書籍『未来は5マスで考える』好評発売中!!

やるべきことを洗い出す『未来は5マスで考える』(無料公開⑤)

目次

ワーク10 新たにはじめることリスト

所要時間のめやす:15分

キャリアの実現に向けて具体的な行動に落とし込む

新しいことをはじめるときはいつだって楽しいものです。本当にやりたいことなら、なおさらです。キャリアの種がみつかると自分の可能性にワクワクしてきます。

そのモチベーションの高まりを、次は具体的な行動に落とし込みます。次のシートに、新たにはじめること・取り組む時間を増やすことを書き出しましょう。小さなことから大きなことまで、思いつくものはなんでもかまいません。

第3章の「オリジナリティのあるテーマに発想を広げるヒント」の例であげたキャリアアドバイザーの例では、次のような行動が出てきそうです。

・キャリアアドバイザーで不動産の紹介をしている人を探す

・不動産の紹介には資格が必要なのかを調べる

・SNSで考えているアイデアを発信してみる

一般的には時間やお金がかからず効果のあるものから優先するべきだといわれています。

しかし、はじめはかんたんなものから手をつけ、小さな成功体験を積み重ねていくのがおすすめです。

プロジェクトを小さくはじめるヒント

いきなり大きなことをしすぎない

新しいことをはじめようとすると、どうしても大きなことを掲げてしまいやすいです。

しかし、失敗のリスクを考えると、はじめは小さくスタートして、行動しながら軌道修正していくのがおすすめです。

時間やお金をできるだけかけずに小さくスタートすることは、ベンチャー企業などでも取り入れられている考え方です。

ヒント1:小さく段階を分けてステップを踏んでいく

大きなゴールは小さく分けて、段階的にステップを踏んでいくようにしましょう。

たとえば新しいサービスをはじめるときは、すぐに独自のサイトを作りたくなるものです。しかし、実際に独自のサイトを制作するのは手間もお金もかかります。まずはできるだけ簡単にはじめられるように、サイト作成サービスと、そこで用意されている複数のテンプレートのなかから自分にあったものを利用します。TwitterやInstagramなどのSNSを開設して、関連する投稿をして需要があるかを見きわめるのもいいでしょう。

ヒント2:仕入れる前に売れるかを検証する

仕入れや管理にはお金や手間がかかるものです。売れるかわからない段階で大量に仕入れてしまうと、在庫を抱えるリスクが上がります。

そこで、売れるかどうかを事前に調査しましょう。また、注文が入ってから実際に自分でその商品を買いに行き発送する方法もあります。

セミナーなどを企画する場合にも、まずは簡単に情報をまとめた小冊子をプレゼントし、そのテーマにニーズがあるかを確かめてから細かい資料を作るようにするとよいでしょう。

他にも、実店舗を開業する前にチラシを撒いてみて、反響をもとに地域で人気になりそうかどうかを検証する方法もあります。店舗の開業には大きなお金がかかりますから、事前にこのようなことを行うことで失敗のリスクを回避するというわけです。

最近は、実際に商品やサービスを作る前にクラウドファウンディングで公開し、資金やお客さんを集める方法も広がってきました。商品やサービスが実際にできていなくても、資料や動画などのイメージでお客さんの反応を見るのです。

僕も、不動産を購入する前にはその物件を活用した構想を資料にまとめて発信し、仲間や入居希望者を先に見つけるようにしています。

これらの検証では、多少の支出が必要になります。しかし、たくさんの準備をしたにもかかわらず、大きく失敗するほうが痛手です。失敗せずにすむかを検証するために、小さな負担で大きな安心を買うものだと考えましょう。

ヒント3:実際に投資をする前に意見をもらい検証する

実際に売れることがわかってからも、商品やサービスの開発に大きな投資をする前に、小さく検証して失敗を防ぐことも重要です。

知り合いのベンチャー企業の例ですが、レストランを自動で予約する仕組みを企画している人がいました。レストランに自動的に電話をかけ、音声案内で予約をとるシステムを開発しようと考えたのです。

