「若者の活字離れ」が叫ばれて久しい今日このごろ。近年の総務省の読書状況の調査でも、20代や30代の学生社会人でも、趣味として本を読まない人が半分もいるというデータもあるそうです。
読書の機会が減ってきている背景としては、おもにスマートフォンなどによるテクノロジーの発達でしょう。書籍を読まなくても、細切れの時間を使って、最新の情報や自分にとって有益な知識を調べる環境が整ってきているからだと考えています。
たしかに、まとまった時間をとって、じっくりと腰をすえて書籍を読むことは、これだけ効率的に情報を手に入れられる時代において、非効率といえるかもしれません。
しかし、書籍はある一定以上の知識や社会的な権威のある著者が、出版社や編集者のチェックをしてもらいながら、時間をかけて知識をまとめているものです。そのため、書籍自体には、非常に有益な情報が書かれているのです。
今回は、読書好きの私が、もっと効率的に「ビジネス書」に書かれている知識を身につけたい読者におすすめする「効率的な読書」の方法をご紹介します。
一時は、速読やフォトリーディングなどが流行りましたが、そういった手法ではなく、より効率的に知識を吸収する方法をご紹介します。
目次
書店に行くと、たくさんの本棚にたくさんの書籍があります。しかし、もっとも効率的に知識を得るためには、たくさんの本をいたずらに読むことよりも、すぐれた原著に触れることがおすすめです。
多くの本は、他の本を参考に書かれるものも多いですが、原著は、第一人者の筆者の意見がそのまま書かれているものです。
原著を選ぶ基準はおもに3つあります。
大きな業界の本に関しては、他の本を要約した本があります。
文章のみでなく、イラストや図解のある本、マンガ本などは、知識を効率的に得るために有効です。
書籍の要約を、要約サイトで見ることも有効です。2019年8月時点では、月額2,000円(税別)がかかってしまいますが、フライヤーというサイトがおすすめです。無料で公開されている本もありますので、ぜひ参考にしてみてください。
書籍を動画で要約して紹介するサイトもあります。こちらは期間限定での提供かのようですが、ソフトバンク社が提供する瞬間ゼミのサイトがおすすめです。
知識を効率よく身につける方法はこちらもご参考ください。
これまでに読んだビジネス書のまとめを作成しました。ぜひ読んでみてください!
また、不動産投資の知識を効率よく身につけたい方には、『超ど素人がはじめる不動産投資』がおすすめです。イラストや図解でわかりやすく不動産の知識が身につくようになっています。
本書を出版したときのこだわりは、以下をご参考ください。
不動産投資やお金、仮想通貨、事業売却に関するおすすめの本は、以下にもまとめがありますので、ご参考ください。