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ヨーロッパ周遊記(20100910ブカレスト→ブタペスト)

睡眠は0:00→7:00、7:45→10:15でとった。
10:15に到着していて、繰り返される駅構内の放送で目覚める。

ハッとして、乗り込んできた整備士の人に尋ねると、ここはブタペストだという。
なんとか二日酔いが引いてきた。厳かな駅だ。メキシコ人3人に挨拶をする。さようならは「アイディオース」だ。

早々とツアリストインフォメーションにて地図を手に入れる。

地図を見るために座る場所を探していると、地元の女性に声をかけられる。何をしたいのかと聞かれたので、座って調べ物をしたいと応える。
座れそうな場所がホームにあるけれども、ホームに入るにはチケットのチェックを受けなければいけないようになっている。
彼女に「ためらっちゃだめよ」と言われて一緒にホームまで素通りする。彼女からは、ときには正直に答えずに嘘をつくのも必要で、タクシーや宿の勧誘に声を掛けられたら、荷物を置きに来ただけだと断ればいいんだとも教えてもらう。
「それで、何をするの?」って聞かれたから「荷物を預けに来たんだよ」って冗談を言う。

ホームでは線路を歩いてまたぐ。これは人生で初めてだ。そしてその先のベンチに腰掛ける。
現在地を、地元民だろうということで整備士の人に尋ねて、パソコンに保存していた宿を地図に書き写す。
いつかのポテチの残りとホワイトチョコレートを食べながら、ブタペストについては『地球の歩き方』にも載っていたので、一通り読んで、名所についても地図に書き写しておく。

10:45に出発。
と思いきや、メキシコ人の3人がさきほどの女性に捕まっている。現地のさきほどの女性はホステルを紹介したがっているようだった。
再度声をかけられたものの、すでに予約している宿があることを伝える。すると地図を見せてと言って、行き方を教えてくれた。

外は大雨だ。ゴミ袋を切ってリュックを覆い、雨除けにして歩く。
宿に向かう途中で、両替を見つけたので、10ポンドを3410フォリントに買える。通貨の単位がたくさんあるんだな。

迷わず宿に着いたと思ったら、偶数番地と奇数番地とが通りをまたいで割り振られていた。少し戸惑う。階段を登ってホテルに着き、宿代の1,980フォリントを支払う。

同じ部屋のイタリア出身のファビリツィアと話をする。彼は日本の文化に興味があるらしい。英語のノートを書いていて、会話や英語の勉強をしている。

ベッドに横になってパソコンをいじる。雨は止みそうにもない。受付のおばさんに聞くと、明日も雨だと言われた。観光も今日のうちにしてしまおう。

郵便局や橋、そして坂などの目的地へと歩く。雨の中なので傘をさして視野が狭くなるのが悔しい。
郵便局では480フォリントで2枚のハガキと切手を購入する。
ホステルでキッチンを調べたときに、パスタは自由に食べていいと言われていたので、スーパーで、トマトソースなどを購入する。

ポテチ250、水49、ビール109、ピーチジュース314、肉899、パスタ用のトマトソースの粉109、チーズ249、の合計1730フォリントだ。

水に溶かすジュースがあったものの、美味しいのだろうか。

ホステルに戻ると、韓国人の女の子が黒い麺をくれた。

彼女の名前はポーランという。さっき来たばかりで、飲み物を分けて欲しいというのであげることに。
夜に一緒に出掛けたいというので、夕飯にトマトパスタと鳥のささ身を料理して、食べてから出掛けることにする。

そして22:00に出発することに。
彼女とは韓国、日本、血液型の話、などをした。俺よりも1歳年上のようだ。
写真が好きでたくさん撮っている。自分好きなのかもしれない。

1時間ほどぶらぶらして、23:00ごろに橋に着く。この橋は韓国ドラマの「アイリス」で有名な橋らしい。

この橋だけを見れば充分らしい。写真を撮って満足すると、寒くて水を飲みたいということで、ホテルに戻ることに。

0:00に帰宅して、久しぶりに浴槽のお風呂に入る。2:00になったので、そのまま就寝だ。おやすみなさい。

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ABOUT US
弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。