彼は開発をする前にひとつの検証を行いました。レストラン側が対応できるかを検証するため、自動音声のふりをして自分の声で電話をしたのです。

彼は「予約が取れる場合には1を、予約が取れない場合には2を押してください」と口頭で伝え、一連の予約確認が終わった後に通常の自分の声に戻し、使いやすいサービスだったかをインタビューしたといいます。

システムの開発には大きなお金が必要です。お金のかからない自分の声で検証したのは非常にかしこい方法です。

僕の例でも、沖縄の離島へ教育実習生を送り込むプロジェクトで、有機栽培で育てたゴーヤが売れるかを検証したことがありました。

実際に注文を受けた後に、注文者に直接連絡して商品を買った理由をインタビューしました。結果、求められるニーズや金額に対して、離島からの送料を含めた価格では割に合わないことがわかりました。このときは簡単なサイトを作っただけでしたので、小さな損失で撤退することができました。

実は、本書も出版が決まった後に、限定的に公開することで感想や意見をもらい修正を重ねてきました。一度印刷した書籍は回収をしたり内容を修正したりはできません。草案の段階から小さく改善していったのです。

ヒント4:小さくしすぎても、目的は見失わない

商品を仕入れる前やサービスを拡大する前に、小さく検証することが有効だとお伝えしました。しかし、小さくするからといって目的を見失ってはいけません。

たとえば、商品を販売するサイトを作るとしましょう。商品がない段階から販売予定を告知することは大切ですが、単に告知をするだけでなく、実際に購入や申込をするボタンを作って、クリックした数を計測するほうが、より正確にニーズを知ることができます。

他にも、サービスを提供する場合に、サービス内容を検証するために無料でモニターを募集したとしても、よりリアルな検証を行うためには有料で販売して募集することが重要です。

というのも、実際に購入する気のない人や無料だから協力してくれた人は、本当のお客さんと言えるとは限らないからです。

もちろん、検証の段階では商品やサービスは完成していないわけですから、嘘をついたり迷惑をかけたりしてはいけません。

未完成であり検証中であることを事前に伝えて協力してもらい、手伝ってもらった方には謝礼をお支払いしたり、代金を割引したりする配慮も必要です。

まとめ

●プロジェクトが大きく失敗するリスクを避けよう

●小さな検証と改善を重ね、プロジェクトを大きくしていこう

ワーク11 新たにやめることリスト

所要時間のめやす:15分

新しいことをはじめる前にやめることを決める

「新たにはじめること」をリストアップして、どんな気持ちになったでしょうか?

「けっこう時間もお金もかかりそうだ」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。たくさんありすぎて「本当にやれるのか」と途方もない気持ちになった方もいるかもしれません。

実は、新しいことをはじめるときに大事なのは、先に「やめること」を決めることです。1日が24時間なのは変わりませんから、新しいものを無限に追加し続けることはできません。今やっていることのなかからムダ・不要なものを削り、新たにできた時間で新しいことをはじめるのです。

「誰のためにもなっていないこと」を考えてみる

では、いったい何をやめればいいのでしょうか?

ここでも5マス式キャリアマップを活用できます。まだ埋めていない「避けるべきキャリア」である、左下のマス(①)です。

このマスは、「誰かのため(期待・価値提供・お金)」と「自分のため(希望・やりがい・経験)」の両方の度合いが低い、誰のためにもなっていないエリアでした。

ワーク7の5マス式キャリアマップのシートに、第2章のワーク4と5でリストアップした「やりがいを感じなかった/手応えがなかった」ことと「誰にも喜ばれなかった/役に立てなかった」ことを参考にしながら、「避けるべきキャリア」のマスにキーワードを書き出してみましょう。

「やめること」を決めて新たな時間を生み出す

このなかに、「やらないほうがよさそう」「この時間はムダだ」「この習慣はやめたい」といったものがあるのではないでしょうか。

あらためて思い返してみて、あなたの日々の生活や取り組みのなかで、このエリアにあてはまるものを追加で書いてみましょう。

たとえば、「会社の人たちとの意味のない集まり」「会社帰りのなんとなくの寄り道」「つい寝る前にやってしまうネットサーフィン」「スマホアプリでの漫画の試し読み」「なんとなく自分でやってしまっている作業」「惰性で続けている習い事」「あまり好きでない人の世間話につきあうこと」などでしょう。人によっていろいろあると思います。

