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読書ノート『プライベートバンクは、富裕層に何を教えているのか?』

2020年1月18日に、ZUU社の開催するセミナーに参加してきました。その際に本書をプレゼントしていただきましたので、約3年ぶりに読み返してみました。

プライベートバンクに相手をしてもらえるのは、現金や有価証券などの流動資産が1億円を超えてからだと言われています。

本書では、「資産1億円」の超えた富裕層が、プライベートバンクに資産運用を任せている世界を知ることができます。また、一般の家庭でもプライベートバンクが提案する資産のポートフォリオを代替する方法から、実際に「再現」することができる1冊です。

『プライベートバンクは、富裕層に何を教えているのか?』読書ノート

プライベートバンクは、富裕層に何を教えているのか?

プライベートバンクがおこなっていることを、個人で再現するには?

  • 将来のゴールを描く
  • 個人のBS/PLをつくる
  • 個別株ではなくETFを購入する
  • オルタナティブの不動産をREITで代替できる
  • 金やアクティブファンド、ベンチャーファンドなどはETFで代替する
  • ドルコスト平均法で時間を分散して毎月積み立てる
  • ネット証券で、売買手数料は1%まで、投資信託の手数料は1.5%までにおさえる
  • 年に1度、ポートフォリオをリバランスする(割合をもとに戻す)
  • 損切りは20%の損失が目安

ハーバード大学のポートフォリオを家庭で再現する例

継続的に利回り10%を出し続けている

  • 株式:25%(そのうち、日本5%、先進国10%、新興国10%)
  • 債券:25%(そのうち、日本5%、先進国10%、新興国・ハイイールド10%)
  • オルタナティブ(金融商品):25%
  • オルタナティブ(現物商品):25%

お金に関する書籍は以下にもまとめています。あわせてご参考ください!

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ABOUT US
弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。