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【2021年版】コミュニティづくりやブランディングに関するおすすめの書籍7冊

コミュニティづくりやブランディングは、新たなマーケティングの手法として、近年注目を集めています。

今回は、コミュニティの特徴と事例を知り、企業や個人でコミュニティをつくり、ブランディング化し、マーケティングとして収益を上げるために役立つ本を紹介します。

目次

コミュニティづくりやブランディングの本おすすめ7冊

企業がコミュニティをつくりマーケティングに活かす方法

まずは、企業が実際にどのようにコミュニティをつくり、マーケティングに活かしているかの事例を、読みやすい本から読んでいくことをおすすめします。

リアルビジネス3.0 あらゆる業界の企業は教育化する

リアルビジネス3.0 あらゆる業界の企業は教育化する

Webで連載された特集をもとに書きなおされた、読みやすい1冊です。

・学べるポイント

  • 顧客にとって、ものではなく学びや体験に価値がシフトしてきている近年の特徴
  • すべての個人や企業にとって、教育コンテンツになる商品がある
  • 事業の上流や下流のニーズをつかむことで、新規顧客やリピーターを獲得できるようになる

・おすすめの読み方

  • 自分のやっている会社や仕事では、どのようなことを教育化しコンテンツにできそうか
  • 事業の上流や下流のプロセスから、どの部分を切り出して教育化、コミュニティにできそうか
  • マーケティング予算のシフトの仕方、商品化によるマネタイズの仕方

簡単に内容を知りたい方は、以下の読書ノートをご参考ください。

ファンベース

ファンベース

電通の佐藤尚之さん(さとなおさん)が書かれた本です。

・学べるポイント

  • 従来のマスマーケティングは情報量の多さやコンテンツの消費の速さから、効果が薄れてきている
  • 実際には少数のファンが売上を支えているため、長期的な資産であるファンのマーケティングが重要
  • コミュニティの作り方、ファンとの付き合い方、運営の心得

・おすすめの読み方

  • 従来のマーケティングの効果について課題を感じている方が、その理由と自社ではどうなのかを当てはめて読む
  • ファンを集めてコミュニティを作りたい場合に、自社でも応用できるのか、当てはまるのかを考えながら読む
  • ファンの心理を知り、ファンとの付き合い方やコミュニケーションの仕方を学ぶ

簡単に内容を知りたい方は、以下の読書ノートをご参考ください。

コミュニティマーケティング

コミュニティマーケティング

実際にAmazon Web Serviceや他のコミュニティを運営した作者の体験をもとに、コミュニティづくりの方法について書いた1冊です。

・学べるポイント

  • ファンをコミュニティ化することで、新たな顧客が増やしていく方法
  • 初期メンバーの大切さ、メンバーへのフォローや運営の広げ方
  • 勉強会、懇親会、情報発信でのコンテンツ

・おすすめの読み方

  • ユーザーコミュニティをつくろうと思っている方が、その立ち上げの方法や初期メンバーの集め方を学ぶ
  • 勉強会や懇親会の運営者に対して、どのように運営するかのノウハウ、コンテンツや登壇者の決め方などの方法論を学ぶ
  • コミュニティの運営者として、コミュニティのはじめ方、育て方、中心メンバーの自走化の仕方を学ぶ

簡単に内容を知りたい方は、以下の読書ノートをご参考ください。

個人がコミュニティをつくりマーケティングに活かす方法

自分の居場所をつくる働き方

自分の居場所をつくる働き方

・学べるポイント

  • 人生100年時代、変化の大きな時代に、自分で自分の居場所をつくる方法
  • 所属を複数持っておくことで生まれる余裕
  • 時分を知り、仲間を集め、コミュニティをつくり、お金をもらうための方法論

・おすすめの読み方

  • 今の会社に所属しているだけで大丈夫なのか不安を感じている会社員にとって、社外のコミュニティに参加するメリットを知るため
  • 社外のコミュニティでの関わり方、応援をしたい人をベースに、自分のやりたいことやスキルを伸ばしていく方法を知りたい方
  • コミュニティをつくり、お金以外の価値をどのようにつくっていくか、お金の価値をどのようにコミュニティ内に循環させていくか

