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ゴールを思い描くことは非常に重要ですが、たんに思い描くだけで、そのまま到達できるものではありません。ここからは、ゴールに到達するための技術について紹介します。
ゴールまでの計画を立てて、それを実現することは、ビジネスでも役立つ能力なので、書店などでもたくさんの本があり、参考になります。
なにかをはじめるときは、まずは全体を眺めてみることが大切です。たとえば新しい仕事をお願いされたときや、新しい取り組みをはじめるときです。まずは全体を把握することが大切です。
まずは全体像を明確にして、ゴールまでのスケジュールを引きます。
必要なものと調達するものと、どこから調達するかを書き出します。それから関係者を書き出して、タスクに分けて、進捗を管理します。
測定して振り返れるようにすることも大切です。自分にあった、自分でつづけられる方法を選びます。
次に、シンプルに整理をします。
複雑にすると軸が定まらないづらいです。要点をしぼって、シンプルにまとめます。「要するに何?」と自分に問いかけます。
ゴールを明確にします。正しいゴールを設定すると、間違った方向に進むことが少なくなります。ゴールを考えることがスタートです。
夢に日付を入れます。夢は妄想をふくらませているうちが一番楽しいです。しかし、日付を入れることで、目標がより具体的になります。
日付を入れると自分との約束になり、しばられているような気がして嫌だと思ってしまうかもしれません。しかし、それによって一気に現実感が高まって、具体的なスケジュールや、今日や明日の過ごし方が変わってきます。日付が明確でないと、ゴールにダラダラ向かってしまいます。
全体のなかで、ゴールがどこにあって、現在地がどこにあるのかを明確にすることが大切です。現在地が明確になることで、課題が発見しやすくなり、方向転換がしやすくなります。
目に見えるように明確にすることを「見える化」と呼びます。見える化をすることで、これまで意識していなかったことに気づき、意識が向くようになります。たとえば、自分の手元にいくらのお金があるのか、自分が自由に使える時間がどのぐらいあるのかを可視化すると、効率よく行動するよう意識するようになります。
ゴールが決まったら、問題解決型のアプローチで到達を試みます。
自分の現状を把握して、ありたい理想の姿を具体的な目標として差分を出して、その差分がどのぐらいなのか、その差分を埋めるためには、どういった課題があって、どこを解決していくといいのか、その解決の費用対効果の見立てや改善効果、実現の可能性を踏まえたうえで、どういった優先順位でどういった手立てをとっていくのかというアプローチをします。
そのために、まず現在地とゴールまでの差を明確にします。ゴールが見えて、現在地が見えると、ゴールと現在地の間の差が明確に見えるようになります。
差がわかると、足りないものが明確になります。制約がわかると、それを乗り越えることを考えられます。
ゴールが遠いときに、あまりに現在地から離れすぎていることから、差が意識しづらいことがあります。そのようなときは、中間ゴールをつくります。
中間地点や、4分の1の地点などに小さなゴールをつくって、そこまでの時間を計れば、本当の最後のゴールまで、どのくらいで行けるかを見なおすことができます。
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