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金と銀が暴騰!これからどうすればいい?
金や銀などの貴金属の価格が上昇したが、銀のETFであるSLVを売り、プラチナのETFであるPPLTを買うのがよい
これまで金や銀などの貴金属のETFを買うことをおすすめしてきた
- 投資では長期と短期とで分けて考えるべき
- 長期の場合には、毎月積み立てでETFを買うことがおすすめ
- 長期的に投資をするべき理由としては、金、銀はマネーサプライ(通貨供給量)に相関して上昇する傾向があるが、アメリカの中央銀行であるFRBのマネーサプライが増えているなかで、まだ上昇していないため
- 短期の投資としては、2週間前に長期と短期とで銀を買うことをおすすめしていたが、そこから20%近く上昇した
銀を中心に上昇しすぎていることと、逆相関するアメリカドルが上昇する可能性があることから、今後は下落する可能性がある
- 短期的に投資をするべき理由としては、過去何度も抵抗線となっていた強いラインである18、19を上回ったため、大きく上昇すると考えられたため
- 貴金属のチャートを並べてみると、銀の先物とETFが最も取引量が増えて上昇しているため、銀が発生源だと考えられる
- また、MACDも上昇を示しているため、まだ上昇する可能性がある
- しかし、25日移動平均線から20%ほど離れており、コロナショックの際と比べても歴史的に離れすぎているため、反発して下落する可能性がある
- 貴金属を細かくみると、金、銀、銅、プラチナ、ニッケル、亜鉛、アルミニウム、パラジウムなども上昇している。また、原油も少しだけ上昇した
- 貴金属などのコモディティ商品は、アメリカドルと逆相関するため、アメリカドルを他の通貨で割り戻したバスケットであるDXY動きをみると、旗型から下落したため現在も下落をしているが、これから抵抗線にたどりつくため、反発して上昇する可能性がある
- アメリカドルが上昇するときに、コモディティ商品は短期的に下落する可能性がある
保有している銀は売ってしまうのがおすすめ。一方でプラチナを買うのがおすすめ
- 短期的な投資を目的に購入した銀は、半分~3分の2ほどを売ってしまうのがおすすめ
- ポートフォリオのなかのコモディティ商品のバランスをリバランスするべきとき
- 「金の価格」÷「銀の価格」で割合を計算した金銀比価はコロナショックの前の比率に戻ってきたため、銀のパフォーマンスは今後そこまで上がらないと考えられる
- 「金の価格」÷「プラチナの価格」の比率をみるとプラチナはまだ上がっていないため、短期的な投資を目的にプラチナのETFであるPPLTを買ってもよいかもしれない
- 一度に売ることや一度に買うことはおすすめしないため、少し残して売ることが大事
- 後悔には「損をする後悔」と「得をできなかった後悔」の2種類があるが、欲張りにならずに後悔しないメンタルのコントロールをすることが大事
※筆者追記:貴金属に対するその後の考え方は、以下をご参考ください
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