ちょっとしたことでも、1週間、1か月、1年と積み重ねればかなりの時間になります。

特に「やめたいとは思っているけど続けていること」や「苦痛なこと」はスパッとやめ、完全にやめるのが難しい場合は誰かに任せたり取り組む時間を減らしたりしましょう。

どうしてもやめられないものは、同じ効果が得られる別のものに置き換えてムダな時間を減らしていくことが重要です。

新たにやめること・使う時間を減らすことをリストに書き出し、削減するものを洗い出しましょう。

「自分でやらない」能力は、この先の規模拡大でも役立つ

すべてを一人で抱え込まず、手を離していく習慣は、実はこの先のステップでも役に立ちます。

というのも、キャリアの種が育ち開花したときには、あなたはとても忙しくなるはずだからです。新しいプロジェクトは本業と同時進行で小さくはじめることをおすすめしていますので、それも当然のことです。

これからさらに時間がなくなったときにも、臨機応変に「やめること」を決め、手放していくクセが身についていれば、規模の拡大とともに心身が追い詰められることはありません。

それどころか、人に任せた分、手掛けられる範囲も量も増え、さらに大きく展開していくことも期待できます。より速く、より遠くまで行くには、身軽であることはとても重要なのです。

このあたりについては第5章の「小さなプロジェクトがうまくいった先の選択肢」の項目でもふれます。

ここでは、「新しいことをはじめるときは何かをやめるのが先」というのを大事な心得として理解してもらえればと思います。

ワーク12 「どうしてもやめられないこと」の見直し

所要時間のめやす:15分

枠組みをとらえなおし、価値を見出そう

5マス式キャリアマップの左下の「避けるべきキャリア」のマスに書き出したもののなかには、どうしてもやめられないものがあるかもしれません。

この先もそれをずっと続けるのはつらいので、“取り組む意味”を考え直してみましょう。

その作業のなかに、あなたがすこしでも好きだと思える要素はあるでしょうか。楽しめる余地がないかを探すために、次のような方法を試してみましょう。

・あなたの好きな仕事や作業との共通点を考えてみる

・得意になった先に得られるものを考えてみる

・楽しそうに取り組んでいる人に理由とコツを聞いてみる

・上司や依頼主に「何を期待して依頼しているのか」を確認する

あなたにとってはムダに見えるものでも、実は他者から見ると価値がある場合があります。あなたがなんとなく続けていることが、他の人にはない武器となるのです。

例えば、コンビニの新商品をなんとなく買ってしまうことが誰のためにもならないと思っていたとしても、実は新商品の情報をいち早く知りたいマーケッターや株式投資家などにとっては、有益な情報になるかもしれません。

また、得られるリターンが妥当かについても考えてみましょう。「わりにあわない」と思ったら、やめるか、アウトソースする道を模索しましょう。次のシートを参考に考えてみてください。

コラム3 「想いを共有できる場」をもつと夢はどんどん実現していく 〜ビル1棟でコミュニティづくり〜

「想い」に共感してくれる仲間を集めよう

たくさんの人と会っていると、「一緒にやろう!」と盛り上がることがよくあります。しかし、その場かぎりの盛り上がりで、後につながらないことも多いのが残念です。

その場かぎりで終わらせず、モチベーションの高まりを行動につなげるには、継続して話ができる場となる「コミュニティ」をもつのが効果的です。メンバーは直接の知り合いでも、あなたの発信に反応して集まってくれた人でもいいでしょう。オンラインのグループでもいいですし、規模の大きさも問いません。気の合う仲間を集め、定期的に集まる場を作るのです。

ただし、最初の仲間選びは慎重に進めましょう。あなたの想いややりたいことに心から共感してくれて、お互いに信頼し合い、協力し合える人を仲間にすることが重要です。そういう人が最初に1人でも2人でもいれば、同じような仲間が集まるようになり、プロジェクトは成功しやすくなるのです。

