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未来を考えるワーク『未来は5マスで考える』(無料公開④)

目次

第3章 やりがいとお金を両立する「キャリアの種」をみつけよう

自分の可能性に気づく旅へ

自分らしいキャリアのイメージを広げる7つのワーク

前章では、あなたの過去と現在を振り返って、「あなたのキーワード」をみつけてきました。ここからは、いよいよ自分らしいキャリアを描くワークに取り組みます。

ワークは全部で7つです。「未来」に思いを馳せるのは楽しいことですが、不確かなことを想像するのは手応えのある作業でもあります。ぜひ、腰を据えて取り組んでいきましょう。

5マス式キャリアマップで自分らしいキャリアをイメージする

ワーク6では未来のビジョンをイメージします。前章では過去〜現在に向けた目線を、今度は未来へと向けていきます。

ワーク7以降は、主に「自分と向き合うワーク」でみつけたキーワードを使い、5マス式キャリアマップに整理します。

さらに、整理した内容をもとにアイデアを膨らませ、これからどうしていくかの行動に落とし込みます。キャリアの種をみつけて高まったモチベーションを、実際の行動に移していくのです。

前章と同じように、ワークにはそれぞれ記入用のシートがあります。本に直接書き込むか、検索サイトで「未来は5マスで考える」と検索して、公式サイトからプリントアウトして記入するかは、お好みで選んでください。

また、記入内容のイメージは、SNSで「#未来は5マスで考える」と検索してみてください。記入例をそのまま真似をするのではなく、どんなことを記入すればよいのか・どう考えればいいのかに迷ったときの参考にしてください。

まとめ

●過去と現在、そして未来の「キーワード」をマッピングしよう

●イメージを広げて「キャリアの種」のアイデアを出そう

ワーク6 「人生の4つのL」で描く未来のビジョン

所要時間のめやす:15分

「人生の4つのL」で理想の姿を考える

ここまで、過去と現在のあなたを振り返りました。ここからは5マス式キャリアマップに取り組む準備の仕上げとして、未来のビジョンをイメージするワークに取り組みます。

このワークの目的は、あなたのやってきたことや想いを「過去→現在→未来」へとつなぐことです。5マス式キャリアマップでは、過去・現在の取り組みをもとに、未来へとつながる「キャリアの種」を探ります。そのために、まずはゴール地点としての未来のビジョンをイメージしてほしいのです。

このワークでは、「4つのL」として「Labor=仕事」「Learning=学習」「Leisure=遊び・自由時間」「Love=人間関係」をあげています。この4つのカテゴリに分けて、あなたの理想を描いてみましょう。

「理想の姿」は抽象的になってもかまいません。実現できるかどうかについても難しく考える必要はありません。何の制約もないとしたら、あなたはどんなゴールを描くでしょうか。

ワーク2と同じように、それぞれのキーワードは名詞と動詞に区切って記載し、「自分のため」と「誰かのため」の度合いもそれぞれ10点満点でつけましょう。

ワーク7 キーワードの整理

所要時間のめやす:15分

5マス式キャリアマップにキーワードを整理しよう

いよいよ、ここまで書き出したキーワードを5マス式キャリアマップへ整理していきます。

それぞれのマスの位置付けについては第1章の説明も参考にしてください。

ワーク2とワーク6では、「誰かのため」と「自分のため」の度合いの点数を記入してもらいました。この点数を座標にとって、次のシートの5マスのエリアに記入していきます。それぞれに記入するときに参考にするキーワードは次のとおりです。

・5マス式キャリアマップで整理するキーワード

このとき、過去や現在を表すキーワードには先頭に「●」のマークを書き、未来を表すキーワードの前には「★」をつけて配置します。

「自分のため」と「誰かのため」は、すでに両立していて分けて書くことが難しい場合も多いでしょう。

たとえば、キャリアアドバイザーの仕事で、相手のキャリアの相談に乗って感謝してもらえることが、自分の幸せでもあるといったケースです。

どちらか一方のためにしかなっていないことは少なく、人に喜ばれた経験によって自分の好きなことに気づくことや、その逆のケースもあるでしょう。特に、仕事や長く続けている活動は、自分のためでも誰かのためでもある取り組みだからこそ、長く続けられているとも言えるのです。

