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㉙建物と土地の制限②『超ど素人がはじめる不動産投資』に学ぶ不動産投資の基礎知識

不動産投資のはじめの一歩を踏み出しやすくするべく、2019年1月に翔泳社から出版した『超ど素人がはじめる不動産投資』のなかでも人気のコンテンツを動画や音声にしてYouTubeに公開しました。

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建物と土地の制限②『超ど素人がはじめる不動産投資』に学ぶ不動産投資の基礎知識

みなさんこんにちは。『超ど素人がはじめる不動産投資』の著者の弦本卓也です。

今回は不動産を買うときに重要なこちら建物の制限について解説をしたいと思います。

建築基準法では、おもに道路の制限や建物の大きさの制限、日当たりの規制などの制限を法律で定義しています。

道路の前にある建物には「接道義務」と呼ばれる制限があります。

原則として、最低4mの幅の道路に2m以上の幅で接していなければならないというルールです。

既存の建物で、土地の前に4mの幅の道路がない場合には、新たに建物を建てる際に後ろに下がって物件を建てなければなりません。

これを「セットバック」とも呼びます。

また、道路と2m以上の幅が接していない物件は、原則として建物を建てることはできません。

すでに建物がある場合には、「再建築不可」として告知がされています。

再建築不可とは、たとえ建物を取り除いたとしても、新たに建ててはいけないということを意味しています。

建物を再度建築することができないことから、銀行などからのローンが組みづらいですが、通常通り建築ができる土地よりも安い金額で売りに出されているため、あえて買う人もいます。

アスベストや耐震診断については、調査の結果がある場合には結果を、ない場合の調査をしていない旨を報告をすることが義務付けられています。

アスベストは別名、石綿ともいわれ、以前は広く使用されていました。

しかし、人体に影響があることが分かり、現在は使用を禁止されています。

同様に、耐震診断を受けている場合には調査の結果を、ない場合には診断をしていない旨の報告をすることが義務付けられています。

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ご視聴ありがとうございました。

また次の動画でお会いしましょう。

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ABOUT US
弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。