僕にもそのような仲間が何人かいます。イベント運営や高専ベンチャーで一緒に取り組んだリクルートの同期や、営業代行をお願いしている経営者仲間も、僕の心強い相棒です。

20代の可能性を発信する『弦本ビル』

コミュニティといえば、「食べる・住む・働く」が1つになった、20代の可能性を発信する『弦本ビル』があります。

僕は27歳のときに神保町に5階建てのビルを買い、オーナーとしてビル内のコミュニティづくりに7年ほど携わりました。1階はもとから入っていた飲食店のテナントが、2階はコワーキングスペース、3階はシェアオフィス、4〜5階はシェアハウスとして貸し出し、入居者たちのキャリア支援やコワーキングスペースの運営の手伝いをしてきました。

入居者は起業を志す20代の若者が中心で、自分たちのやりたいことを次々と実現していく場所となりました。

一時は僕もこのビルの1室に住み込んで、入居者と一緒にコミュニティを盛り上げたり、ビル内で開催されるイベントに登壇したりと、どっぷりとこのコミュニティにつかる日々を過ごしました。

人のつながりが実を結び、大きな成果が生まれる

そもそも、このビルのオーナーとなったのは、リクルートに入社した2年目に戸建住宅を購入したところからはじまります。

当時、SUUMOのメディア運営や開発に携わっていた僕は「戸建を購入する人の気持ちを知りたい」という思いで、自宅にするつもりで北新宿の戸建を3,500万円で購入しました。結果的に一時、就活生のシェアハウスのようなことをしていたのですが、翌年には売却に関する企画に携わったのをきっかけに、今度は「家を売る人の気持ちを知りたい」と思い、4,500万円で売却しました。

この購入・売却を担当してくれた不動産会社の営業担当者が、売却の翌年に「弦本さんが面白く活用できそうなビルがあるので、買いませんか?」と声をかけてくれたのが、後の弦本ビルになったのです。

「ビルなんて買いませんよ」と笑いながらも、声をかけられたら基本的に断らない主義の僕は面白そうだと見学に行き、築36年の味のある雰囲気と、5フロアあるにもかかわらず住んでいるのがオーナー家族のたった4人という状況に「もったいない!」と心で叫びました。

周辺の相場、初期費用、土地や建物などについて調査し、活用例をいくつも考え、資金繰りのシミュレーションを行い、「本業の収入と貯金をあわせれば、空室でも月々のローンをなんとか返せる」という算段をつけ、およそ1週間後に契約、1か月後には引き渡しの日を迎えました。

ビルの入居者は、人とのつながりを最大限に活かしてみつけました。幸い27歳でビルを購入する機会に恵まれたので、20代の集まる場所にしたいと思ったのです。

まず、不動産の活用に興味があると言っていた本業のリクルートの先輩に相談し、シェアハウスの運営をしている会社を紹介してもらいました。その会社の共同創業者が『88年会』という1988年生まれの人の集まりに参加していて、コワーキングスペースを運営できる場所を探している別のメンバーがいるということで紹介してもらい、入居が決定。

他の階も、ビルのお披露目パーティーを開催した際にお祝いに来てくれた投資家が、オフィスを探していたベンチャー企業を紹介してくれるなどして、トントン拍子に埋まっていきました。

弦本ビルは起業家が集まる場所となり、3年間で1万人以上が出入りしました。年商1億円を超えるプロジェクトがいくつも誕生し、上場企業に会社やサイトを売却した起業家も生まれました。

私もそんな不動産のオーナーとして日々楽しみながら家賃年収で1,400万円を記録し、満室経営を続けています。

『未来は5マスで考える』書籍紹介

「一人ひとりの可能性をもっと世の中に!」をコンセプトに、副業で複数の事業を起業し、数万人と出会いキャリアを応援してきた筆者が提唱する「5マス式キャリアマップ」

5マスのキャリアマップと18枚のワークシートで、小さなプロジェクトのアイデアを見つけて、「やりがい」と「お金」を両立する自分らしい人生を実現しよう!

