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ゴールとは目的、到達したいところを意味しています。
まずは時間やお金などの制約を取り払って、自分が本当にやりたいこと、達成したいゴールを思い描きます。
ゴールを描く上で大切なことは、自分がこれから進んでいく方向に選択肢をつくることです。ゴールはひとつではありません。
自分で選べる選択肢をつくって、どのゴールをどういう道で進んでいくかを考えていきます。
選択肢があると余裕が生まれます。選択肢があると、たとえそのうちの1つが失敗したとしても、別のやり方があることが、余裕につながります。
余裕があると人は幸せになるといわれています。
たとえば、ひとつの会社で働いていても、副業を自分でやっていてそちらの方でも食べていけるのであれば、本業の方でもミスを恐れずに仕事ができるようになります。
一方で、雇われている会社が1つしかなく、それが辛い仕事ばかりで、選択肢がなく、逃げ場がないのであれば、余裕が生まれず、挑戦もできません。
余裕があることは、追加で選択肢をつくることができます。時間やお金に余裕があると、精神的に余裕がうまれ、自然といい情報が集まってきます。
忙しくて切羽詰まってしまっていると、自分が気づかないことでも、余裕があるときには、自然とアンテナを張って意識することができます。そうして、いままでは気づかなかったチャンスをつかむことができます。
余裕があると、必ずしも提案されたことをやらなければいけないという立場ではありません。そのため有利な条件で交渉をすることもできます。
これから公開されるような未公開の情報も、余裕がある人から先に来ることは実際によくあります。
たとえば不動産の例でも、まだ売りに出されていない未公開の物件の情報は、金銭的に余裕があり買える人や、時間的に余裕がありすぐに決めてくれる人に先に声をかけて、市場に出る前にすぐに内々で決めてしまうというのことが多いです。
選択肢は、どれか1つを選んでそれを正解にしていくことが大切ですが、選ばなかった方の選択肢も残しておきます。
1つを選んだら残りを完全に捨ててしまうのではなく、残りの選択肢も大切にするという考え方です。
選択に迷ったときには、まずは両方を取る方法がないかも考えます。
たとえば、大企業で働くか起業をするかで迷っても、起業は副業でおこなうことで、本業と起業の両方を両立しながら、お互いに対してメリットを生むこともできます。
本業でつけたビジネススキルが副業で活かされたり、自分の想いで立ち上げる副業の経験が、本業の新規事業や、経営者意識がもてることで役に立ったりするのです。
選択は自分でします。人に言われたからではなく、自分で選択して、自分で納得することが大切です。
結果的に、まわりの人と同じ選択をするかもしれません。それでもかまいません。流行に乗っているように見えても問題ないです。
大切なのは、自分で考えて、自分で納得のいく解をみつけて、選択するということです。自分の心の底から選択します。
選択には結構なパワーがかかります。それは、同時にやらないことを決めるからです。それによって、可能性が下がるリスクがあるためです。
そのため、決めないでおくことのほうが、負担が軽く気持ちがよく見えるかもしれません。しかし、不確実ななかでも、まず選ぶことが大切です。決めないことは、立ち止まりつづけることなのです。
まずは答えを出してみます。一度決めて信じてやってみて、それからまた戻って考えなおします。
決断をしたときに、この選択は間違ったかなと思ってしまうこともあるかもしれません。しかし、選択は選んだ後に正解にしていくことのほうが大切です。
AコースとBコースの2つの選択肢があって、Aの成功確率が40パーセント、Bの成功確率が60パーセントだとします。この場合は、Bを選んだ方が成功に近づくのですが、Aを選んでも、そこからそれを正解にしていくんだと頑張って、成功したら結局、確率は関係ないといえます。
正解は1つではありません。だからこそ人生は面白いです。大切なのは、自分が選んだ選択肢を正解にしていく気概です。選んだあとは、それを正解にすることを考えることです。
結局、まっとうに愚直に進んでいくのが一番の近道です。怪しい道や、人を騙す道ではなく、まっとうな道を選びます。
自分の人生のミッション、テーマを掲げます。一言でいえるキーワードでシンプルに、理念や大義、使命感を掲げることができると、まわりに理解してもらいやすく、自分でも振り返りやすく、突き進んでいくことができます。
一生をかけてでもやりたい使命を見つけると、人生はもっと楽しくなります。
人は思い描いたことは実現できても、自分で想像した以上のことを実現することはできません。人は、頭で考えたことしか行動できないのです。自分が考えつかないことは、行動すらできません。
そのため、どんなに馬鹿らしいことでもいいので、大きな夢を描いてみます。理想の暮らしを思い描いたり、理想の一日を書き出してみたり、理想の働き方を書き出してみたり。
いてもたってもいられないくらいワクワクするくらいまで具体的に思い描いて、「こんなふうになりたい!」と強く描けるまで、自分と向き合って考えます。
目的があることで、人は主体的になることができます。目的に向かって活動していくことは楽しいです。何もしないのがつまらなく感じます。目的があると人は主体的になれます。
自分の夢は叶えられると信じます。本気になれば、何が何でも達成をしにいくものです。前提や制約、前例やまわりの批判はこわくないです。
やってみないと結論が出ないことについては、まずやってみます。やらないで後悔するよりも、やって後悔します。やらないでだれかの噂や、自分の独断で勝手に決めつけたりせずに、可能性を信じてやってみることが大切です。
不安があるということは、安心できる余地があるということです。疑問があるということは、なにか答えがあるということです。
自分のやりたいことを実現できると信じて突き進みます。
夢中になることは、とても楽しいことです。自分のやりたいことと自分のやるべきことが一致することっていうのは本当に幸せなことです。
たとえば仕事であっても、仕事が遊びのように感じられます。遊びと仕事の境界がなくなります。
逆に、夢中になれないときには、「本当にやりたいことだったのか?」と自分に問いなおしてみます。
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