すでに理想のキャリアを叶えていると感じる場合には、誰かのためと自分のためが両立した「理想のキャリア」のマスにキーワードを書いてもかまいません。

しかし、「自分のため」と「誰かのため」が両立していると感じる場合こそ、そのなかのどの側面が、そのどちらのためになっているのかを、細かく意識して分けてみてほしいです。

たとえば、キャリアの相談に乗る例では、面談を通じて相手の人生を知ることが自分の興味関心を満たすと感じる場合は、その部分は「自分のため」と言えるでしょう。

一方、ノルマがあることで相手や会社の意向を尊重して妥協して就職先を提案してしまう場面があれば、その部分は「誰かのため」となるのです。

その場合は、「キャリアの相談に乗る」とまとめるのではなく、「相手のキャリアを知る(自分のため)」と「就職先を提案する(誰かのため)」と2つに分けるのがよいでしょう。

まとめ

●これまでのワークの内容を2マスにマッピングしてみよう

●「自分のため」と「誰かのため」は意識して細かく分けよう

「自分のため」か「誰かのため」かを見分けるヒント

「自分のため」と「誰かのため」を強く意識する

日常の生活では「自分のため」と「誰かのため」を分けて意識することは少ないでしょうから、5つのマスに分けるのは難しいかもしれません。しかし、この先のワークで「キャリアの種」を発見するために、意識して振り分けることが重要です。

「自分のため」と「誰かのため」を見きわめるには、究極の状況に振り切って考えるのがおすすめです。「自分のため」は、相手が喜ばなくてもやりたいことかどうかを考えます。それが仕事の場合は、お金をもらえなくても・逆に自分がお金を払ってでもやりたいかを考えるといいでしょう。

一方、「誰かのため」は、自分を押し殺して取り組んでいることや、自分に対する優先順位を下げて仕方なくやっていることや、やむを得ずやっているものも含めて考えます。

将来の生活のためやお金を貯めるために我慢していることは、一見自分のためのように見えますが、今の自分を優先しているわけではありません。その意味で「誰かのため」と言えるとも考えられます。

たとえ相手が喜んで感謝してくれたとしても、正当な評価をしてもらえないと物足りないと感じる場合や、お金をもらわないと割に合わないと感じるようであれば、それも「誰かのため」の度合いが高いと判断できそうです。

「自分のためでも誰かのためでもある」と感じることでも、どちらが強いかを考えて、できるだけその場面を表すキーワードを分けて、配置してみましょう。そうすることで次のキャリアの種がみつけやすくなります。

まとめ

●「自分のため」と「誰かのため」は究極の状況を想像しよう

●誰のためかを強弱で考え、キーワードを書き分けよう

ワーク8 各マスで共通するキーワード探し

所要時間のめやす:15分

「自分のため」と「誰かのため」を細かく意識してみる

ワーク7で、キーワードをマップ上に配置することができたでしょうか。キーワードを振り分ける過程で、それぞれが自分のためになるか、誰かのためになるかを意識できたかと思います。

今度は、ワーク7で書き出したキーワードを、5マスのエリアごとのキーワードにまとめていきます。それぞれのエリアに含まれるキーワードを、さらに共通するキーワードに整理するのです。

たとえば、「誰かのため」に「美大生」「音大生」「ダンサーの卵」「高専生」などの名詞が出てきたとします。その場合は、「専門性のある学生」「可能性のある人」などのキーワードにまとめられそうです。

他にも、たとえば「イベントをする」「紹介する」「羽ばたく」といった動詞が出てきた場合には、共通する動詞は「可能性に気づいてもらう」「マッチングする」などに変換できそうです。