未来は5マスで考える

※印刷用のワークシートは こちら からダウンロードできます

『未来は5マスで考える』目次

はじめに

プロローグ あの人はなぜ「自分らしい働き方」を実現できるのか

会社に人生を捧げるだけの時代は終わった
「自分らしく働いている人」をイメージしてみよう
「やりたいこと」ベースではじめる”小さなプロジェクト”
本業を持ちながら別のことに取り組むメリット

第1章 「5マス式キャリアマップ」で自分らしいキャリアを描こう

「5マス式キャリアマップ」とは
5マス式キャリアマップでキャリアの種をみつける方法
小さなプロジェクトの実現に必要な5つの力
「つながる力」が大事な理由
自分を振り返る時間をつくろう

コラム1 僕の人生は「人に会いにいく」ことで変わった 〜同期100人全員に話を聞いて〜

第2章 過去と現在を振り返って「あなたのキーワード」をみつけよう

キャリアの可能性の扉を開こう
ワーク1 自己紹介シートからのキーワード連想
ワーク2 人生のキーワードのリストアップ
ワーク3 人生のモチベーショングラフ
ワーク4 「自分のため」になった瞬間リスト
ワーク5 「誰かのため」になった瞬間リスト

コラム2 「小さなプロジェクト」をいくつも経験して“やりたいこと”を極めていった 〜イベント開催、沖縄への教育実習生派遣、高専生の就職支援〜

第3章 やりがいとお金を両立する「キャリアの種」をみつけよう

自分の可能性に気づく旅へ
ワーク6 「人生の4つのL」で描く未来のビジョン
ワーク7 キーワードの整理
「自分のため」か「誰かのため」かを見分けるヒント
ワーク8 各マスで共通するキーワード探し
ワーク9 「自分のため」と「誰かのため」の両立
オリジナリティのあるテーマに発想を広げるヒント
ワーク10 新たにはじめることリスト
プロジェクトを小さくはじめるヒント
ワーク11 新たにやめることリスト
ワーク12 「どうしてもやめられないこと」の見直し

コラム3 「想いを共有できる場」をもつと夢はどんどん実現していく 〜ビル1棟でコミュニティづくり〜

第4章 「お金」と「収益化」について考えよう

ワクワクするものにお金を使おう
経験することに価値がある
お金は「ありがとう」を形にしたもの
やりがいとお金を両立する収益化のコツ
知っておくと役立つ「ビジネスモデルの基本形」

コラム4 出会いとつながりを120%活かすための「メモ習慣」 〜なぜアイデアが次から次へとわいてくるのか?〜

第5章 行動しながら自分らしいキャリアを実現しよう

実際に行動しながら形にしよう
「副業禁止」でも、お金をもらわずにはじめてみよう
ワーク13 お手本となる人や商品・サービスのリストアップ
ワーク14 企画提案書の作成
ワーク15 「お客さん」探し
ワーク16 「仕入れ先」探し
ワーク17 タスクの洗い出し
ワーク18 振り返りと改善
小さなプロジェクトがうまくいった先の選択肢
アウトソースするほどプロジェクトは成長する

コラム5 想いを「ビジョンシート」にまとめ、どんどん人に会いに行こう 〜人とつながれば、なんだって実現できる〜

付録1 プロジェクトをはじめるときによくある質問
付録2 プロジェクトの成功に必要な業務と外注先
付録3 ワークに取り組む時間割の例

おわりに

感想やコメントをお聞かせください!

本書の感想は、ぜひAmazonのレビューなどでコメントしていただけたら嬉しいです。積極的に声を取り入れて、よりよいものに改善していきたいと考えています。
また、ブログやSNSなどでの投稿も大歓迎です。「#未来は5マスで考える」とつけてください。ワークシートの内容や、取り組みに対するコメントなどをみつけたら、弦本からも積極的にフォローし、応援をさせていただきます。

もちろん僕に直接ご連絡をいただいても喜んでお手伝いします。

未来は5マスで考える

※印刷用のワークシートは こちら からダウンロードできます

関連記事

本書に関連する講義を法政大学キャリアデザイン学部にて行いましたので、あわせて参考にしていただけたら嬉しいです!

記事をシェアしよう
ABOUT US
弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。