簡単に内容を知りたい方は、以下の読書ノートをご参考ください。

オンラインサロンのつくりかた

オンラインサロンのつくりかた

自分の居場所をつくる働き方』の著書である中里桃子さんの書籍です。オンラインサロンに特化した書籍は2冊あるようですが、最新版で中身のまとまった読みやすい1冊として、おすすめします。

・この本から学べるポイント

  • 近年話題の「オンラインサロン」とは、どのようなものなのか
  • オンラインサロンのメリット、オンラインサロンの提供価値は何か
  • オンラインサロンのつくりかた、集客や運営の仕方

・おすすめの読み方

  • オンラインサロンとは何か?自分にもできるのか?を知りたい方にとって、体系的に学ぶため
  • オンラインサロンの参加者として、参加して学べることや、得られるメリット
  • オンラインサロンの運営者として、どのような種類のオンラインサロンにするのか、テーマ、コンセプト、会員のターゲットのつくりかた、仲間集めや集客、運営の具体的な方法論を学ぶ

簡単に内容を知りたい方は、以下の読書ノートをご参考ください。

コミュニティをつくって、自由に生きるという提案

コミュニティをつくって、自由に生きるという提案

・この本から学べるポイント

  • コミュニティのつくりかた、運営、大きくしていく方法
  • 対人的な付き合い方や、そのための心構え
  • 自分のビジネスへのつなげ方

・おすすめの読み方

  • コミュニティをつくりたいと思っている方が、どのようにつくり、運営し、大きくしていくのかを学ぶ
  • コミュニティでの人付き合いの方法と心構えを学ぶ
  • 自分をブランド化し自分の商品を持ちたい方にとって、自分のビジネスをどのような分野にするべきか、金額の相場感がどのようなものなのか、マーケティングして売るための方法について学ぶ

簡単に内容を知りたい方は、以下の読書ノートをご参考ください。

成功する起業家は居場所を選ぶ

成功する起業家は居場所を選ぶ

逆説のスタートアップ思考』でも知られている馬場さんの書籍です。世界中の研究や論文、書籍などからの引用も多く、学術的に体系的に学びたいという方におすすめの1冊です。

・この本から学べるポイント

  • 自分のいる環境を変えることで成功の確率を上げられる
  • 個人の能力を開花させるための組織とはどのようなものか
  • どのような場所で、どのような人たちと、どのような習慣をもつと成功できるのか

・おすすめの読み方

  • なにかあと1歩を踏み出したい、自分の環境を変えてみたいと思う人にとって、居場所を選ぶ基準をもつ
  • 体系的に、起業家が成果を出すためにはどのような環境と習慣をつくるべきかを学ぶ
  • コミュニティの運営者にとって、どのような場所や組織をつくるべきかを学ぶ

簡単に内容を知りたい方は、以下の読書ノートをご参考ください。

コミュニティをつくるためには、自分の場所を持つことが大事

オンラインサロンのようなコミュニティでも、それ以外のコミュニティでも、リアルで対面で接点を持てる場所の重要性が説かれています。自分の場所を持つために、不動産を持つという選択肢についても、検討してみてはいかがでしょうか。

「弦本ビル」のコミュニティが生まれた背景

弦本ビルは、「食べる・住む・働く」が一体となった、20代を中心とした学生や若手社会人が自分のやりたいことを見つけて、実現していくビルとなっています。

もしよろしければ、設立の経緯や取組みの内容の例としてコミュニティづくりの参考に、ご覧いただけると嬉しいです。

不動産投資の全体を勉強するための本

超ど素人がはじめる不動産投資

超ど素人がはじめる不動産投資

・この本から学べるポイント

  • 特定の投資方法ではなく、不動産投資の全体を体系的に学べる
  • 物件の探し方、ローンの借り方、契約書の結び方など、一連の流れがわかる
  • 購入までだけでなく、購入後のリフォームや管理、賃貸や売却までわかる

・おすすめの読み方

  • まずは不動産投資の一連の流れを全体をつかむ
  • 不動産投資の目的や、物件の探し方、契約の仕方のイメージをふくらませる
  • 不動産の購入だけでなく、購入後の活用や、賃貸や売却までを意識する

本書を出版したときのこだわりは、以下をご参考ください。

その他のおすすめの本のまとめ

不動産投資やお金、仮想通貨、事業売却などに関するおすすめの本は、以下もご参考ください。

弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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