ワーク9 「自分のため」と「誰かのため」の小さな両立

所要時間のめやす:15分

キーワードを組み合わせると新たな可能性が見えてくる

それではいよいよ、キャリアマップの「誰かのため」と「自分のため」のマスの内容をもとに、キャリアの種を探っていきます。

キャリアの種は、ワーク7や8で記入したマップをもとに「自分のため」と「誰かのため」のそれぞれにあるキーワードをかけ合わせてみつけます。

かけ合わせのパターンは次の2種類です。

・「誰かのため」の名詞と「自分のため」の動詞をかけ合わせる

・「誰かのため」の動詞と「自分のため」の名詞をかけ合わせる

イメージしやすいように、5マス式キャリアマップの具体例として第1章で取り上げた3つの例をもとに、組み合わせを考える流れを解説します。

例1:ビーガン特化型の美容師

1つめのビーガン美容師の例は、「誰かのため」の動詞と「自分のため」の名詞をかけ合わせて生まれたパターンです。

実際に髪を切ることはこれまで仕事でしてきたことですから、趣味のビーガンをかけ合わせてキャリアの種として育てていくアイデアはイメージがしやすいでしょう。

例2:地方の中小企業のマネージャー育成

2つめの、地方の中小企業のマネージャー育成を副業に選んだ例は、「誰かのため」の名詞と「自分のため」の動詞をかけ合わせたパターンです。

営業については本業の仕事での経験が豊富ですから、テーマとしては取り扱いやすいジャンルだといえるでしょう。これに自分で興味がある教育指導をかけあわせることで、サービスとして提供するイメージが浮かんできそうです。

例3:恋愛婚活塾

3つめは恋愛婚活塾の例でした。「誰かのため」の動詞と「自分のため」の名詞をかけ合わせて生まれたパターンです。

実際に誰かに提案するのは仕事での経験があるため、自分の趣味である「モテる方法」をテーマに置き換えることで、やってきたことを十分に活かせそうです。

キーワードを組み合わせると新たな可能性が見えてくる

ここでは、自由に発想をふくらませるのがポイントです。単純にキーワード同士をかけ合わせるだけでもユニークな組み合わせがみつかるかもしれません。組み合わせたものからさらにキーワードを連想し、アイデアを膨らませてもOKです。

キーワードを組み合わせると、「自分のため」と「誰かのため」を両立するテーマをみつけることができます。

「キャリアの種」はいくつあってもかまいません。どんなに小さなアイデアでも、できるだけたくさん出していきましょう。

2種類のかけ合わせのパターンを1つのマップ上で考えていると情報量が多く混乱してしまうことがあるかもしれません。次のフォーマットに一度キーワードを書き出してから組み合わせるとわかりやすくなるでしょう。

もちろん、3つの例として紹介したような流れで、直接ワーク7や8で記入したマップをみながら考えてもかまいません。

オリジナリティのあるテーマに発想を広げるヒント

何も思い浮かばなくても大丈夫

ユニークなキーワードの組み合わせや、やってみたいこと、できそうなことはみつかったでしょうか?

「面白いアイデアを思いついた」「こんなことができるかも」など、ワクワクした気持ちになっていれば大成功です。

「ぜんぜん思いつかなかった…」という方もいらっしゃるかもしれません。

ここでは、発想を広げるためのヒントを5つ紹介します。

ヒント1:これまでのワークを見直してみよう

キーワードそのものがあまり出てこなかった方は、自分の過去をもうすこし掘り下げてみましょう。

ワーク3の「人生のモチベーショングラフ」に取り組んでいない場合は、まずはそちらをやってみましょう。時系列でこれまでの人生を振り返るため、思い出しモレによるキーワード不足を解消できます。

ヒント2:本業から広げてみよう

「キーワードはそれなりに出せているけど、いい組み合わせやアイデアが思いつかない」という方は、発想をふくらませる過程でつまずいているのかもしれません。

一番考えやすい方法は、「本業から広げてみる」ことです。本業でやっていることから広げていくと、実際に取り組むイメージがしやすいからです。キーワードをすこしだけ変えて、本業からずらしてみるのもおすすめです。

たとえば転職を希望する人の相談に乗るキャリアアドバイザーの仕事をしていた人で、やりがいを感じることの1つに「人生の大きな決断に寄り添う」をあげていた人がいました。彼が思いついたのは「不動産仲介」の副業です。本業と同様に人生プランを聞きながら、その人にあった不動産を紹介するというのです。

ヒント3:知り合いの困りごとを解決する方法を考えてみよう

人と話していると、相手の困りごとや悩みにふれることがあります。そんな相手の悩みを、あなたのできることで解決してあげることはできないでしょうか?

