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ヨーロッパ周遊記(20100824マドリッド→ベルン)

睡眠は23:00→7:30だ。電車の中のため、4度寝ぐらいちょいちょい目覚めて、ロンドン時間の7:30に起床する。スペイン時間では8:30になる。マドリッドには9:03に到着だ。

駅でニンと再びお別れをして、ついこないだのパソコンを繋げる場所に行き、mixiにコメントをする。それからリクルートに内定式に参加する旨のメールを返信する。
ロビーにてAVEのチケットの買い方を聞くと、アトーチャ駅のインフォメーションで買えると言われた。
ここは国際線がメインの駅らしいので、バルセロナに行くためにアトーチャ駅に移動するのだ。

時刻を調べるときに、掲示板の2枚目の一番上を見ていたのかもしれない。電車をかなり待って、10:34にやっとこさ発車した。
アトーチャ駅にて、紙に書かないで口頭でチケットを購入する。代金は10.35ユーロだ。

X線を荷物に通して、駅構内でしばらく待つ。
駅構内には、回転によってオレンジを移動して絞るジューサーがあった。そういえば、前輪を引き伸ばして荷台のスペースを作れる自転車も面白かったな。
中国人に、中国語で話しかけられたから大学で習った中国語で対応しつつ、会話に限界を感じたので日本人だと告白する。

12:30に1番乗り場から出発。
音もなく滑らかに出発したようで、目をつぶっていたら出発にまったく気がつかなかった。
ここで睡眠を12:45→13:30でとる。耳がキーンと詰まったような違和感で目覚める。
AVEは時速300Kmで進む。外の気温は34度らしい。田園の中を通過する。

隣りの席の人に、去り際に「アイディオース」と言われたので「アイディオース」と返す。

よく、自分探しで一人旅という話を耳にする。しかし、自分の居場所を飛び出して、本当の自由を求めていっても、どうやらヨーロッパにはなさそうだ。

自分探しをするのであれば、ルーツを探す旅のほうがいいかもしれない。大分県に弦本の町があったけど、そこにももう一度行ってみたい。弦本のルーツとなる土地の発展に協力してみたい。ご先祖様はこの地を発展させたかったに違いないんだから。その意志を受け継ぐ。それが、自分の居場所のような気がする。

会社を作って、自分の器で仕事ができるようにして、経済的に自由になり、いいことをして名をなして、後世に残せれば理想だ。

人間関係も大事で、いい仕事もいい遊びもいい人生も、人間関係に乗っかってくるはずだ。

再び睡眠をとり、14:00→15:15となる。

15:22に、終点であるバルセロナはサンツ駅に到着する。
サグラダファミリアの最寄り駅まで行こうとするも、サンツ駅に戻らなければいけないと思い、引き返す。
そして16:20に電車で移動して、国際線用の駅に、チューリッヒまでのチケットを買いに列に並ぶ。
チケット売り場のお姉さんの話では、曜日ごとによって2等の座席がなくなるらしく、今日明日はクシェットしか販売していないんだという。チケットは75.55ユーロだ。結構高い。

やっとのことで3時間ほどの余裕が出来たので、観光の時間にあてることに。
パスで行ける範囲で、サグラダファミリアの最寄り駅に移動する。そしてサグラダファミリアを見る。

圧巻の景色かと思いきや、まだ建設中だということに驚く。
帰りにスーパーにて、ポテトチップスやジュースなどの買い物をする。5.52ユーロだ。

寝台車の時間に間に合うように、長時間歩きっぱなしにもかかわらず、早歩きでサンツ駅へと引き返す。
寝台車はバルセロナを19:38に出発。チューリッヒには10:07に到着する予定だ。

ロンドン出身のおじいさんと会話する。30年前に単身でヨーロッパ一周をしたらしい。
シートに座って、夕飯を食べる。そしてワインとチーズで一息つく。

一駅目で彼が降りて、スペイン人の英語の喋れないおじさんが乗ってくる。
言葉はまったく通じなかったけれども、マップを広げてコミュニケーションなどをして、互いに互いを認めあった。

そして今後の予定を立てて、22:30におやすみなさい。

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ABOUT US
弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。