとります。
現代人は、忙しい人が多いです。忙しいときは、まさに「心」が「亡」くなるように、自分やまわりのことを考える余裕がなくなります。
現状が「忙しい」と感じる場合には、まずは時間をとって、やるべきことをタスク表として、書き出してみます。
アナログな方法で、手書きでメモを書いてもいいですし、デジタルでパソコンやスマートフォンで文字で残します。自分にあった方法でメモをとるのがおすすめです。
人間の頭は、一度に多くのことを処理することができません。「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」とたくさんのタスクがあるような気がしますが、タスク表をメモに記録することで、頭の中を整理することができます。
時間ができたら、次に自分ひとりになります。自分との時間をおさえるのです。オンラインで常につながっていて、気軽にやりとりをできる世の中だからこそ、自分の予定を先にブロックしてしまいます。
他の予定が入らないように、いま空いている予定を見つけて、まずは時間をとることが大切です。
おすすめは、なるべく日常から離れられるようなところに行くことです。物理的な距離が遠くなると、これまで見ていた世界も遠く離れた視点で見られるようになります。
無理して遠くに旅をする必要はありませんが、ほんの少しだけでも、いつもといる場所や環境を変えて、雑念を取り払い、自分だけの時間をとります。
あえてスマートフォンの通知を消して、紙とペンだけで自分と向きあうのも有効です。大きな白い模造紙と、カラフルなペンを買うのもおすすめです。
ひとりになることが大切です。すべては自分で考えることからはじまります。
自分だけの時間は意識しないととりづらいものです。日常生活の中でも、同僚とのランチの時間をずらしてみる、移動をするときには、少し予定をずらして自分ひとりで前入りしてみるなどというのも有効です。
たとえばダイレクトメールや、スマートフォンのアプリの通知などは、なるべく来ないように停止します。
通知が来ると、時間がとられるだけでなく、その瞬間に気が紛れてしまい集中力が切れてしまいます。使わないアプリは削除して、メルマガも不要なものは提供元のサイトから退会します。
また、タスクがたまると動きづらくなるので、日頃から連絡が来たらその場ですぐに返す癖をつけます。依頼が来たらその場ですぐにタスクを分解して、自分の予定表に入れるか、他の人に依頼をするのです。タスクがタスクになる前に、溜めずに消化するのがポイントです。
いつやるのかをすぐに決めて予定表に入れてしまい、できるかぎりまとめてやってしまうことが大切です。
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