僕は、知り合いの美容師さんがカットモデルを探すのに苦労していると知り、カットモデルを募集するサイトを作る手伝いをしたことがあります。僕自身がウェブに明るかったことや、実際にプログラムを組めるエンジニアの知り合いがいたからです。

コラムでも紹介してきたように、僕が副業として行ってきたものの多くは、基本的に「誰かの困りごと」を解決したいというのがモチベーションの1つでした。

同じように、過去の自分の困りごとを解決するアイデアを考えるのもよいでしょう。当時の自分を思い出すことであなた自身が困っている人の気持ちを理解できるため、実際に求められる商品やサービスを考えやすいです。

誰かの困りごとを解決することは、ビジネスのチャンスにもなるのです。

ヒント4:目先のお金にとらわれずに考えてみよう

「お金になることをしなければ」と思うあまり、心の目が曇ってしまうことがあります。

「やりたいこと」をするために取り組んできた5マス式キャリアマップにもかかわらず、「お金」を第一の目的にしてしまっては本末転倒です。

キャリアの種を探す段階では、お金のことはいったん脇に置くことが重要です。まずは、あなたのやりたいことで人の役に立てる道を探すのです。

規模も小さなものでかまいません。収益化のイメージがまったく浮かばなくてもいいでしょう。「楽しそう」「面白そう」と心から感じられることを考えてみましょう。

ひとつの例ですが、好きなことが「インタビュー」で、ライターの仕事をしている人がいました。彼女はお子さんがいることから「教育」への興味もありました。本業のライティングスキルを活かし、まずは趣味として教育に関するインタビューブログをはじめることにしたのです。すると、結果的にそのブログを通じて新たな仕事の依頼が舞い込み、本業へのよい影響もあったといいます。

目先の「お金」にとらわれすぎないことで、無意識に眠るあなたのリミットやブロックが外れ、面白い発想が出るかもしれません。

ヒント5:人に聞いてみよう

一人で考え込んでいても、いいアイデアはなかなか浮かんできません。思いきって家族や友人、同僚などの親しい人にお願いして、一緒にアイデアを出してもらうのもいいでしょう。

これまであなたが取り組んだワークシートを見せて、「どんなことができると思う?」と聞いてみるのです。

人によって経験や知識が異なることから、同じキーワードを見てもイメージすることは異なります。複数の視点からかけ合わせることで、より幅広いアイデアが生まれることでしょう。

そして、今回のワークではこれまで相談してきた周囲の人たちだけでなく、まったく境遇が異なる人に話を聞いてみるのもおすすめです。「#未来は5マスで考える」と検索してワークショップを探してみてもいいでしょう。

人は、自分がやっていることは「たいしたことはない」「誰でもできるもの」と思ってしまうものです。関わる業界や経験が異なる人に話してみると、価値がないと思ってしまっていた経験や行動が、実際には珍しいものであることに気づき、急に価値のあるものに感じることがあります。

今すぐ思いつかなくても、焦らずに時間や場所を変えながら、頭のかたすみに置いたまま生活してみるのもおすすめです。ふとした瞬間にこれまでのワークが結びつき、新たな気づきや発見が浮かびあがってくることはよくあります。

まとめ

●これまでのワークを見直したり、人に相談したりしてみよう

●今すぐ思いつかなくても、じっくり時間をかけて考えよう

『未来は5マスで考える』書籍紹介

「一人ひとりの可能性をもっと世の中に!」をコンセプトに、副業で複数の事業を起業し、数万人と出会いキャリアを応援してきた筆者が提唱する「5マス式キャリアマップ」

5マスのキャリアマップと18枚のワークシートで、小さなプロジェクトのアイデアを見つけて、「やりがい」と「お金」を両立する自分らしい人生を実現しよう!

未来は5マスで考える

※印刷用のワークシートは こちら からダウンロードできます

『未来は5マスで考える』目次

はじめに

プロローグ あの人はなぜ「自分らしい働き方」を実現できるのか

会社に人生を捧げるだけの時代は終わった
「自分らしく働いている人」をイメージしてみよう
「やりたいこと」ベースではじめる”小さなプロジェクト”
本業を持ちながら別のことに取り組むメリット

第1章 「5マス式キャリアマップ」で自分らしいキャリアを描こう

「5マス式キャリアマップ」とは
5マス式キャリアマップでキャリアの種をみつける方法
小さなプロジェクトの実現に必要な5つの力
「つながる力」が大事な理由
自分を振り返る時間をつくろう

コラム1 僕の人生は「人に会いにいく」ことで変わった 〜同期100人全員に話を聞いて〜

第2章 過去と現在を振り返って「あなたのキーワード」をみつけよう

キャリアの可能性の扉を開こう
ワーク1 自己紹介シートからのキーワード連想
ワーク2 人生のキーワードのリストアップ
ワーク3 人生のモチベーショングラフ
ワーク4 「自分のため」になった瞬間リスト
ワーク5 「誰かのため」になった瞬間リスト

コラム2 「小さなプロジェクト」をいくつも経験して“やりたいこと”を極めていった 〜イベント開催、沖縄への教育実習生派遣、高専生の就職支援〜

第3章 やりがいとお金を両立する「キャリアの種」をみつけよう

自分の可能性に気づく旅へ
ワーク6 「人生の4つのL」で描く未来のビジョン
ワーク7 キーワードの整理
「自分のため」か「誰かのため」かを見分けるヒント
ワーク8 各マスで共通するキーワード探し
ワーク9 「自分のため」と「誰かのため」の両立
オリジナリティのあるテーマに発想を広げるヒント
ワーク10 新たにはじめることリスト
プロジェクトを小さくはじめるヒント
ワーク11 新たにやめることリスト
ワーク12 「どうしてもやめられないこと」の見直し

コラム3 「想いを共有できる場」をもつと夢はどんどん実現していく 〜ビル1棟でコミュニティづくり〜

第4章 「お金」と「収益化」について考えよう

ワクワクするものにお金を使おう
経験することに価値がある
お金は「ありがとう」を形にしたもの
やりがいとお金を両立する収益化のコツ
知っておくと役立つ「ビジネスモデルの基本形」

コラム4 出会いとつながりを120%活かすための「メモ習慣」 〜なぜアイデアが次から次へとわいてくるのか?〜

第5章 行動しながら自分らしいキャリアを実現しよう

実際に行動しながら形にしよう
「副業禁止」でも、お金をもらわずにはじめてみよう
ワーク13 お手本となる人や商品・サービスのリストアップ
ワーク14 企画提案書の作成
ワーク15 「お客さん」探し
ワーク16 「仕入れ先」探し
ワーク17 タスクの洗い出し
ワーク18 振り返りと改善
小さなプロジェクトがうまくいった先の選択肢
アウトソースするほどプロジェクトは成長する

コラム5 想いを「ビジョンシート」にまとめ、どんどん人に会いに行こう 〜人とつながれば、なんだって実現できる〜

付録1 プロジェクトをはじめるときによくある質問
付録2 プロジェクトの成功に必要な業務と外注先
付録3 ワークに取り組む時間割の例

おわりに

感想やコメントをお聞かせください!

本書の感想は、ぜひAmazonのレビューなどでコメントしていただけたら嬉しいです。積極的に声を取り入れて、よりよいものに改善していきたいと考えています。
また、ブログやSNSなどでの投稿も大歓迎です。「#未来は5マスで考える」とつけてください。ワークシートの内容や、取り組みに対するコメントなどをみつけたら、弦本からも積極的にフォローし、応援をさせていただきます。

もちろん僕に直接ご連絡をいただいても喜んでお手伝いします。

未来は5マスで考える

※印刷用のワークシートは こちら からダウンロードできます

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本書に関連する講義を法政大学キャリアデザイン学部にて行いましたので、あわせて参考にしていただけたら嬉しいです!

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ABOUT US
弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。